交響曲第4番 (ドヴォルザーク)
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Symphony No. 4, Op. 13 - ネーメ・ヤルヴィ指揮ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団による演奏、PIAS提供のYouTubeアートトラック。 | |
映像 | |
Dvorak Symphony No.4 Part1 de 2,Part2 de 2 - Luis Fernando Madrid指揮ボゴタ・フィルハーモニー管弦楽団(Orquesta Filarmonica de Bogota)による演奏。指揮者自身の公式YouTube。 |
交響曲第4番 ニ短調 作品13, B. 41 は、アントニン・ドヴォルザークが1874年に作曲した交響曲。
概要
[編集]本作は1874年の1月1日から3月26日にかけて作曲されており、完成から数日後に、前年に作曲した『第3番 変ホ長調』(作品10, B. 34)が初演されている。第3番と本作、それに室内楽曲をオーストリア政府文化省に提出し、高額の奨学金を得ることになった。
第3楽章のみが1874年5月25日にプラハで、ベドルジハ・スメタナの指揮により初演されたが、1887年末から1888年初頭にかけて改訂しており、全曲の初演は1892年3月6日にドヴォルザーク自身の指揮により、同じくプラハで行われた。出版はドヴォルザークの死後がら8年が経過した1912年であり、かつては現在の『第8番 ト長調』(作品88, B. 163)が「第4番」として出版されていた。
楽器編成
[編集]フルート2(ピッコロ2持ち替え)、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、ティンパニ、打楽器、ハープ、弦五部。
曲の構成
[編集]全4楽章、演奏時間は約43分(第1楽章の繰り返しを含む)。
- 第3楽章 スケルツォ:アレグロ・フェローチェ
- ニ短調、4分の6拍子。
- 同じくワーグナーの楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』からの影響が見られ、コーダで第1楽章の主題が扱われる。
外部リンク
[編集]- 交響曲第4番 ニ短調 作品13, B. 41の楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト
- Symphony No.4, Op.13(交響曲第4番作品13) - Free Sheet Music (Musopen)