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ラヴィン・ユー・ベイビー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「ラヴィン・ユー・ベイビー」
キッスシングル
初出アルバム『地獄からの脱出
リリース
録音 エレクトリック・レディ・スタジオレコード・プラント・スタジオニューヨーク
ジャンル ハードロックディスコ
時間
レーベル カサブランカ
プロデュース ヴィニ・ポンシア
ゴールドディスク
  • ミリオン
チャート最高順位
  • US週間11位(ビルボードHot100)[1]
  • キッス シングル 年表
    ストラッター'78
    (1978年)
    ラヴィン・ユー・ベイビー
    (1979年)
    シュア・ノウ・サムシング
    (1979年)
    ミュージックビデオ
    「I Was Made For Lovin' You」 - YouTube
    テンプレートを表示

    ラヴィン・ユー・ベイビー」(I Was Made For Lovin' You)は、1979年5月に発表されたキッスのシングル曲。

    概要

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    ポール・スタンレーデズモンド・チャイルド、プロデューサーも担当したヴィニ・ポンシアの共作となるこの曲は、70年代後半に世界中を席巻したディスコ・ブームに呼応する形で大胆なディスコ・ビートを導入。ダンサブルな16ビートのリズムにハードなギター・サウンドを乗せた楽曲で、アルバム「地獄からの脱出(Dynasty)」から最初にシングル・カットされ、米ビルボード・シングル・チャートの11位まで上昇。ミリオン・セラーを記録し、グループにとって2番目のゴールド・シングルとなったほか、日本、ヨーロッパ、オーストラリアをはじめ世界中で大ヒットを記録した。

    ピーター・クリスは、この曲のPV、およびこの曲を含むアルバムのジャケットにも登場しているが、彼はアルバムのレコーディングにはほとんど参加しておらず、この曲のドラムスもアントン・フィグがプレイしている。

    キッスの全レパートリーの中では異色作の部類に入るナンバーではあるが、グループが80年代にヘヴィ・メタル路線に転換して以降も、ステージでは微妙にアレンジを変えながらも演奏され続け、「アライヴ3」にも当時のラインナップ(ジーン、ポール、ブルース・キューリックエリック・シンガー)での演奏が収められている。また、この曲はキヤノンEOS Kissのコマーシャルソングとして、替え歌になっている。

    その他のバージョン

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    日本の女性アイドルデュオであるWinkが、1990年にリリースしたアルバム「Crescent」の中で本曲を「悪い夢 ~I Was Made For Loving You~」と改題のうえ、日本語詞でカバーしている。

    2001年のオーストラリア/アメリカ映画「ムーラン・ルージュ」で、メドレー形式の劇中歌「Elephant Love Medley」の中で本曲がユアン・マクレガーニコール・キッドマンによって歌われるシーンがあり、同映画のサウンドトラック盤にも収録されている。


    西城秀樹 ライブでの定番であった。収録されているものとしては、1979年8月24日後楽園球場において開催された『BIG GAME '79 HIDEKI』、1981年8月16日後楽園球場において開催した第4回コンサート『BIG GAME'81 HIDEKI』、1983年8月6日大阪スタヂアム(大阪球場)において開催した第10回ファイナル・コンサート『BIG GAME'83 HIDEKI FINAL IN STADIUM CONCERT』がある。

    脚注

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    1. ^ Kiss - Chart history | Billboard”. ビルボード. 2016年2月28日閲覧。