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今尾神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
今尾神社

門前正面
所在地 岐阜県海津市平田町今尾3055-8
位置 北緯35度15分07秒 東経136度37分31秒 / 北緯35.25194度 東経136.62528度 / 35.25194; 136.62528 (今尾神社)座標: 北緯35度15分07秒 東経136度37分31秒 / 北緯35.25194度 東経136.62528度 / 35.25194; 136.62528 (今尾神社)
主祭神 豊受姫大神
天津大神
社格郷社金幣社
創建 慶長19年(1614年)
例祭 10月18日
主な神事 春の大祭・左義長(旧暦1月17日)
地図
今尾神社の位置(岐阜県内)
今尾神社
今尾神社
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今尾神社(いまおじんじゃ)は、岐阜県海津市にある神社旧社格郷社。春の大祭は、「今尾の左義長祭」として知られ、大規模な左義長であり、岐阜県重要無形民俗文化財に指定されている[1]

祭神

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主祭神
配祀神

歴史

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  • 慶長19年(1614年)、今尾の伊勢神宮神領に外宮より豊受姫大神を勧請し、神明神社として創建される。
  • 明治29年(1896年)、今尾の産土神とされる天津神社(創建時期不明、郷社)が長良川揖斐川の洪水で流出する。御神体は無事であり、神明神社に仮移設される。
  • 昭和3年(1928年)、神明神社に天津神社が合祀される。この際に地名より今尾神社に改称される。
  • 昭和9年(1934年)、社殿を改築する。

境内社

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祭事

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今尾の左義長

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2008年、今尾秋葉神社にて(他画像
  • 旧暦1月17日に行われる左義長であり、各氏子組毎に作り上げられる物は鼓型で、高さ6m、周囲6m、重さ2tになる。使われる竹は1,000本以上という。この鼓型竹神輿に、神宮大麻や今尾神社、今尾秋葉神社の神札を結び付け、正面には海老の飾り物をつけ、「 和合楽 」「 自福円満楽 」「 家内長久 」と大書した五色旗を立てる。
  • 当日早朝、今尾神社で神事が行われた後、御旅所の今尾秋葉神社の方に各氏子の手で運ばれ、宮司の手から神前の灯明の火を取り継ぎ氏子が点火する。火花が飛び散るこの周りを長襦袢、白足袋姿の若者が走り回る。7割が燃えたころに、その年の恵方の方位へ倒して吉凶を占う。この残り火で焼いた餅を食べると無病息災という。
  • 明和4年(1767年)に境外社の今尾秋葉神社が創建されているのだが、左義長は今尾秋葉神社創建以前より行われていたという。安政5年(1858年)、今尾藩9代目藩主竹腰正富が倹約令により左義長を中止させたところ、今尾藩で大火が起きてしまったという。このことから翌年には、火難災難厄除けの祭りとして再開されている。

立地

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所在地
交通アクセス
  • 最寄バス停:名阪近鉄バス海津線 バス停「今尾」下車後、徒歩約8分(北へ約650m)

関連項目

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脚注

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出典

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  1. ^ 今尾左義長”. 岐阜県. 2012年10月16日閲覧。

外部リンク

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