伊丹啓子
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伊丹 啓子(いたみ けいこ、1948年2月25日 - )は日本の俳人、編集者[1]。兵庫県生まれ。父は俳人の伊丹三樹彦、母も俳人の伊丹公子。夫は沖積舎舎主・沖山隆久[2]。
略歴
[編集]1948年(昭和23年)兵庫県伊丹市生まれ。兵庫県立西宮高等学校を経て、関西学院大学文学部日本文学科卒業[3]。在学中から父、伊丹三樹彦の結社「青玄」に学んだ他、攝津幸彦と知り合い「関学俳句会」を創立する。1991年、伊丹市芸術家協会新人賞受賞。2005年、伊丹三樹彦が病に倒れ「青玄」終刊、2006年に後継誌「青群」を立ち上げる。編集発行人を経て、顧問[2]。現代俳句協会会員、日本文藝家協会会員。
著書に父の伊丹三樹彦を書いた『軒破れたる』、その師である日野草城を書いた『日野草城伝』などがある。
著書
[編集]単著
[編集]- 『軒破れたる』(ビレッジプレス、1991年。ISBN 4938598140)
- 『愛坊主』(蝸牛社、1999年。ISBN 4876613648)
- 『日野草城伝』(沖積舎、2000年。ISBN 4806046167)
- 『ドッグウッド』(沖積舎、2004年。ISBN 4806016152)
- 『神保町発』(沖積舎、2013年。ISBN 978-4806016779)
- 『あきる野』(沖積舎、2022年)
共著
[編集]- 『新世紀女流俳句ワンダーランド』(片山由美子共編、沖積舎、1999年。ISBN 4806015733)
- 『大阪の俳人たち7』大阪俳句史研究会編(和泉書院、2017年。ISBN 978-4757608399)
参考文献
[編集]- 『日野草城伝』著者略歴
- 『神保町発』略歴
- 『あきる野』著者履歴