仙台花壇団地
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仙台花壇団地(せんだいかだんだんち)は、宮城県仙台市に立地する日本住宅公団の造成した公団住宅である。
概要
[編集]広瀬川が形成した河岸段丘の内、最も新しい仙台下町段丘の段丘面上にある団地である。広瀬川右岸にそそり立つ青葉山段丘と、左岸にある仙台中町段丘との間にあって、両段丘と標高差が大きい下町段丘は、谷底にあるような風景となっている。また、当団地の辺りでは広瀬川が蛇行している。
広瀬川上流に大倉ダムが1956年(昭和31年)に着工し、当団地は1958年(昭和33年)10月に入居が開始された。大倉ダムの竣工は1961年(昭和36年)である。
東北地方では花壇団地が初の公団住宅であり、2番目は1966年(昭和41年)の黒松団地である。すなわち、この2つの団地の間にあたる高度経済成長前半の昭和30年代には、東北地方で公団住宅が造成されることはなかった。
2021年5月より解体される。
この団地の住棟の北廊下の階段室には窓がはめ込まれており、寒冷地に対応した仕様となっている。
基本データ
[編集]住棟構成
[編集]交通
[編集]- 仙台駅西口バスプール10番のりばより仙台市営バスに乗り、「片平一丁目検察庁前」バス停にて下車、徒歩約7分。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 仙台花壇団地-UR賃貸住宅-宮城県住宅供給公社(2012年12月19日時点のアーカイブ) - 宮城県住宅供給公社による仙台花壇団地の紹介
座標: 北緯38度15分14.1秒 東経140度51分49.2秒 / 北緯38.253917度 東経140.863667度