今岡謙太郎
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今岡 謙太郎(いまおか けんたろう、1964年[1] - )は、日本の演芸研究家。武蔵野美術大学教養文化・学芸員課程教授(日本古典芸能)。諸芸懇話会会員、歌舞伎学会会員、楽劇学会会員。
来歴
[編集]神奈川県生まれ。早稲田大学第二文学部卒業、同大学院文学研究科芸術学(演劇)専攻修士課程修了、博士課程満期退学[1]。おもな研究テーマは幕末~明治の諸芸の交流、河竹黙阿弥作品の研究。早稲田大学文学部助手、非常勤講師などを経て2003年、武蔵野美術大学助教授。現在同大学教授。早稲田大学エクステンションセンター講師などを務める。
人物
[編集]高校時代は演劇部に所属。大学では落語研究会に所属、林家たい平・柳家喬太郎・入船亭扇辰などと同時期に学生落語を演じていた。
著作
[編集]- 日本古典芸能史(2008年4月、武蔵野美術大学出版局)
共著・執筆
[編集]- 歌舞伎オン・ステージ 天衣紛上野初花(1997年8月、白水社) - 古井戸秀夫との共著
- 「落語の世界Ⅰ 落語の愉しみ」(2003年6月、岩波書店)- 「落語・講談と歌舞伎」執筆
- ショトル・ミュージアム 芝居絵に見る江戸・明治の歌舞伎(2003年7月、小学館)執筆
- 「落語とメディア」展図録(2016年10月、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館)- 執筆
- 昭和の落語名人列伝(2019年7月、淡交新書)- 中川桂とともに監修執筆、宮信明・重藤暁とともに執筆。
脚注
[編集]- ^ a b 今岡謙太郎・中川桂・宮信明・重藤暁『昭和の落語名人列伝』淡交社、2019年7月20日、327頁。ISBN 9784473042880。