京都府立宮津高等学校
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(京都府立宮津高等学校伊根分校から転送)
京都府立宮津高等学校 | |
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北緯35度31分45.8秒 東経135度11分21.7秒 / 北緯35.529389度 東経135.189361度座標: 北緯35度31分45.8秒 東経135度11分21.7秒 / 北緯35.529389度 東経135.189361度 | |
過去の名称 |
京都府立第四中學校 京都府立宮津中學校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 京都府 |
学区 | 丹後通学圏 |
併合学校 |
京都府立宮津高等女學校 京都府立宮津実業學校 |
設立年月日 |
1903年4月 (旧宮津実業は1919年5月) |
閉校年月日 | 2023年3月31日[1] |
共学・別学 | 男女共学 |
分校 | 伊根分校 |
課程 |
全日制課程(本校) 昼間定時制課程(伊根分校) |
単位制・学年制 | 単位制 |
設置学科 |
普通科 建築科 |
学校コード | D126210000319 |
高校コード | 26128K |
所在地 | 〒626-0034 |
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外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
京都府立宮津高等学校(きょうとふりつ みやづこうとうがっこう)は、京都府宮津市字滝馬に所在した公立高等学校。地元では「宮高」(みやこう)と呼ばれることがあった。
1903年(明治36年)、京都府立第四中學校として、一中(現洛北高校)・二中(現鳥羽高校)・三中(現福知山高校)に次ぐ京都府4校目の旧制中学校として開校した。与謝郡伊根町には昼間定時制課程の伊根分校があった。統合による学校再編のため、2020年度より本校、伊根分校ともに生徒募集を停止し、2023年に伊根分校の閉校により当校の歴史に幕を下ろした。
設置学科
[編集]- 本校(全日制課程)
- 伊根分校(昼間定時制課程)
沿革
[編集]- 1903年(明治36年)4月 - 京都府によって京都府立第四中学校が設立される。
- 1906年(明治39年)4月 - 与謝郡によって与謝郡立高等女学校が設立される。
- 1918年(大正7年)4月 - 第四中学校が、京都府立宮津中学校と改称される。
- 1923年(大正12年)1月 - 高等女学校が京都府に移管され、京都府立宮津高等女学校とされる。
- 1948年(昭和23年)4月 - 学制改革により宮津中学校と宮津高等女学校を統合し、京都府立宮津高等学校が設立される。
- 1948年(昭和23年)10月 - 高校三原則により京都府立宮津実業高等学校[注 1]と宮津高校が合併。京都府立宮津高等学校が改めて設立される[2]。
- 1996年4月1日 - 本校定時制課程(普通科)の生徒募集停止。
- 1999年3月31日 - 本校定時制課程を閉課。
- 2020年(令和2年)3月 - 本校および伊根分校生徒募集停止。
- 2020年(令和2年)4月 - 京都府立宮津天橋高等学校開校。本校校地内に宮津学舎を置く。
- 2020年(令和2年)4月 - 宮津高校伊根分校・京都府立網野高等学校間人分校・京都府立峰山高等学校弥栄分校の統合校として、峰山高校弥栄分校内に京都府立清新高等学校が開校。
- 2022年(令和4年)3月1日 - 全日制最後の卒業式が行われ、続いて新校への「継承式」が挙行された。2021年度末をもって全日制本校は京都府立宮津天橋高校へ移行する[3][4]。
- 2023年(令和5年)3月 - 定時制の伊根分校が閉校[5]。
部活動
[編集]本校
[編集]- 体育系
- バレーボール部(男子・女子)
- ソフトテニス部
- 女子ソフトボール部
- ボート部
- バドミントン部
- 陸上競技部
- バスケットボール部(男子・女子)
- 硬式野球部
- サッカー部
- ヨット部
- 文化系
- 茶道部
- 琴部
- 華道部
- 情報処理部
- 家庭科部
- 建築研究部
- 吹奏楽部
- 美術部
- 書道部
- 演劇部
- ICC(International Communication Club)
- 写真部
- フィールド探求部
- 放送部(休部中)
伊根分校
[編集]- 体育系(前期)
- 野球部
- バドミントン部
- バスケットボール部
- 卓球部
- ソフトテニス部
- 文化部(後期)
- 茶道部
- 華道部
- 軽音楽部
- コンピュータ部
- 手芸・園芸部
- 囲碁・将棋部
- 管弦楽部
特色
[編集]毎年数十名が国公立大学に進学している[6]。普通科は、1年生は数学、英語での習熟度別のクラス分けがあり、2年生から国公立大学や私立文系大学、専門学校への進学などに対応した「文系」と、国公立大学や私立理科系大学への進学に対応した「理系」に分かれる。部活動も盛んで、特に野球部と吹奏楽部の人数が多い。制服は、男子は詰襟の学生服、女子は京都府では唯一採用されているセーラー服だったが全日制の廃止と同時に消滅した。(セーラー服が昭和28年に制服として制定される前は、男子と違い女子には制服が無かった)
出身者
[編集]- 前尾繁三郎 - 衆議院議員・大蔵官僚。第58代衆議院議長。
- 山口開生 - 実業家・逓信官僚。第2代日本電信電話株式会社(NTT)社長・会長。
- 三谷隆信 - 外務官僚。侍従長。
- 岡本季正 - 外務官僚。駐蘭大使(1952-)、駐スウェーデン公使(1942-)。宮城事件。
- 岡本愛祐 - 参議院議員・宮内官僚。帝室林野局長官(1945-)、内匠頭(1944-)。
- 山添利作 - 農林官僚。第3代農林事務次官。
- 荒賀泰太 - 厚生官僚。厚生省薬務局長。
- 石井寛明 - 判事。京都地方裁判所長。
- 上杉孝實 - 教育学者。京都大学名誉教授。
- 上總康行 - 会計学者。京都大学名誉教授。
- 日引聡 - 経済学者。東北大学大学院経済学研究科教授
- 日引俊詞 - 原子力科学者。パデュー大学名誉教授
- 井上正嗣 - 政治家。宮津市長。
- 山添藤真 - 政治家。与謝野町長。
- 橋本武 - 教育者。灘中学校・高等学校教頭。
- 三嶋一聲 - 民謡歌手。
- 田村しげる - 作曲家。
- 中村とうよう - 音楽評論家。
- 高岡亜衣 - 書道家。
- 麻月鞠緒 - 宝塚歌劇団男役。
- 糸井嘉男 - プロ野球選手。
- 中島博征 - プロ野球選手。
- 木崎良子 - 女子陸上競技選手(中・長距離)。ロンドン五輪女子マラソン日本代表。
- 西原加純 - 女子陸上競技選手(中・長距離)。
- 川嶋利佳 - 女子陸上競技選手(中・長距離)。
- 澤美加 - 女子陸上競技選手(中・長距離)。
- 川村楓 - 女子陸上競技選手(長距離)。
アクセス
[編集]脚注・参考文献
[編集]注釈
[編集]- ^ 1919年5月に設立の宮津町城東村学校組合立宮津実業学校が、1920年4月に京都府立宮津実業学校、次いで1921年5月に京都府立宮津商業学校となり、戦時期の1944年3月に京都府立宮津工業学校に転換した。さらに、戦後の学制改革により1948年4月に京都府立宮津実業高等学校として設立されていた。
出典
[編集]- ^ 京都府立高等学校等設置条例 附則(令和元年条例第8号)(2)
- ^ 「沿革概要」京都府教育委員会ウェブサイト、2024年11月29日閲覧
- ^ NHKニュースWeb「京都府北部の府立高校 統合先への移行や閉校で校旗など継承式」
- ^ “公立高で卒業式、感染対策で式典短縮”. 朝日新聞社. (2022年3月2日) 2022年3月2日閲覧。
- ^ 「75年の歴史に幕、宮津高等学校伊根分校閉校式」『広報伊根』第620号、伊根町、2023年3月1日、2頁。
- ^ 宮津高校 進路指導
関連項目
[編集]- 京都府高等学校の廃校一覧
- 日本の工業に関する学科設置高等学校一覧
- 旧制中学校
- 高等女学校
- 実業学校
- ナンバースクール
- 京都府立宮津天橋高等学校 - 全日制課程の後継校
- 京都府立清新高等学校 - 定時制課程の後継校
外部リンク
[編集]- “京都府立宮津高等学校”. 2022年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月4日閲覧。