令狐
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令狐 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 令狐 |
簡体字: | 令狐 |
拼音: | Línghú |
注音符号: | ㄌㄧㄥˊㄏㄨˊ |
ラテン字: | Linghu |
広東語発音: | Ling4wu4 |
上海語発音: | Lin1wu1 |
台湾語白話字: | Lēng-hô͘ |
令狐(れいこ)は、漢姓のひとつ。『百家姓』の432番目。2020年の中華人民共和国の統計では4番目に多い複姓で、5.5万人がいる[1]。台湾の2018年の統計では959番目に多い姓で、17人がいる[2]。
由来
[編集]春秋時代の晋の魏顆(魏犨の子)が軍功を立てて[3]令狐の地(現在の山西省臨猗県)に封ぜられ、土地の名を氏としたことにはじまる[4]。
王莽の時に乱を避けて敦煌へ移り、令狐氏は敦煌の名家となった[4][5]。
明の楊慎によると、唐代には令狐楚の影響で、胡姓の者が多く令狐に姓を変えたという[6]。
著名な人物
[編集]- 令狐愚 - 三国時代の魏の政治家。
- 楊茂搜 - 前仇池の初代君主。本姓は令狐。
- 令狐徳棻 - 唐の歴史家。
- 令狐楚 - 唐の詩人。
- 令狐潮 - 唐の軍人。
- 令狐綯 - 唐の政治家。
- 令計画 - 中華人民共和国の政治家。本姓は令狐。
架空の人物
[編集]脚注
[編集]- ^ “《二〇二〇年全国姓名报告》发布_部门政务_中国政府网”. www.gov.cn (2021年2月8日). 2023年1月19日閲覧。
- ^ “全國姓名統計分析”. 中華民国内政部. p. 288 (2018年10月). 2023年1月19日閲覧。
- ^ 『春秋左氏伝』宣公十五年秋七月伝に見える
- ^ a b 鄭樵『通志』 巻二十七・氏族略・令狐氏、1161年 。「姫姓。周文王子畢公高之後有畢万、仕晋。其子犨封於魏。魏犨之子顆、以獲秦将杜回功、別封於令狐、故為令狐顆。其地在今猗氏県西十五里。漢有令狐邁、避王莽乱、居敦煌。」
- ^ 『新唐書』宰相世系五下。
- ^ 楊慎『升菴集』 巻五十・李姓非天 。「大抵唐人族姓多冒濫。如令狐楚入相後、天下姓胡者、改胡為狐、而上加令字以附之。温庭筠詩云「自従元相登庸後、天下諸胡尽帯鈴。」」