京橋トラストタワー
京橋トラストタワー | |
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施設情報 | |
所在地 | 東京都中央区京橋2丁目1番3号 |
座標 | 北緯35度40分40秒 東経139度46分12.6秒 / 北緯35.67778度 東経139.770167度座標: 北緯35度40分40秒 東経139度46分12.6秒 / 北緯35.67778度 東経139.770167度 |
状態 | 完成 |
着工 | 2011年11月 |
竣工 | 2014年2月 |
用途 | オフィス、ホテル |
地上高 | |
高さ | 107.9m |
各種諸元 | |
階数 | 地上21階、地下3階、塔屋2階 |
敷地面積 | 4,403.86 m² [1] |
延床面積 | 52,470.87 m² [1] |
エレベーター数 | 14基(非常用、駐車場用等含む) |
駐車台数 | 124台 |
関連企業 | |
設計 |
安井建築設計事務所 戸田建設 建築設備設計研究所 |
施工 | 戸田建設 |
デベロッパー | 森トラスト |
京橋トラストタワー(きょうばしトラストタワー)は、東京都中央区京橋2丁目の中央通り沿いに建つ超高層ビルである。
歴史
[編集]この地にはかつて千代田生命保険の社屋があり、1927年から1930年にかけては梁瀬自動車(現:ヤナセ)の本社とショールームが入居した[2]。1981年には地上12階・地下4階の京橋千代田ビルが竣工した[3]。その後物件を取得した森トラストは、2011年11月24日に新たなビルの建設に着手。この時、名称を「京橋トラストタワー」に決定した[4]。2013年3月に国土交通省より民間都市再生事業計画の認定を受け[5]、2014年2月28日に竣工した[6]。
特徴
[編集]東西にやや長い敷地を持ち、北側は三栄ビル(旧味の素本社)、南側は京橋エドグランに接する。中央通りに面する東側は、通り沿いの他の建物の景観に合わせ、高さ31mで高層部をセットバックさせている[4]。
2階から4階にかけては客室数150のコートヤード・バイ・マリオット東京ステーションが入る。5階から上のオフィスフロアはエレベータを南側中央に寄せて、角に柱を配置しない構造により眺望を確保している。低層用と高層用のエレベーターの乗換フロアは13階となる。テナントにクボタの東京本社(16〜21階)[7][8]、LGエレクトロニクス・ジャパンの本社(15階)[注 1]などが入居する。1階には飲食店、4階には貸会議室も設けられる。
一般的な高層建築の1.5倍の耐震性能を持つほか、BCP対応として平常時の8割の電力を7日間供給できる非常用発電設備、戸田建設と富士電機が共同開発した、地震時の建物損傷度判断ツールなどを備える。空地面積の50%、1000m2を越える緑化、LED照明や中水道の採用などの環境施策が行われ、東京都「省エネルギー性能評価書制度」ではAAAランクを達成した[6]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “京橋トラストタワー 建物概要”. 森トラスト. 2017年9月22日閲覧。
- ^ “ヤナセ京橋本社の今昔”. ヤナセ. 2017年9月22日閲覧。
- ^ “京橋千代田ビル” (PDF). 大成建設. 2017年9月22日閲覧。
- ^ a b 『(仮称)京橋二丁目プロジェクト 本日着工 建物名称を『京橋トラストタワー』に決定』(pdf)(プレスリリース)森トラスト、2011年11月24日 。2017年9月22日閲覧。
- ^ 『都市再生特別措置法に基づく民間都市再生事業計画の認定について』(pdf)(プレスリリース)国土交通省都市局まちづくり推進課、2013年3月19日 。2017年9月22日閲覧。
- ^ a b 『『京橋トラストタワー』竣工』(pdf)(プレスリリース)森トラスト、2013年3月19日 。2017年9月22日閲覧。
- ^ 登記上の本店は大阪市浪速区。
- ^ 『東京本社移転に関するお知らせ』(プレスリリース)クボタ、2014年2月27日 。2017年9月22日閲覧。
- ^ LGグループが日本法人社屋を約200億円で急遽売却へ(コリア・エレクトロニクス 2021年3月15日)