今井城 (越後国)
表示
今井城 (新潟県) | |
---|---|
城郭構造 | 山城 |
天守構造 | なし |
築城主 | 今井兼平? |
築城年 | 不明、平安時代末? |
主な城主 | 市河氏、金子次郎右衛門 |
廃城年 | 慶長3年(1598年)頃 |
遺構 | 曲輪、空堀、土塁、畝形阻塞 |
指定文化財 | 新潟県指定史跡[1] |
再建造物 | 解説板 |
位置 | 北緯36度59分19.2秒 東経138度36分57.0秒 / 北緯36.988667度 東経138.615833度座標: 北緯36度59分19.2秒 東経138度36分57.0秒 / 北緯36.988667度 東経138.615833度 |
地図 |
今井城(いまいじょう)は、新潟県中魚沼郡津南町上郷大井平字城にあった日本の城。新潟県指定史跡[1]。
概要
[編集]信濃川に面した河岸段丘の先端に造られた山城である。東西を信濃川支流の渓谷に囲まれた要害で、曲輪や空堀・土塁・畝形阻塞などの遺構群が良好に遺存している[2]。平安時代末の寿永年間(1182年-1185年)には、木曽義仲に仕えた今井兼平の居城であったと伝承される(『中魚沼郡誌』)。城の南東側に土塁などの防備が構築されていないことから、南北朝時代には信濃国の市河氏管轄下にあったと考えられている。戦国時代には上杉氏の勢力下に入り、金子次郎右衛門が城番を務めたが、慶長3年(1598年)の上杉景勝の会津移封に伴い廃城となったという[1]。
2013年(平成25年)3月26日に新潟県指定史跡に指定された[1][3]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 津南町 2013『広報つなん№622』(2013年4月20日号)p.24