伊部尚子
獲得メダル | ||
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日本 | ||
柔道 | ||
ワールドマスターズ | ||
銅 | 2010 水原 | 48kg級 |
グランドスラム | ||
銅 | 2010 東京 | 48kg級 |
アジア柔道選手権 | ||
銀 | 2009 台北 | 48kg級 |
銅 | 2012 タシュケント | 48kg級 |
東アジア選手権 | ||
金 | 2011 香港 | 48kg級 |
伊部 尚子(いべ しょうこ、1987年5月25日 - )は、大阪府出身の、日本人の女子柔道選手である。階級は48kg級。身長151cm。血液型はA型。組み手は左組み。段位は参段。得意技は背負投[1]。ぎふ柔道クラブ24を経て2013年からは常翔学園教員[2]。さらには森ノ宮医療学園専門学校で非常勤講師を務めている[3]。寿退社。
人物
[編集]5歳の時に柔道を始めた[1]。大阪市立旭東中学校3年の時に、全国中学校柔道大会の48kg級で2位となった[1]。 大阪工大高時代は全国高校選手権で1年の時は3位、2年の時は浅見八瑠奈を破って優勝した。また、全日本ジュニアでは高校1年の時に山岸絵美、2年の時に福見友子に敗れてそれぞれ2位となり、3年の時は3位だった[1]。 筑波大学1年になってようやく全日本ジュニアで優勝を果たした。そして世界ジュニアでは3位となった[1]。 大学2年の時には学生体重別決勝で浅見を破り優勝するが、その後は2年続けて準決勝で近藤香に敗れて3位に終た[1]。
体重別では2007年から2年続けて谷亮子に初戦で一本負けを喫するが、2009年からは2年続けて3位となった[1]。 講道館杯では高校3年の時から3年連続で3位となり、その後は2年続けて5位止まりだったが、2010年には準決勝で世界チャンピオンの浅見に敗れたものの、再び3位となった[1]。
国際大会では2007年のチェコ国際でアリナ・ドゥミトルに一本勝ちして優勝を果たして、2009年のこの大会でも優勝した[1]。また、グランプリ・青島でも優勝した。2010年には世界ランキング上位選手によって争われるワールドマスターズに出場して、準決勝で近藤に敗れるが3位となった[1]。
戦績
[編集]- 2002年 - 全国中学校柔道大会 2位
- 2003年 - 全日本ジュニア 2位
- 2004年 - 全国高校選手権 3位
- 2004年 - 全日本ジュニア 2位
- 2004年 - アジアジュニア 2位
- 2005年 - 全国高校選手権 優勝
- 2005年 - フランスジュニア国際 優勝
- 2005年 - 全日本ジュニア 3位
- 2005年 - 講道館杯 3位
- 2006年 - ロシアジュニア国際 優勝
- 2006年 - 全日本ジュニア 優勝
- 2006年 - 世界ジュニア 3位
- 2006年 - 講道館杯 3位
- 2007年 - チェコ国際 優勝
- 2007年 - 学生体重別 優勝
- 2007年 - 講道館杯 3位
- 2008年 - ベルギー国際柔道大会 3位
- 2008年 - 学生体重別 3位
- 2009年 - ワールドカップ・プラハ 優勝
- 2009年 - 選抜体重別 3位
- 2009年 - アジア柔道選手権大会 2位
- 2009年 - 学生体重別 3位
- 2009年 - 全日本学生柔道体重別団体優勝大会 優勝
- 2009年 - グランプリ・青島 優勝
- 2009年 - グランドスラム・東京 5位
- 2010年 - ワールドマスターズ 3位
- 2010年 - ワールドカップ・ブダペスト 3位
- 2010年 - 選抜体重別 3位
- 2010年 - 実業柔道選手権 2位
- 2010年 - 講道館杯 3位
- 2010年 - グランドスラム・東京 3位
- 2011年 - 東アジア選手権 個人戦 団体戦 ともに優勝
- 2011年 - 実業個人選手権 優勝
- 2011年 - 講道館杯 3位
- 2012年 - アジア柔道選手権大会 3位
- 2012年 - 全日本実業柔道個人選手権大会 3位(52kg級)
- 2013年 - 選抜体重別 3位
- 2014年 - 実業個人選手権 2位
- 2015年 - 実業個人選手権 3位
(出典[1]、JudoInside.com)