人生、ただいま修行中
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人生、ただいま修行中 | |
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De chaque instant | |
監督 | ニコラ・フィリベール |
音楽 | Yolande Decarsin |
撮影 | ニコラ・フィリベール |
編集 | ニコラ・フィリベール |
公開 | |
上映時間 | 105分 |
製作国 | フランス |
言語 | フランス語 |
『人生、ただいま修行中』(じんせい ただいましゅぎょうちゅう、フランス語: De chaque instant)は、ニコラ・フィリベールが監督し、2018年に公開されたフランスのドキュメンタリー映画。
あらすじ
[編集]出身地や宗教なども様々な男女40人ほどが学ぶパリ郊外の看護学校を舞台に、講義や研修に悪戦苦闘する生徒たちの姿を追い、彼らの声が伝えられる[1]。
原題は、「すべての瞬間に」「いつも常に」といった意味。
制作
[編集]きっかけ
[編集]2016年1月、ニコラ・フィリベールは塞栓が生じ、救急外来に搬送され、さらに集中治療室へ連れて行かれた。退院後、彼は看護師についての映画を作ることにした[2]。
撮影
[編集]このドキュメンタリーは、モントルイユのサン・サイモン・クロスのIFPS財団 (IFPS Fondation Œuvre de la Croix Saint-Simon) の施設で撮影された[2]。
フィリベールは自らカメラを回し、比較的少数である3-4人のチームで撮影をおこなった[3]。また、「カメラの存在を忘れさせるのではなく、受け入れてもらう。彼らを撮るというより、一緒に存在する」という方針のもと、時には「撮らないこと」で、撮影される側の生徒たちとの間に信頼関係を築いていったという[3]。
公開
[編集]批評サイト
[編集]フランスのアロシネのウェブサイトでは、3.8/5の平均プレスレビューと、3.3/5の平均視聴者レビューとなっている[4]。
評価
[編集]選出
[編集]ノミネーション
[編集]- セザール賞2019 :
- セザール最優秀ドキュメンタリー賞 (César du meilleur film documentaire) - ニコラ・フィリベール
- リュミエール賞 (Lumières de la presse internationale)
- ドキュメンタリー部門 (Prix Lumières du meilleur documentaire)
脚注
[編集]- ^ 稲垣都々世 (2019年11月1日). “(評・映画)「人生、ただいま修行中」 人間の本質、温かな眼差しで”. 朝日新聞・夕刊: p. 3 - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
- ^ a b “De chaque instant - dossier de presse” (フランス語). Les Films du Losange. 2018年8月28日閲覧。
- ^ a b “「撮らないこと」で信頼築く フィリベール監督 看護学生のドキュメンタリー”. 読売新聞・東京夕刊: p. 6. (2019年11月8日) - ヨミダス歴史館にて閲覧
- ^ “De chaque instant” (フランス語). Allociné. 2018年8月30日閲覧。
参考文献
[編集]- Nathalie Chifflet, « Apprentis aux petits soins», Le Républicain Lorrain, Groupe Républicain Lorrain Communication, Woippy, 29 août 2018, p.21, ISSN 0397-0639
外部リンク
[編集]- 人生、ただいま修行中 - IMDb
- 人生、ただいま修行中 - 日本語公式サイト