コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

京都猟銃発砲事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

京都猟銃発砲事件(きょうとりょうじゅうはっぽうじけん)とは、2003年平成15年)9月京都府京都市山科区で発生した猟銃による殺人事件である[1]

概要

[編集]

2003年平成15年)9月20日午後8時頃、京都市山科区大塚野溝町で被害者(当時35歳)が自宅前の路上で頭から血を流して死亡しているのを住民からの110番通報を受けて駆けつけた山科署員が発見した[2]。その後、西向かいに住む男(当時63歳)が自宅玄関で胸から血を流して死亡しているのを発見した[2][3]

最初の110番通報の数分後、男が京都府警山科警察署に「人を殺した」と110番通報したことから、男が被害者の頭を猟銃散弾銃)で撃ち殺害した後に自宅に戻り、自身の胸を猟銃で撃ち自殺したと断定した[2][3]

男は1975年昭和50年)に京都府公安委員会から散弾銃所持許可を得ており、事件当時は自宅に散弾銃を二丁保管していた[3]

被害者が道路にはみ出すように駐車する事で1年以上前からトラブルとなっており、事件直前も口論していた[3]

脚注

[編集]
  1. ^ 交通トラブルの末に隣人を射殺”. 2022年2月1日閲覧。
  2. ^ a b c 毎日新聞』2003年9月21日 大阪朝刊 社会面29頁「63歳男が隣人射殺し、自殺 駐車巡りトラブル?--京都・山科署」(毎日新聞大阪本社
  3. ^ a b c d 読売新聞』2003年9月21日 全国版 東京朝刊 社会39頁「京都の住宅街、63歳が隣人射殺し自殺か」(読売新聞東京本社