亜蘭知子
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亜蘭知子 | |
---|---|
出生名 | 山口智子 |
生誕 | 1958年1月14日(66歳) |
出身地 | 日本・青森県弘前市 |
ジャンル | シティ・ポップ[1][2] |
職業 | |
活動期間 | 1977年 - |
レーベル | |
事務所 | フォーミュラエンタテインメント |
共同作業者 |
亜蘭 知子(あらん ともこ、1958年1月14日[3] - )は、日本の作詞家、歌手、エッセイスト。
来歴
[編集]19歳で作詞家としてデビューした。長戸大幸、織田哲郎とともにBeingの創設に参加した初期所属アーティストの一人。90年代後半にBeingを離脱、現在はフォーミュラエンタテインメントに所属。
1983年にはスーパーコンピューターでジャケットを制作したアルバム『浮遊空間』をリリース。[4]
1987年にはTUBE、織田哲郎らと共に企画ユニット「渚のオールスターズ」を結成しバンド活動を行っていたこともある(1989年解散)。2006年、渚のオールスターズが再結成し、亜蘭も再び参加している。
多くのTV出演でも知られ、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』の初代パーソナリティとしても知られる。
2009年オフィシャルブログを開設、2010年5月27日(木)目黒ブルース・アレイ・ジャパンで復活公演を開催。
2010年代に入って海外で日本のシティ・ポップが注目されることに伴い、1983年5月にリリースしたアルバム『浮遊空間』が海外でも高く評価されるようになった。このアルバムに収録された曲「Midnight Pretenders」を、カナダのシンガーソングライターであるザ・ウィークエンドが、2022年1月にリリースしたシングル「Out Of Time」の中でサンプリング使用している[2]。
ディスコグラフィ
[編集]シングル
[編集]# | 発売日 | タイトル | B面 | 規格 | 規格品番 |
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ワーナー・パイオニア / WARNER RECORDS | |||||
1st | 1981年6月28日 | 悲しきボードビリアン | SO GET UP (要塞の女たち) | EP | L-1528W |
2nd | 1983年5月28日 | BODY TO BODY | ひと夏のタペストリー (TAPESTRY) | EP | M-1501 |
3rd | 1984年6月28日 | Drive To Love (愛の海へ) | もう一度SOUTH WIND | EP | M-1503 |
4th | 1985年3月25日 | LOVE CONNECTION (したたかにWOMAN) | 哀しみのSING | 12inch | M-3601 |
5th | 1986年2月25日 | Till The End Of The World | Rain | EP | M-1506 |
CBS/SONY RECORDS | |||||
6th | 1988年10月21日 | Wait Forever | One And Only | EP | 07SH-3120 |
8cmCD | 10EH-3120 | ||||
7th | 1989年12月1日 | 秋 | Je t'aime 気ままに… | 8cmCD | CSDL-3035 |
8th | 1990年2月1日 | Everything | 日曜日のスキャット | 8cmCD | CSDL-3055 |
ワーナーミュージック・ジャパン | |||||
9th | 2021年9月29日 | MIDNIGHT PRETENDERS/I'M IN LOVE | EP | WQKL-11 |
アルバム
[編集]オリジナルアルバム
[編集]発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
ワーナー・パイオニア / WARNER RECORDS | ||||
1st | 1981年7月25日 | 神経衰弱 | LP | L-12502W |
2nd | 1982年7月25日 | 色彩感覚 | LP | M-12512 |
3rd | 1983年5月28日 | 浮遊空間 | LP | M-12515 |
4th | 1984年6月25日 | More Relax | LP | M-12516 |
1984年10月25日 | CD | 35XL-45 | ||
5th | 1985年4月25日 | IMITATION LONELY ―都会は、淋しがりやのオモチャ箱― | LP | M-12521 |
1985年5月25日 | CD | 32XL-67 | ||
6th | 1986年4月25日 | Last Good-bye | LP | M-12525 |
CD | 32XL-146 | |||
7th | 1987年3月25日 | MIND GAMES | LP | M-12532 |
CD | 32XL-201 | |||
CBS/SONY RECORDS | ||||
8th | 1989年11月21日 | Stay In My Eyes | CD | 32DH-5166 |
CT | 28KH-5166 | |||
9th | 1990年4月21日 | Sunny Side Memories | CD | CSCL-1126 |
ベストアルバム
[編集]発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | ||
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ワーナーミュージック・ジャパン | |||||
1st | 2011年5月11日 | GOLDEN☆BEST The Best | CD | WPCL-10949 | |
2nd | 2020年3月25日 | Warner Years '81〜'87 | CD | WPCL-13187 |
タイアップ一覧
[編集]曲名 | タイアップ | 収録作品 |
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Please, Please, Please (恋は、はじめてじゃないのに) | フルベール化粧品 CFイメージソング | アルバム『IMITATION LONELY ―都会は、淋しがりやのオモチャ箱―』 |
LOVE CONNECTION (したたかにWOMAN) | 宝 カン・チューハイ イメージソング | シングル「LOVE CONNECTION (したたかにWOMAN)」 |
Till The End Of The World | 『スパイラルゾーン』イメージソング | シングル「Till The End Of The World」 |
Wait Forever | JR四国イメージ・ソング | シングル「Wait Forever」 |
秋 | タケダ『スプリエ・ホワイトED』CFイメージソング | シングル「秋」 |
Je t'aime 気ままに… | 東洋ゴム『LIZA』CFイメージソング | |
Everything | 銀座ジュエリー・マキ カメリアダイヤモンド CFイメージソング | シングル「Everything」 |
著書
[編集]- 淋しがりやのオモチャ箱(勁文社、1985.07)
- 葬式ごっこ(旺文社、1999.04) ※絵 浅倉田美子
- 恋のロードサイン(光文社、2003.06.05)
作品を提供した主な歌手
[編集]- 三原順子「セクシー・ナイト」「ド・ラ・ム」「時限爆弾」
- 古川登志夫「HEARTへようこそ」
- 日髙のり子「もう一度・ブラックコーヒー」
- TUBE「シーズン・イン・ザ・サン」「SUMMER DREAM」「BEACH TIME」「DANCE WITH YOU」など20曲。
- B'z「Nothing To Change」
- 西城秀樹「潮騒」
- 南野陽子「KISSしてロンリネス」
- 杉山清貴「青空が目にしみる」
- 倉田まり子「イヴニング・スキャンダル」「June 浪漫」「DAY BY DAY」「恋はライ・ライ・ライ」
- 鈴木早智子「INNOCENT SKY〜悲しみも届かないあの空の向こうへ〜」
- 織田哲郎&9th IMAGE「Sandy」
- 畠田理恵「ターミナル」
- 飯島直子
- 早川めぐみ
- 本城未沙子
- 斉藤さおり(麻倉晶)
- 富沢美智恵
- 大森絹子「今夜はハリケーン」「Remember」「傷だらけのWild」「MAD MACHINE」「VICTORY」「忘れないで」「CHASE THE DREAM」(全曲ともOVA『バブルガムクライシス』で使用)
- 太田貴子「Heartbreak Mistake」
- KEY WEST CLUB
- 古川真一
- 林あさ美「恋してオモナ」
- 田原俊彦
- 徳丸純子「ガラスの靴はいらない」「THE END」
- 戸田恵子
- 日詰昭一郎
- 秋本奈緒美「MY FRIEND」「ジェントルじゃいられない」
- M-BAND
- 楠木勇有行
- 田中利由子
- B.B.QUEENS「君にコケコッコー!」「ひとりぼっちの帰り道」
- 岡江久美子
- 西村知美「MY BEST FRIEND〜悲しい夜はそばにいて〜」
- 清水宏次朗「TOKYO DREAMIN′」
- 叺田理恵
- 今井優子
- 小沢なつき
- 栗林誠一郎
- 坪倉唯子
- 松崎しげる
- 設楽りさ子
- BLUEW
- 伊東ゆかり
- 橋幸夫「神戸ハーバーブルー」「いのちのうた(コロブチカ)」
- 朝加真由美
- 島津ゆたか「指輪」
- 関ゆみ子「ゆめいっぱい」
- レッド・ペッパー・ガールズ「レモンティー 〜搾って、ボクのレモンを〜」
- 柿島伸次
- 山本翔
- 三ツ矢雄二
- ESCOLTA
- 岩城徳栄「愚痴ともだち」(亜蘭知子が作曲までしたのは、この曲だけである)
- 鯉してるオールキャスターズ「勝利を我らに!〜Let's win!〜」
など
テレビ出演
[編集]ラジオ出演
[編集]- ホリディ・ポップス・イン(TBSラジオ)
- FMライト・アップ・タウン〜時間につつまれて〜(エフエム東京)
脚注
[編集]- ^ “タワレコ限定シティ・ポップ”. タワーレコード (2021年5月7日). 2022年1月16日閲覧。
- ^ a b “ザ・ウィークエンド、新作からMV公開。シティポップ歌手、亜蘭知子の曲をサンプリングした曲も”. uDiscovermusic日本版 (ユニバーサルミュージック合同会社). (2022年1月8日) 2022年1月16日閲覧。
- ^ a b 亜蘭知子 CDジャーナル 2018年7月9日閲覧
- ^ “亜蘭知子のアルバム『冬空間』のジャケットができた様子。 – AFTER 5 – Blog”. AFTER 5 - Blog (2023年6月29日). 2023年7月6日閲覧。
外部リンク
[編集]- ワーナーミュージック・ジャパンによる紹介ページ
- 亜蘭知子オフィシャルブログ
- 亜蘭知子(Tomoko Aran) (@tomoko_aran) - X(旧Twitter)