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伊勢屋治助

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

伊勢屋 治助(いせや じすけ、生没年不詳)とは江戸時代江戸にあった地本問屋である。

来歴

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伊勢治、いせ治と号す。名は次助とも。明和から文政年間[1]にかけて江戸の山下御門外において地本問屋を営業している。鳥居清経の細判紅摺絵鳥居清長勝川春英錦絵を出版している。

作品

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  • 鳥居清経 「三世大谷広次の那須の与市と中村喜代三郎の佐藤忠信女房」 細判 紅摺絵 明和6年11月市村座顔見世『雪梅顔見勢』に取材
  • 鳥居清長 「風俗十二通意」 中判 錦絵揃物 天明
  • 鳥居清長 「女湯」 大判2枚続 錦絵 天明7年 ボストン美術館所蔵
  • 勝川春英 「五世市川団十郎の奴刎平実は源次兵衛広綱 二世小佐川常世の花園黒木売」 間判 錦絵 寛政2年11月河原崎座顔見世『大侯勧進帳』の浄瑠璃『濡寄時雨桜』に取材
  • 勝川春英 「高麗蔵」 細判 錦絵
  • 鳥居清長 「東風俗略十種香」 中判 錦絵揃物 寛政

脚注

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  1. ^ 『浮世絵の基礎知識』は安永天明から文政年間とする。

参考文献

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