伊勢カントリークラブ
伊勢カントリークラブ Ise Country Club | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
所在地 |
日本 三重県度会郡玉城町世古1362番地 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
概要 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開業 | 1965年(昭和40年)10月10日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営 | メンバーシップコース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
設計 | 井上 誠一 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
運営者 | 伊勢観光開発株式会社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
公式サイト | 伊勢カントリークラブ |
伊勢カントリークラブ(いせカントリークラブ)は、三重県度会郡玉城町 にあるゴルフ場である。
概要
[編集]1961年(昭和36年)、三重県では「四日市カンツリー倶楽部」(1959年(昭和34年)開場、設計・上田治)、「三重カンツリークラブ」(1960年(昭和35年)開場、設計・保田与天)、「嬉野カントリークラブ」(1952年(昭和27年)開場、2015年(平成27年)閉鎖)が相次いで開場した[1]。
いずれも北勢地区に集中しており、南勢地区には「志摩カントリー倶楽部」(1955年(昭和30年)、設計・大谷光明)のみであった[1]。伊勢商工会議所が中心になって「南勢地区は、伊勢神宮、伊勢志摩国立公園を抱えて、ゴルフ場はもっと必要との声が高まった。その中心にいたのが、伊勢商工会議所の会頭の村田仙右衛門だった[1]。
ゴルフ場建設用地は、ゴルフ界の重鎮である佐々部晩穂に紹介された3カ所の候補地だった[1]。設計を依頼された井上誠一が選んだのは、伊勢湾を見渡すことが出来、取神山を背後にした、参宮国道沿いのゆるやかな起伏の丘陵地だった[1]。
井上誠一は、コースは打ち上げ、打ち下ろし尾根通り、谷通り、森のコース、池のコースなど応接に暇もないといった感じになるでしょうと、立地条件の全てを満たした素晴らしい場所であると期待を込めた[1]。
1965年(昭和40年)10月10日、18ホールが完成、開場された[1]。グリーンは、高麗芝とベント芝の2面グリーンで、新たな試みとして両グリーンとも総ヤーデージを揃えている[1]。後に、井上誠一は、「レイアウトには苦労を払いました」といった[1]。
所在地
[編集]〒519-0401 三重県度会郡玉城町世古1362番地
コース情報
[編集]- 開場日 - 1965年10月10日
- 設計者 - 井上 誠一
- 面積 - 990,000m2(約29.9万坪)
- コースタイプ - 丘陵コース
- コース - 18ホールズ、パー72、7,002ヤード、コースレート ベント73.6、コウライ73.4
- フェアウェー - コウライ
- ラフ - ノシバ
- グリーン - 2グリーン、ベント、コウライ
- ハザード - バンカー83、池が絡むホール5
- ラウンドスタイル - キャディ・セルフ選択可、全組キャディ付乗用カート、1組4人が原則、状況によりツーサムも可
- 練習場 - 17打席230ヤード
- 休場日 - 無休 [2][3]
クラブ情報
[編集]ギャラリー
[編集]交通アクセス
[編集]エピソード
[編集]- 伊勢市は、以前は宇治山田市だった、伊勢大神宮の神領だった地域である宇治山田市住民を今でも「神領民」といわれている[5]。
- 経営母体の「伊勢観光開発株式会社」は、創設時は社長(理事長)・村田仙右衛門に取締役14名の大半が伊勢商工会議所の会員だった[5]。
- 観光玄関口の伊勢川崎は、江戸時代から熱田川の水運を利用ての問屋街として発展、宇治、山田地区の台所として栄えた[5]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「観光地伊勢、志摩にふさわしいゴルフ場をめざして伊勢商工会議所が動いた」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年3月21日閲覧
- ^ a b 「伊勢カントリークラブ」、ゴルフダイジェスト、ゴルフ場詳細、2021年3月21日閲覧
- ^ a b 「伊勢カントリークラブ」、ゴルフホットライン、2021年3月21日閲覧
- ^ a b 「伊勢カントリークラブ」、アクセス、2021年3月21日閲覧
- ^ a b c 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「観光地伊勢、志摩にふさわしいゴルフ場をめざして伊勢商工会議所が動いた」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年3月21日閲覧
関連文献
[編集]- 『ゴルフ場ガイド 西版』、2006-2007、「伊勢カントリークラブ」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2021年3月21日閲覧
- 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「観光地伊勢、志摩にふさわしいゴルフ場をめざして伊勢商工会議所が動いた」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年3月21日閲覧
- 『ゴルフ場セミナー』、「Course Report (VOL.206) 伊勢カントリークラブ (三重県) 会員主導のクラブ運営と来場動機を高める工夫を」、東京 ゴルフダイジェスト社、2016年1月、2021年3月21日閲覧