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BOOMER

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
伊勢浩二から転送)
BOOMER
メンバー 河田キイチ
伊勢浩二
結成年 1992年
事務所 現在フリー *トムプロダクションとは業務提携
活動時期 1992年-
出身 時代錯誤(アイドルグループ)(1984年-1987年
旧トリオ名 AKIKO1989年-1992年
現在の活動状況 ライブなど
芸種 コント
過去の代表番組 ボキャブラ天国
公式サイト 漫才協会 公式プロフィール
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BOOMER(ブーマー)は、日本で活動するフリーのお笑いコンビである。2016年11月より漫才協会に入会。

メンバー

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河田 キイチ(かわだ キイチ、 (1964-04-23) 1964年4月23日(60歳) - )

  • ツッコミ担当、立ち位置は向かって左。
  • 本名:河田 貴正。旧芸名:貴一。
  • 神奈川県出身。血液型A型
  • 神奈川県立湯河原高等学校卒業。
  • 箱根・強羅にある老舗旅館「早雲閣」[1]の長男。そこの旅館に勤める両親と弟もTV出演歴あり。
  • 酒が全く飲めない。
  • 一旦語りだしたらなかなか止まらない。
  • 高校時代から父の影響で競馬ファンになり、競馬関連の番組、雑誌でも活躍。
  • 芸名の「貴一」は風間杜夫の杜夫と中井貴一の貴一で悩んで貴一を選んだ。
  • DIRT1600という演劇ユニットを主宰し、活動の幅を広げている。2021年から漫才協会の理事[2]

伊勢 浩二(いせ こうじ、 (1964-08-01) 1964年8月1日(60歳) - )

経歴

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  • 出会いは劇団ひまわり[2]。1984年には「時代錯誤」というアイドルグループ(2人は路上パフォーマンスユニットと呼称[2])のメンバーとして活躍。一世風靡セピアからの影響も受け、雑誌の付録のポスターにもなったという。その後、現・佐藤企画所属の佐藤あつしとの3人組「AKIKO」を結成。3年目でNHK新人演芸大賞優秀賞を獲得するも1992年に解散[2]。一時期別々に役者業を続けるが、舞台での2人のかけあいが受けたことから、「もしかするとやっていけるかもしれない」と同年にBOOMERを結成[2]
  • 2006年(平成18年)6月「伊勢一座」を旗揚げする。
  • オーソドックスなコントが売りで、紙芝居を使ったコントなどを持ちネタとする。ブレイクのきっかけとなった『ボキャブラ天国』では、爆笑問題と肩を並べるほどの実力で、彼らに続いて「2代目名人」まで上り詰めた。当時コントによってお互いボケとツッコミを入れ替えしていた。伊勢がセリフをよく噛むため、ボキャブラのオチはすべて河田が言っていた。ボキャブラでのキャッチフレーズは「遅れてきたルーキー」。
  • ブーマー・ウェルズにちなんだ野球のユニフォーム風の衣装がトレードマーク。全盛期は40着以上、ブームが落ち着いてからは約20着程度を着まわしている[3]。背番号は河田が44(阪急-オリックス在籍時のブーマーにちなんで)、伊勢は33(江藤智にちなんで)が多い。きっかけは衣装代の節約のため、ユニフォームならば1着あれば着まわせると思ったからである[3]
  • 2006年(平成18年)には、大河ドラマ功名が辻」で共に伝令役としてカメオ出演した。
  • 2006年(平成18年)4月〜10月、パチンコ・パチスロTV!(現・パチンコ★パチスロTV!)の番組「ぬるパチ」にメインで出演。2人で軍資金1万円を分け合い、ぬるくパチンコを打ち、ロケ終了後居酒屋等で勝利を祝うという内容。時には負けてしまい、公園で駄菓子を食べる姿も見られた。
  • プリンプリンとのユニット『ブーマープリン』でのコントを舞台で行い、また、伊勢とうな加藤の『イセ&ウナ』のコンビで2008年(平成20年)、2009年(平成21年)のM-1グランプリに出場した。河田、伊勢共に専門学校での講師も務めている。
  • 太田光(爆笑問題)は大島渚のモノマネをする際、「だからBOOMERダメなんだよ!」と言っている。また、太田は彼らの芸を「ショーパブ上がりなんで参考にしないでください」と評価している(ただし爆笑問題の番組によくゲスト出演していて、仲が良いからこその発言である)。また、太田からの紹介で漫才協会主催の舞台や寄席にも度々出演し、現在は浅草を中心とした活動をしている(その後2016年11月に、正式に漫才協会に入会した[1])。
  • 2009年7~8月、TBS系のバラエティ番組「キズナ食堂」の一発屋芸能人救済企画として、X-GUN鉄拳ムーディ勝山ダンディ坂野・小梅太夫(現・コウメ太夫)・鼠先輩と共に江ノ島の海岸で「一発屋芸人・一発屋歌手による海の家『一発屋』」の経営にチャレンジした。本業の手が空いている時はこの店で働いて売り上げ金の一部を給料としてもらえるシステムで、番組中で毎週目玉企画として放送されるなど告知効果もあって売り上げは上々で、お盆初日の売り上げは65万9200円、お盆期間中の売り上げは207万2900円、2ヶ月間で合計1648万8,550円の売り上げとなり、番組内でも「海の家としては大成功」との評価を受けた。
  • 2010年(平成22年)には有吉弘行のプロデュースの下、河田とさがね正裕(X-GUN)と安田和博(デンジャラス)の3名で「元祖・じゃない方芸人」によるユニット「有吉命名☆ゴーストバスターズ」が結成され、阿佐ヶ谷ロフトAで3回に渡りトークライブを行っている[4]。結成のきっかけは前年の「キズナ食堂」の海の家企画(上記参照)でさがねと河田が来客に一般人と間違われた事だそうで、安田を入れたのは彼が「アメトーーク」の「じゃない方芸人」に出演していたためだという。
  • 有田哲平くりぃむしちゅー)と堀内健ネプチューン)は、伊勢が芸名であることを知らなかった。
  • 東京スポーツの連載コラム「一発屋の殿堂」(推薦人代表・宝泉薫)の第1回で取り上げられた(2008年(平成20年)11月11日9面)。
  • 上記の通り、2016年11月に漫才協会に入会。
  • 2020年4月3日、所属していた三木プロダクションを離れフリーに転身したことを発表した[5][6]

出演

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テレビ

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ラジオ

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映画

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ネット番組

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脚注

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  1. ^ BOOMER河田の そのまま! そのまま!(河田本人のブログ)
  2. ^ a b c d e 仕事ゼロでも解散せず30年、ボキャブラ芸人BOOMERのいま #昭和98年(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)”. Yahoo!ニュース (2023年5月20日). 2023年6月3日閲覧。
  3. ^ a b “ボキャブラ常連”BOOMER 時代の移り変わり感じる後輩の反応「何ていうチームですか?」 - スポニチ Sponichi Annex 芸能”. スポニチ Sponichi Annex (2022年5月18日). 2023年6月3日閲覧。
  4. ^ ボキャブラ世代の“じゃない方芸人”の3人が新ユニットを結成”. お笑いナタリー (2010年2月14日). 2021年7月23日閲覧。
  5. ^ 【御報告】BOOMERからのお知らせです。”. 河田キイチのtwitter (2020年4月3日). 2020年4月19日閲覧。
  6. ^ <笑う神 拾う神>BOOMER 永遠の「ルーキー」”. 東京新聞 (2020年4月29日). 2024年5月26日閲覧。
  7. ^ 映画『漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々』”. 映画『漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々』. 2024年3月3日閲覧。

関連項目

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  • ストリーク - BOOMERと同じく、野球のユニフォームを舞台衣裳としていた。

外部リンク

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