伊奴神社
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伊奴神社 | |
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境内正面 | |
所在地 | 愛知県名古屋市西区稲生町2-12 |
位置 | 北緯35度12分31.0秒 東経136度53分51.6秒 / 北緯35.208611度 東経136.897667度座標: 北緯35度12分31.0秒 東経136度53分51.6秒 / 北緯35.208611度 東経136.897667度 |
主祭神 |
素盞嗚尊 大年神 伊奴姫神 |
社格等 | 式内社(小)、旧郷社 |
創建 | 天武天皇2年(673年) |
本殿の様式 | 神明造銅板葺 |
例祭 | 10月第二日曜日[1] |
地図 |
伊奴神社(いぬじんじゃ)は、愛知県名古屋市西区稲生町にある神社。旧郷社[2][3]。
伊奴(イヌ)という名にちなみ本殿の前には犬石像があり、戌年生まれの人や愛犬家に親しまれ、特に戌年の元日は大勢の参拝者が訪れる[4]。
由緒
[編集]天武天皇(白鳳)2年(673年)、この地で取れた稲を皇室に献上した際に社殿を建立したと伝えられる[5]。
延喜式神名帳に尾張国山田郡伊奴神社と記されている[5]。式内社[5]。
江戸時代には「熊野権現」などと称していたが、村名の稲生からの類推で、神名帳にある伊奴神社に比定したものとみられる。尾張国神名帳では「従三位上 伊奴天神」とある。[2][3]
祭神
[編集]境内神社
[編集]神事
[編集]その他
[編集]境内は1980年(昭和55年)11月25日に「名古屋市緑地保全地区」に指定されており[10]、樹齢800年の椎の木をはじめ多くの樹木に囲まれている。
大相撲名古屋場所の際には伊勢ヶ濱部屋が宿舎としており、境内の土俵で稽古をする姿が見られる。
安産祈願、子授け・夫婦円満・家内安全祈願の神社として知られ、安産祈祷の後に境内の犬石像の前で、安産祈願を行う。
交通アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “例大祭”. 伊奴神社. 2018年1月1日閲覧。
- ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 177.
- ^ a b 有限会社平凡社地方資料センター 1993, p. 127.
- ^ “「いぬ」神社、大忙し 巫女2倍、お守り10倍を準備” (日本語). 朝日新聞社. (2017年12月21日) 2018年1月1日閲覧。
- ^ a b c d e f “伊奴神社の御由緒”. 伊奴神社. 2018年1月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l 西春日井郡 1923, p. 317.
- ^ “玉主稲荷大祭”. 伊奴神社. 2018年1月1日閲覧。
- ^ “茅輪神事”. 伊奴神社. 2018年1月1日閲覧。
- ^ “人形供養祭”. 伊奴神社. 2018年1月1日閲覧。
- ^ 名古屋市役所緑政土木局 緑地部 緑地維持課 緑化指導審査係. “特別緑地保全地区の指定状況 (平成29年3月1日現在)” (PDF). 名古屋市. p. 1. 2018年1月1日閲覧。
- ^ a b “アクセスマップ”. 伊奴神社. 2018年1月1日閲覧。
参考文献
[編集]- 西春日井郡 編『西春日井郡誌』西春日井郡、1923年3月。
- 山田寂雀、西岡寿一『西区の歴史』愛知県郷土資料刊行会、1983年。ISBN 4-87161-011-X。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 有限会社平凡社地方資料センター 編『愛知県の地名 日本歴史地名大系 23』平凡社、1993年1月11日。ISBN 4-582-49023-9。