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人に歴史あり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
人に歴史あり
ジャンル トーク番組
出演者 八木治郎
オープニング 木下忠司
製作
制作 東京12チャンネル
放送
放送国・地域日本の旗 日本
水曜21時台
放送期間1968年5月15日 - 1970年3月
放送時間水曜 21:00 - 21:30
放送分30分
金曜22時台
放送期間1970年4月 - 1976年3月
放送時間金曜 22:00 - 22:30
放送分30分
水曜22時台
放送期間1976年4月 - 1981年9月23日
放送時間水曜 22:00 - 22:30
放送分30分
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人に歴史あり』(ひとにれきしあり)は、1968年5月15日から1981年9月23日まで東京12チャンネル(現・テレビ東京)で放送されていたトーク番組である。塩野義製薬の一社提供。協力:文藝春秋

概要

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毎回日本を代表する著名人を1人取り上げ、その人物本人や周囲を取り巻く関係者による証言・インタビューを通して検証していくというものであった[1]。インタビュアーを務めていたのは八木治郎で、八木は毎回テーマソングに合わせて「人の世の潮騒の中に生まれて、去り行く時の流れにも消しえぬ一筋の足跡がある。今日は○○さん(その回に登場するゲスト)の歴史を振り返ってみたいと思います」というナレーションを入れていた。

1981年10月1日に東京12チャンネルが社名をテレビ東京に変更するのに伴う番組改革の一環として[要出典]、同年9月23日放送分をもって終了した。

題字は川端康成[2]

放送時間

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いずれも日本標準時

  • 水曜 21:00 - 21:30 (1968年5月15日 - 1970年3月)
  • 金曜 22:00 - 22:30 (1970年4月 - 1976年3月)
  • 水曜 22:00 - 22:30 (1976年4月 - 1981年9月23日)

番組内容

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放送日 登場人物 ゲスト
1968年7月 古今亭志ん生
1968年10月 桂文楽
1969年4月 尾上松緑
1969年11月 春風亭柳橋
1970年4月 松下幸之助
1970年7月 辻嘉一
1970年8月 林家正蔵
1971年1月 湯川秀樹
1971年3月 三木武夫
1971年9月3日 大平正芳 幸せを見つめる政治家 池田満枝ほか
1971年9月10日 宝井馬琴 誇り高き講談師 山岡荘八ほか
1973年5月 市川房枝
1973年11月 江上トミ
1973年12月7日 西村晃 誇り高き三文役者 三木のり平今村昌平
1973年12月21日 片山哲 川崎秀二、受田新吉ほか
1974年7月 田村魚菜

スタッフ

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  • テーマソング演奏・歌:木下忠司
  • 作・構成:血脇啓寿

放送局

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パロディ

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おぼっちゃまくん』(製作・シンエイ動画テレビ朝日系列)のテレビアニメの1992年度のミニコーナーに「御坊家に歴史あり」があり、本編終了後に位置していた。内容は伝記をコミカルにアレンジしたものとなっている。この時の提供は塩野義製薬一社だった。

1993年6月29日放送のフジテレビドリフ大爆笑』で、高木ブーの半生にスポットを当てた本番組のパロディコント「人に歴史あり 高木友之助(高木の本名)」が行われた。スポットライトに照らされたスーツ姿の高木がウクレレを持って登場し、牧原が高木の生い立ちから青春時代、ザ・ドリフターズ結成までを語りあげた。そして最後に「高木友之助 死去」のテロップが出ると高木が「なんで?」と語った。

オープニングの音楽には本家と同じ木下忠司の物を使用していたが、ナレーションはフジテレビアナウンサーの牧原俊幸が行っていた。

脚注

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  1. ^ 「習慣「TVガイド」 / 編集部」『広告批評』第11号、マドラ出版、1980年3月1日、48頁、NDLJP:1852975/26 
  2. ^ 「懐かしのTV番組テーマ大全集」
東京12チャンネル 水曜21:00枠
前番組 番組名 次番組
なつかしの歌声(つなぎ番組時代)
人に歴史あり
(1968年5月15日 - 1970年3月)
サントリー名画劇場
※21:00 - 22:25
【水曜21:30枠から移動】
東京12チャンネル 金曜22:00枠
人に歴史あり
(1970年4月 - 1976年3月)
チャンネル泥棒!快感ギャグ番組!
空飛ぶモンティ・パイソン

(1976年4月9日 - 1976年9月24日)
※22:00 - 22:54
東京12チャンネル 水曜22:00枠
人に歴史あり
(1976年4月 - 1981年9月23日)