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伊豆急行線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
伊豆急線から転送)
伊豆急行 伊豆急行線
シンボルマーク
伊豆急行線を走行する8000系電車 (2021年8月 伊豆稲取駅 - 今井浜海岸駅間)
伊豆急行線を走行する8000系電車
(2021年8月 伊豆稲取駅 - 今井浜海岸駅間)
基本情報
日本の旗 日本
所在地 静岡県
起点 伊東駅
終点 伊豆急下田駅
駅数 16駅
路線記号 IZ
開業 1961年12月10日
所有者 伊豆急行
運営者 伊豆急行
車両基地 伊豆高原電車区
使用車両 使用車両を参照
路線諸元
路線距離 45.7 km
軌間 1,067 mm
線路数 単線
電化方式 直流1,500 V,
架空電車線方式
閉塞方式 単線自動閉塞式
保安装置 ATS-P 伊東駅[注釈 1] - (河津駅 - 稲梓駅間に存在する)鷲頭山トンネル先[3]
ATS-Si(JR東日本のATS-SNと互換性あり) 鷲頭山トンネル先 - 伊豆急下田駅[3]
最高速度 90 km/h[4]
路線図
テンプレートを表示
停車場・施設・接続路線
STR
JR東:伊東線
BHF+GRZq
0.0 IZ01 伊東駅
TUNNEL1
松原トンネル 163m
TUNNEL1
水道山トンネル 405m
BHF
2.0 IZ02 南伊東駅
TUNNEL1
万畑トンネル 890m
BHF
6.1 IZ03 川奈駅
TUNNEL1
川奈第一トンネル 57m
TUNNEL1
川奈第二トンネル 17
TUNNEL1
川奈第三トンネル 174m
TUNNEL1
三ノ原トンネル 437m
TUNNEL1
永昌寺トンネル 98m
BHF
11.5 IZ04 富戸駅
TUNNEL1
富戸トンネル 1206m
BHF
13.9 IZ05 城ヶ崎海岸駅
BHF
15.9 IZ06 伊豆高原駅
TUNNEL1
赤沢トンネル 1008m
TUNNEL1
草崎トンネル 802m
BHF
20.9 IZ07 伊豆大川駅
TUNNEL1
大川トンネル 1220m
BHF
22.9 IZ08 伊豆北川駅
TUNNEL1
北川トンネル 318m
TUNNEL1
穴切トンネル 662m
BHF
24.3 IZ09 伊豆熱川駅
TUNNEL1
熱川トンネル 1277m
BHF
26.1 IZ10 片瀬白田駅
TUNNEL1
黒根トンネル 1363m
TUNNEL1
東町トンネル 319m
BHF
30.3 IZ11 伊豆稲取駅
TUNNEL1
稲取トンネル 908m
TUNNEL1
水下トンネル 25m
TUNNEL1
朝日台トンネル 875m
TUNNEL1
田尻トンネル 296m
TUNNEL1
見高トンネル 295m
BHF
34.2 IZ12 今井浜海岸駅
TUNNEL1
今井浜トンネル 96m
TUNNEL1
城山トンネル 513m
BHF
35.3 IZ13 河津駅
TUNNEL1
鷲頭山トンネル 95m
TUNNEL1
谷津トンネル 2796m
BHF
40.7 IZ14 稲梓駅
TUNNEL1
落合トンネル 442m
TUNNEL1
志戸トンネル 317m
TUNNEL1
松尾トンネル 217m
BHF
43.4 IZ15 蓮台寺駅
TUNNEL1
蓮台寺トンネル 254m
TUNNEL1
中トンネル 295m
KBHFe AETRAM
45.7 IZ16 伊豆急下田駅 下田ロープウェイ

伊豆急行線(いずきゅうこうせん)は、静岡県伊東市伊東駅から静岡県下田市伊豆急下田駅を結ぶ、伊豆急行鉄道路線

概要

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1961年昭和36年)12月10日に全線が開業。伊豆半島東部の海岸沿いを走っているが、実際に海が見える区間は半分程度である。伊豆半島特有の山が海までせり出す地形のため、全線の38%がトンネルとなっており(全31本・総延長17.8km)、トンネルがない区間は城ヶ崎海岸駅 - 伊豆高原駅間のみである。また、箱根山戦争の余波(伊豆戦争とも呼ばれる)により西武系の企業に現在の下田プリンスホテル付近などの海沿いの土地を押さえられてしまい、河津駅 - 伊豆急下田駅間で山側の現在の谷津トンネル経由にルートを変更しなければならなかったことも影響している。

伊豆急行沿線は、古くから温泉街が多く、建設当時はトンネルを掘る際、地盤に源泉が浸み込み、落盤事故を度々引き起こしていた。この事故で、多数の建設員が犠牲となった。

川奈駅 - 富戸駅間では、海抜100m超の位置から海を見下ろすことができる。眼下には川奈岬、川奈ホテルゴルフコースが広がる。片瀬白田駅 - 伊豆稲取駅間では波打ち際近くを走る、伊豆急行線の車窓を代表する区間で、「リゾート21」に乗車すると、視界いっぱいに海が広がる。この区間ではワンマン運転列車を除き車内放送で車掌伊豆七島の案内放送をする(伊豆急行線に乗り入れていたJR東日本の特急「スーパービュー踊り子」ではNREのビューアテンダントが放送を担当していた)。天候が悪く見ることができない場合は、「本日はあいにくご覧いただけませんが」などとその旨断って放送する。

2010年平成22年)3月13日に全線にICカードSuica」を導入し[5]PASMOなどSuicaと相互利用可能なICカードも利用可能となった[6]。なお、伊豆急行では、自社での発行は行わないが、2021年令和3年)10月25日まではJR東日本発行のSuicaカード(無記名式)の発売を行っていた[7]定期券も従来のものである。なお、伊東駅と伊豆急行線内の各駅間を利用すると、履歴には「伊急伊東」と表記される。

JR管理駅である伊東駅を除いた全ての駅には自動改札機は設置されておらず、駅員が列車ごとに改札を行う。前述のようにSuica導入に伴い、南伊東駅からの各駅にICカード用の簡易改札機が設置された。一部の駅では自動券売機が設置されており、伊豆急行線はもちろん伊東駅から先のJR(伊東線東京静岡方面)への連絡乗車券や特急「踊り子」の座席未指定券が購入できる。発券される乗車券は磁気化されているので、伊東駅と熱海駅から先の各駅に設置されている自動改札機に通せる。新幹線を含む指定席特急券とJRの遠距離乗車券は特急停車駅にあるみどりの窓口で販売されている。2020年令和2年)4月1日より全有人駅および臨時で有人となる伊豆大川駅の窓口では普通乗車券特急券、定期券、回数券団体券の購入の際にクレジットカード決済が可能となり[8]、それに伴い同日よりJR管理駅である伊東駅のみどりの窓口では伊豆急行線内完結の一部を除く乗車券類の購入の際にもクレジットカード決済が可能となった[9]。また、2020年(令和2年)2月下旬には駅窓口におけるQRコード決済の導入について「今後検討する」と報道されている[10]

2012年(平成24年)4月1日より伊豆北川駅稲梓駅は終日無人駅となり、窓口は閉鎖され、券売機なども撤去された。終日無人となったため、緊急通話用として伊豆北川駅は伊豆高原駅に、稲梓駅は伊豆急下田駅に自動でつながる電話機を設置した。2015年(平成27年)には伊豆大川駅、2021年(令和3年)には富戸駅、城ヶ崎海岸駅、片瀬白田駅、今井浜海岸駅蓮台寺駅が無人化された。

終日無人駅である富戸駅、城ヶ崎海岸駅、伊豆大川駅、伊豆北川駅、片瀬白田駅、今井浜海岸駅、稲梓駅、蓮台寺駅以外は有人駅である。無人8駅以外の特急通過駅および伊豆熱川駅、河津駅では一部時間帯に無人となるため、乗車駅証明書発行機と運賃収受箱が設置されている。この乗車駅証明書発行機は、JR東日本の乗車駅証明書発行機とは全く違い、路線バスなどに設置されている小田原機器製の感熱紙整理券発行機が使用されている。駅員がいる場合でも、駅の見回りなどで不在のときに使用されることがある。運賃収受箱は早朝・夜間の一部時間帯と日中のワンマン運転時に車掌が乗務しておらず乗客の運賃、切符を無人駅で車掌が回収できないため設置されており、運賃収受箱の近くに各駅からの運賃が記載された表が貼られている。

近年、JR東日本と同タイプのものでない非常ボタンが設置されている踏切を対象に、非常ボタンがJR東日本と同タイプのものに取り替えられている。また、特殊発光信号機は踏切では伊豆急行独自のデザインのものが使用され、海岸線や山間部などに設置されている落石警報では一般的な反時計回りに点灯する五角形のものが使用されている。踏切動作反応灯は一般的なデザインのものが使用されている。踏切の警報音はほとんどの踏切が東急電鉄の踏切と同じ警報音が使用されている。

2017年(平成29年)より、JR東日本のATS-SNと互換性のあるATS-SiからATS-Pへの更新工事が順次、進められている[11]。なお、更新工事は、伊東駅[注釈 1] - (富戸駅 - 城ヶ崎海岸駅間に存在する)富戸トンネル中間[12]、富戸トンネル中間 - (伊豆大川駅 - 伊豆北川駅間に存在する)大川トンネル中間[13]、大川トンネル中間 - (片瀬白田駅 - 伊豆稲取駅間に存在する)黒根トンネル手前[14]、黒根トンネル手前 - (河津駅 - 稲梓駅間に存在する)鷲頭山トンネル先[3]の順で完了している。

路線データ

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運行形態

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1961年の開業当時より優等列車の多くは、伊東駅で接続しているJR東日本の伊東線を経由して東海道本線と直通している。普通列車も、朝晩は伊東駅での折り返し運転となるが、日中については伊東線の熱海駅まで直通運転する列車が多い。

普通列車は、かつて伊豆急下田駅 - 熱海駅間で国鉄・JR東日本と相互直通乗り入れしていた[注釈 2]。そのため、当線の開業当時一等車(後のグリーン車)を連結していた国鉄持ちの伊東線用編成に合わせる必要があったことと、沿線に別荘地が多く、需要が見込めることから、伊豆急行でも二等車(後の普通車)だけではなく、一等車(後のグリーン車)も保有し、自社の普通列車にも連結していた。のちに特別車両の「ロイヤルボックス」を連結するようになったが、現在では自社列車にグリーン車やロイヤルボックスなどの特別車両の連結はしていない。なお、JR伊東線内折り返し運転の普通列車についても、伊豆急行の車両で運転される。

普通列車の運行本数は昼間時間で1時間に2本程度。日中は伊東線直通列車を含め8000系電車2編成を連結した6両で運転される。ただし、伊豆高原以南は時間帯によって同駅で後方を切り離して3両での運転となる。その場合の後方3両は「普通 伊豆高原」と行先表示され、車内の電光掲示もそれに伴った表示となる。乗車中は3・4両目間の行き来ができない。また「リゾート21」での運用時も、伊豆高原駅から先は8000系3両に取り換えて運転されることもある。なお、特急停車駅と一部の特急通過駅のホームは10両編成に対応している(伊東駅は11両対応)。

定期列車は特急列車(「踊り子」「サフィール踊り子」)・普通列車の2種別のみであるが、観光シーズン等の多客期になると、特急列車の増発や臨時の快速列車の運転が行われる。観光列車として2017年7月21日からは東海道本線横浜駅 - 伊豆急下田駅間で伊豆急行の2100系5次車による「THE ROYAL EXPRESS」が運転されている[15]

ワンマン運転

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早朝・夜間および日中の伊豆高原駅以南の一部普通列車には8000系を使用したワンマン運転が行われている。

ただし、運転士以外にもう1人乗務員が乗務しており(一部の時間帯を除く)、乗車券の発券や集札を担当している。このため8000系には自動放送装置は設置されているものの、運賃箱整理券発行機は設置されていない。ドア扱いは全て運転士が担当し、もう1人の乗務員はドア扱いを行わない。

お召列車

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下田に須崎御用邸があるため、私鉄では珍しくお召し列車御乗用列車が乗り入れる[16]

利用状況

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輸送実績

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伊豆急行線の近年の輸送実績を下表に記す。輸送量は減少している。 表中、輸送人員の単位は万人。輸送人員は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

年度別輸送実績
年 度 輸送実績(乗車人員):万人/年度 輸送密度
人/1日
貨物輸送量
万t/年度
特 記 事 項
通勤定期 通学定期 定 期 外 合 計
1975年(昭和50年) 135.1 100.1 760.8 996.0 14,114 1.6  
1976年(昭和51年) 129.7 105.8 682.7 918.2 12,437 1.6  
1977年(昭和52年) 124.3 111.5 645.3 881.2 11,658 1.0  
1978年(昭和53年) 118.9 109.5 600.2 828.7 10,573 0.6  
1979年(昭和54年) 121.7 110.5 619.7 852.0 11,190 0.8  
1980年(昭和55年) 120.8 110.2 547.2 778.2 9,851 0.2  
1981年(昭和56年) 120.0 109.9 566.4 796.4 10,093 0.0  
1982年(昭和57年) 118.8 104.7 560.8 784.4 9,926 0.0  
1983年(昭和58年) 113.8 119.1 553.6 786.5 9,794 0.0  
1984年(昭和59年) 112.2 139.0 558.8 809.9 10,015 0.0  
1985年(昭和60年) 109.7 154.1 587.5 851.3 10,615 0.0  
1986年(昭和61年) 106.4 154.8 619.8 881.0 11,041 0.0  
1987年(昭和62年) 105.3 142.6 636.7 884.6 11,037 0.0  
1988年(昭和63年) 110.2 150.6 652.2 913.0 11,376 0.0  
1989年(平成元年) 109.6 151.6 623.9 885.1 11,093 0.0  
1990年(平成2年) 114.5 147.5 722.1 984.1 12,847 0.0  
1991年(平成3年) 116.7 136.6 748.1 1001.4 12,855 0.0  
1992年(平成4年) 123.8 122.3 704.8 950.9 12,426 0.0  
1993年(平成5年) 127.9 121.3 643.7 892.9 11,428 0.0  
1994年(平成6年) 123.7 113.5 624.8 862.0 11,087 0.0  
1995年(平成7年) 118.7 106.7 572.8 798.2 10,056 0.0  
1996年(平成8年) 116.7 107.1 574.7 798.5 10,073 0.0  
1997年(平成9年) 112.1 99.0 522.7 733.8 9,225 0.0  
1998年(平成10年) 104.3 91.8 503.9 700.0 8,828 0.0  
1999年(平成11年) 94.8 86.4 494.7 675.9 8,485 0.0  
2000年(平成12年) 89.8 79.2 459.9 628.9 7,899 0.0  
2001年(平成13年) 83.5 76.0 459.7 619.2 7,944 0.0  
2002年(平成14年) 77.9 65.7 434.6 578.2 7,502 0.0  
2003年(平成15年) 75.4 59.1 431.5 565.5 7,326 0.0  
2004年(平成16年) 74.9 55.4 417.1 547.4 6,974 0.0  
2005年(平成17年)       564.0      
2006年(平成18年)       572.3      
2007年(平成19年)       575.9      
2008年(平成20年)       570.1      
2009年(平成21年) 75.8 56.3 403.9 536.0 6,900 0.0  
2010年(平成22年)       511.4      
2011年(平成23年)       454.0      
2012年(平成24年) 65.5 57.3 369.3 492.1 6,336 0.0  
2013年(平成25年) 68.3 57.9 360.5 486.7 6,250 0.0  
2014年(平成26年) 66.2 59.1 358.6 483.9 6,254 0.0  
2015年(平成27年) 69.9 59.1 364.3 493.3 6,314 0.0  
2016年(平成28年) 71.0 58.6 360.8 490.4 6,199 0.0  
2017年(平成29年) 71.8 56.0 361.2 489.0 6,244 0.0  
2018年(平成30年) 68.5 51.2 356.0 475.7 6,109 0.0  
2019年(令和元年) 72.1 49.1 339.7 460.9 5,957 0.0  
2020年(令和2年) 61.2 39.7 155.6 256.5 3,020 0.0  

収入実績

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伊豆急行線の近年の収入実績を下表に記す。 表中、収入の単位は千円。数値は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

年度別収入実績
年 度 旅客運賃収入:千円/年度 貨物運輸
収入
千円/年度
運輸雑収
千円/年度
総合計
千円/年度
通勤定期 通学定期 定 期 外 手小荷物 合 計
1975年(昭和50年) 162,204 ←←←← 2,629,486 21,834 2,813,524 17,195 215,884 3,046,603
1976年(昭和51年) 190,534 ←←←← 2,676,383 25,380 2,892,297 18,499 217,197 3,127,993
1977年(昭和52年) 192,685 ←←←← 2,550,387 25,853 2,768,925 16,060 230,078 3,015,064
1978年(昭和53年) 233,308 ←←←← 2,860,902 25,427 3,119,637 12,819 238,047 3,370,504
1979年(昭和54年) 241,703 ←←←← 3,144,999 25,822 3,412,525 18,198 273,296 3,704,014
1980年(昭和55年) 275,575 ←←←← 3,119,333 19,828 3,139,161 6,692 281,394 3,702,823
1981年(昭和56年) 274,423 ←←←← 3,240,807 12,629 3,527,859 0 306,290 3,834,150
1982年(昭和57年) 288,315 ←←←← 3,641,443 8,866 3,938,623 0 344,370 4,282,994
1983年(昭和58年) 303,609 ←←←← 3,598,409 5,359 3,907,377 0 432,947 4,340,324
1984年(昭和59年) 343,167 ←←←← 3,946,959 3,459 4,293,585 0 462,971 4,756,557
1985年(昭和60年) 366,149 ←←←← 4,201,337 2,160 4,569,646 0 482,635 5,052,281
1986年(昭和61年) 359,008 ←←←← 4,418,472 2,805 4,780,285 0 516,103 5,296,388
1987年(昭和62年) 193,305 160,364 4,545,357 3,988 4,903,014 0 526,863 5,429,877
1988年(昭和63年) 209,153 173,718 4,827,378 4,578 5,214,827 0 545,778 5,760,605
1989年(平成元年) 218,755 176,557 4,956,400 3,400 5,355,112 0 519,732 5,874,844
1990年(平成2年) 228,615 170,275 6,067,508 4,539 6,470,937 0 623,860 7,094,797
1991年(平成3年) 231,783 158,818 6,167,801 4,411 6,562,813 0 641,062 7,203,875
1992年(平成4年) 283,680 167,002 6,432,755 4,329 6,887,766 0 685,917 7,573,683
1993年(平成5年) 302,990 167,184 5,874,981 3,216 6,348,371 0 724,984 7,073,355
1994年(平成6年) 295,366 157,331 5,704,811 3,042 6,160,550 0 732,447 6,892,997
1995年(平成7年) 282,056 148,990 5,164,243 2,838 5,598,127 0 739,753 6,337,880
1996年(平成8年) 278,261 145,287 5,172,782 2,746 5,599,076 0 725,633 6,324,709
1997年(平成9年) 302,142 154,895 5,162,161 2,687 5,621,885 0 704,736 6,326,621
1998年(平成10年) 286,007 143,001 4,951,986 2,527 5,383,521 0 684,776 6,068,297
1999年(平成11年) 258,988 134,264 4,802,241 2,427 5,197,820 0 700,341 5,898,261
2000年(平成12年) 240,934 123,727 4,459,307 2,459 4,826,427 0 833,281 5,659,708
2001年(平成13年) 223,570 118,205 4,439,412 2,420 4,783,607 0 795,600 5,579,207
2002年(平成14年) 213,441 104,081 4,182,852 2,409 4,502,783 0 797,396 5,300,179
2003年(平成15年) 204,463 93,724 4,130,160 2,281 4,430,628 0 802,543 5,233,171
2004年(平成16年)                
2005年(平成17年)                
2006年(平成18年)                
2007年(平成19年)                

使用車両

[編集]

特記なければ車種は電車、運用列車は普通列車。

現在の使用車両

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自社車両

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乗り入れ車両

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過去の使用車両

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自社車両・借用車両

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7000系と7200系は夏期の輸送力増強のため、新造車を東急車輛製造から一時的に直接伊豆急行に搬入したもので、シーズンの終わりに東急へ返却されている。

乗り入れ車両

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その他臨時列車や団体列車で様々な車両が入線していた。

駅一覧

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"Category:伊豆急行の鉄道駅"の全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
駅番号 駅名 営業キロ 接続路線 線路 所在地
駅間 累計
他社直通運転区間 JT 伊東線 熱海駅まで
IZ01 伊東駅 - 0.0 東日本旅客鉄道JT 伊東線(JT 26)(日中を中心に直通運転:上記参照) 伊東市
IZ02 南伊東駅 2.0 2.0  
IZ03 川奈駅 4.1 6.1  
IZ04 富戸駅 5.4 11.5  
IZ05 城ヶ崎海岸駅 2.4 13.9  
IZ06 伊豆高原駅 2.0 15.9  
IZ07 伊豆大川駅 5.0 20.9   賀茂郡 東伊豆町
IZ08 伊豆北川駅 2.0 22.9  
IZ09 伊豆熱川駅 1.4 24.3  
IZ10 片瀬白田駅 1.8 26.1  
IZ11 伊豆稲取駅 4.2 30.3  
IZ12 今井浜海岸駅 3.9 34.2   河津町
IZ13 河津駅 1.1 35.3  
IZ14 稲梓駅 5.4 40.7   下田市
IZ15 蓮台寺駅 2.7 43.4  
IZ16 伊豆急下田駅 2.3 45.7 下田ロープウェイ:下田ロープウェイ ⇒新下田駅

ほとんどの駅が一線スルー化されている。 なお、「伊豆」を冠する駅名が多いのは、開業当時に国鉄連絡運輸を行っていた東海自動車バス駅バス停留所と区別するためである。

脚注

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注釈

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  1. ^ a b c ただし、伊東駅 - 南伊東駅間のうち、下り線は松原トンネル入口 - 水道山トンネル中間のみATS-Si[1]、上り線はこの区間もATS-P[2]
  2. ^ 2002年12月1日以降、普通列車に関しては当線から伊東線への片乗り入れとなっている。

出典

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  1. ^ 伊豆急行線 伊東→南伊東 - YouTube
  2. ^ 伊豆急行線 南伊東→伊東 - YouTube
  3. ^ a b c d e @sa_kun0902 (2024年2月22日). "伊豆急線河津駅手前伊豆急下田寄りにATS-P地上子が延伸されてきました". X(旧Twitter)より2024年3月8日閲覧
  4. ^ a b 寺田裕一『データブック日本の私鉄』 - ネコ・パブリッシング
  5. ^ 伊豆急行の歩み - 伊豆急行
  6. ^ Suica・PASMO利用 - 伊豆急行
  7. ^ Suicaカード発売終了について”. 伊豆急行 (2021年10月25日). 2021年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月26日閲覧。
  8. ^ 2020年4月からクレジットカード決済を開始します!”. 伊豆急行 (2020年2月10日). 2020年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月11日閲覧。
  9. ^ 2020年4月6日撮影 - Google マップ
  10. ^ 伊豆急行、4月からクレジット決済を導入 13駅で”. 日本経済新聞 (2020年2月25日). 2020年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月11日閲覧。
  11. ^ 2017年度安全報告書 (PDF) - 伊豆急行
  12. ^ 【前展望】スーパービュー踊り子10号 伊豆急下田~大宮(2606〜) - YouTube
  13. ^ 【前展望】スーパービュー踊り子7号 東京~伊豆急下田(7894〜) - YouTube
  14. ^ 伊豆急8000系 赤帯ラッピング車 臨時快速運転 伊豆急下田→伊豆高原 前面展望(1241〜) - YouTube
  15. ^ 伊豆急行「THE ROYAL EXPRESS」JR横浜駅から運行開始 - 専用ラウンジも公開 - マイナビニュース、2017年7月21日
  16. ^ 令和初のお召列車運転 - 鉄道ファン・railf.jp 鉄道ニュース、2019年8月6日
  17. ^ 100系電車引退記念イベント(第1弾) - 伊豆急行

参考文献

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  • 割谷英雄「伊豆急30周年ものがたり」『鉄道ファン』1992年2月号 No.370(交友社)p43-p54
  • 割谷英雄「伊豆急40年の歴史をふり返って」『鉄道ファン』2001年1月号 No.477(交友社)p86-p93
  • 鈴木文彦、久保田敦「地方鉄道レポート14 リゾート輸送の転機に立つ 伊豆急行のあゆみと現状」『鉄道ジャーナル』2005年6月号 No.464(鉄道ジャーナル社)p72-p81
  • 小口喜生『伊豆急100系―名車“ハワイアンブルーの100系”走り続けた40年―』(毎日新聞社
  • 宮田道一、杉山裕治『伊豆急100形―誕生からラストランへ―』(ネコ・パブリッシング【RM library 34】)
  • 『静岡県鉄道物語』(静岡新聞社編集局、1982年2月)(ISBN 4783813019 / ISBN 978-4783813019)
  • 森信勝『静岡県鉄道興亡史』(静岡新聞社、1997年12月27日初版発行)(ISBN 4783813671 / ISBN 978-4783813675)
  • 森信勝『静岡県鉄道軌道史』(静岡新聞社、2012年)(ISBN 4783823340 / ISBN 978-4783823346)

関連項目

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外部リンク

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