仮面の正体
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『仮面の正体』 | ||||
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キッス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ハードロック | |||
レーベル | カサブランカ | |||
プロデュース | ヴィニ・ポンシア | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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キッス アルバム 年表 | ||||
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仮面の正体(かめんのしょうたい、英:Unmasked)は1980年にキッスが発表した8枚目のスタジオアルバム。
前作『地獄からの脱出』のヒットに気を良くしたメンバーは、前作を担当したプロデューサー、ヴィニ・ポンシアを再度起用し、さらなるポップ化路線を進めることを決定、本作を制作した。しかし期待したほどの反応は得られず売上は下降。結果的に、次回作「〜エルダー〜 魔界大決戦」と共にバンドの混乱期を象徴する1枚となった。
外部作家を多く取り入れてキャッチーなナンバーを揃え、徹底的に売れ線を狙ったものの、「シャンディ」こそシングルヒットしたが長続きはせず、本作発売に伴うツアーは比較的短めに終了した。
アメコミ風のジャケットはポール・スタンレーの発案だが、メンバー内の評判は今一つだったとのこと。なお、ジャケットは“キッスの素顔に迫る”というストーリーである。
なお、ピーター・クリスは本作ではレコーディングと曲作りに一切関わっておらず、「シャンディ」のPV撮影を最後に脱退。レコーディングには前作でもプレイしたアントン・フィグが参加している。
収録曲
[編集]- イズ・ザット・ユー? - IS THAT YOU? (3:59)作詞/作曲:ジェラルド・マクマホン
- リード・ヴォーカルはポール・スタンレー。
- シャンディ - SHANDI (3:36)作詞/作曲:ポール・スタンレー、ヴィニ・ポンシア
- PVにはピーターも出演している。現在でも稀に演奏され、特に大ヒットしたオーストラリアでは定番。リード・ヴォーカルはポール。リードギターもポールが弾いている。
- トーク・トゥ・ミー - TALK TO ME (4:02)作詞/作曲:エース・フレーリー
- リード・ヴォーカルはエース。リード&リズムギター・ベースギターをエースが弾いている。シングル・カット
- 裸の街 - NAKED CITY (3:52)作詞/作曲:ジーン・シモンズ、ヴィニ・ポンシア、ブルース・キューリック、ペペ・カストロ
- ポップな楽曲が多い中、唯一トーンが暗いが都会的な雰囲気の曲。リード・ヴォーカルはジーン・シモンズ。
- 心のままに - WHAT MAKES THE WORLD GO 'ROUND (4:15)作詞/作曲:ポール・スタンレー、ヴィニ・ポンシア
- リード・ヴォーカルはポール・スタンレー。
- トゥモロー - TOMORROW (3:17)作詞/作曲:ポール・スタンレー、ヴィニ・ポンシア
- リード・ヴォーカルはポール・スタンレー。ベースギターもポールが弾いている。シングル・カット(日本)
- 魔性の誘惑 - TWO SIDES OF THE COIN (3:16)作詞/作曲:エース・フレーリー
- リード・ヴォーカルはエース・フレーリー。リード&リズムギター・ベースギターをエースが弾いている。
- 奈落の天使 - SHE'S SO EUROPEAN (3:32)作詞/作曲:ジーン・シモンズ、ヴィニ・ポンシア
- リード・ヴォーカルはジーン・シモンズ。
- 傷だらけの素顔 - EASY AS IT SEEMS (3:25)作詞/作曲:ポール・スタンレー、ヴィニ・ポンシア
- 前作アルバムのヒットシングル「ラヴィン・ユー・ベイビー」と同様に、ディスコ調のサウンドとなっている。リード・ヴォーカルはポール・スタンレー。
- トーピード・ガール - TORPEDO GIRL (3:45)作詞/作曲:エース・フレーリー、ヴィニ・ポンシア
- リード・ヴォーカルはエース・フレーリー。当初曲タイトルは"Tokio Girl"だったが、欧米のファンを考慮して変更された。一部、日本語訳が困難な歌詞がある。リード&リズムギター・ベースギターをエースが弾いている。
- お前のすべて - YOU'RE ALL THAT I WANT (3:04)作詞/作曲:ジーン・シモンズ、ヴィニ・ポンシア
- リード・ヴォーカルはジーン・シモンズ。本作発売に伴うツアーではごく一部の公演でしか演奏されなかった。