コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

京王多摩川駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
京王多摩川から転送)
京王多摩川駅
駅舎(2007年10月12日)
けいおうたまがわ
Keiō-tamagawa
KO18 調布 (1.2 km)
(1.3 km) 京王稲田堤 KO36
地図
所在地 東京都調布市多摩川四丁目40-1
北緯35度38分41.3秒 東経139度32分13.3秒 / 北緯35.644806度 東経139.537028度 / 35.644806; 139.537028座標: 北緯35度38分41.3秒 東経139度32分13.3秒 / 北緯35.644806度 東経139.537028度 / 35.644806; 139.537028
駅番号 KO35
所属事業者 京王電鉄
所属路線 相模原線
キロ程 1.2 km(調布起点)
新宿から16.7 km
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[京王 1]14,562人/日
-2023年-
開業年月日 1916年大正5年)6月1日
備考 1937年昭和12年)、多摩川原駅より改称
テンプレートを表示

京王多摩川駅(けいおうたまがわえき)は、東京都調布市多摩川四丁目にある、京王電鉄相模原線である。京王相模原管区所属。駅番号KO35

歴史

[編集]

開設当初は調布駅より分岐した路線の終着駅であり、駅構造も頭端式ホームとなっていた。多摩川で採れる砂利鉄道貨物輸送が主な目的であったが、1927年昭和2年)に京王閣が開業してからは多くの行楽客に利用された。京王閣閉鎖後、跡地は京王閣競輪場となり、最寄駅として機能している。相模原線が京王よみうりランド駅まで延伸した後は中間駅となった。

駅開設当時の駅名「多摩川原駅」は、この駅が多摩川砂利輸送を目的としたことから名付けられた。現在の「京王多摩川駅」は、駅所在地付近に「多摩川」が流れていることと、当時の東京横浜電鉄(現・東急電鉄東横線多摩川園前駅(後の多摩川園駅)の旧名称が「多摩川駅」であったため、「京王」と冠されたことによるものである。なお、多摩川園前駅(後の多摩川園駅)は2000年(平成12年)に多摩川駅の名称に再び戻された。

年表

[編集]

駅構造

[編集]

相対式ホーム2面2線を有する高架駅。改札口は通常北側のみ営業しているが、京王閣競輪開催時と調布市花火大会開催時には南側の臨時改札口[注釈 1]も営業する。各ホームには北側改札と連絡するエレベーター待合室を設置している。売店「A LoT」は改札部にあったが、平成31年2月限りで閉店した。

のりば

[編集]
番線 路線 方向 行先
1 KO 相模原線 下り 京王よみうりランド京王多摩センター橋本方面
2 上り 調布明大前笹塚新宿S都営新宿線方面

利用状況

[編集]

2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員14,562人である[京王 1]

近年の1日平均乗降乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[** 1]
年度 1日平均
乗降人員[** 2]
1日平均
乗車人員[** 3]
出典
1955年(昭和30年) 6,866
1960年(昭和35年) 9,206
1965年(昭和40年) 13,935
1970年(昭和45年) 14,690
[注釈 2]1971年(昭和46年) 14,689
1975年(昭和50年) 15,575
1980年(昭和55年) 16,769
1985年(昭和60年) 15,369 8,638
1990年(平成02年) 17,892 9,455 [* 1]
1991年(平成03年) 18,144 9,607 [* 2]
1992年(平成04年) 9,468 [* 3]
1993年(平成05年) 8,877 [* 4]
1994年(平成06年) 8,600 [* 5]
1995年(平成07年) 16,489 8,473 [* 6]
1996年(平成08年) 8,299 [* 7]
1997年(平成09年) 16,047 8,295 [* 8]
1998年(平成10年) 16,368 8,425 [* 9]
1999年(平成11年) 16,124 8,164 [* 10]
2000年(平成12年) 16,537 8,370 [* 11]
2001年(平成13年) 16,623 8,392 [* 12]
2002年(平成14年) 16,672 8,444 [* 13]
2003年(平成15年) 16,328 8,180 [* 14]
2004年(平成16年) 16,586 8,301 [* 15]
2005年(平成17年) 16,160 8,222 [* 16]
2006年(平成18年) 15,768 8,167 [* 17]
2007年(平成19年) 16,363 8,399 [* 18]
2008年(平成20年) 16,298 8,315 [* 19]
2009年(平成21年) 16,236 8,274 [* 20]
2010年(平成22年) 16,108 8,156 [* 21]
2011年(平成23年) 15,887 8,022 [* 22]
2012年(平成24年) 16,430 8,310 [* 23]
2013年(平成25年) 16,744 8,455 [* 24]
2014年(平成26年) 16,937 8,537 [* 25]
2015年(平成27年) 17,404 8,749 [* 26]
2016年(平成28年) 17,594 8,852 [* 27]
2017年(平成29年) 17,686 8,896 [* 28]
2018年(平成30年) 17,701 8,882 [* 29]
2019年(令和元年) 17,021 8,508 [* 30]
2020年(令和02年) 12,409 6,241 [* 31]
2021年(令和03年) [京王 2]12,915 6,372 [* 32]
2022年(令和04年) [京王 3]13,949
2023年(令和05年) [京王 1]14,562

駅周辺

[編集]

駅から南に行くと多摩川の土手に出る。東には桜堤通りがあり、調布市染地まで約1km並木が続く。駅真下を交差して流れる府中用水を跨ぐ形で、駅東側の高架線沿いには競輪場への来場者を対象にした飲食店が立地する。

商業施設の多い調布駅に近いことから、当駅周辺には大型商業施設は少ない。2000年代に入ってから駅周辺にマンションが数多く建設されている。2024年7月以降、京王電鉄が駅周辺の市街地再開発に着手しており、駅もホームドア設置など改良工事を予定している[2]

駅東側

[編集]

駅西側

[編集]

高架下

[編集]

過去に所在した施設など

[編集]

駅東側

[編集]

駅西側

[編集]

バス路線

[編集]

「京王多摩川駅」調布市ミニバス

「調布南高校前」(調布市ミニバス・京王バス

  • 西路線(調43) 地域福祉センター・飛田給駅北口行 / 調布駅南口行
  • 調41 多摩川住宅西行 / 調布駅南口行
  • 調45・調46 多摩川住宅西循環 / 調布駅南口行

隣の駅

[編集]
京王電鉄
KO 相模原線
特急・急行
通過臨時停車の場合あり)
区間急行・快速・各駅停車
調布駅 (KO18) - 京王多摩川駅 (KO35) - 京王稲田堤駅 (KO36)
京王9000系30番台7000系の一部(LCD搭載車)での、次駅が京王多摩川駅である表示。『京王フローラルガーデン「アンジェ」下車駅』とは表示されない。なお、この表示は2画面化に伴い改修された。

LED車内案内表示器に表示される次駅案内では、『京王多摩川 京王フローラルガーデン「アンジェ」下車駅』と表示される。LCD式表示器搭載車や、東京都交通局所有の都営地下鉄新宿線車両の場合、この表示はされない。

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 近年は、競輪開催時の場合も一部開催を除き閉鎖している。
  2. ^ 相模原線延伸時年度。

出典

[編集]
  1. ^ "2月14日(金)始発から布田駅・京王多摩川駅の列車接近メロディーが映画の主題歌に変わります! 〜記念イベントでは映画監督周防正行氏と作曲家周防義和氏によるトークショー実施〜" (PDF) (Press release). 京王電鉄 / 調布市. 6 February 2020. 2020年2月27日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年4月11日閲覧
  2. ^ ~多世代が集う「住み継がれる、暮らし継がれる街」を目指して~京王多摩川駅周辺地区土地区画整理事業 基盤整備工事 2024年7月着工 京王電鉄(2024年6月28日)
統計データ
  1. ^ 調布市統計書d - 調布市
  2. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  3. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
東京都統計年鑑
京王電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 京王電鉄株式会社. “駅別乗降人数” (pdf). 2024年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月27日閲覧。
  2. ^ 京王電鉄株式会社. “1日の駅別乗降人員”. 2022年6月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月22日閲覧。
  3. ^ 京王電鉄株式会社. “1日の駅別乗降人員”. 2023年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月1日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]