会津高原だいくらスキー場
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会津高原だいくらスキー場 | |
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所在地 | 福島県南会津郡南会津町針生字昼滝山1951 |
座標 | 北緯37度10分46秒 東経139度37分54秒 / 北緯37.17944度 東経139.63167度座標: 北緯37度10分46秒 東経139度37分54秒 / 北緯37.17944度 東経139.63167度 |
標高 | 1200 m - 838 m |
標高差 | 362 m |
最大傾斜 | 38度 |
コース数 | 12本 |
索道数 | 5本 |
公式サイト | daikura.net |
会津高原だいくらスキー場(あいづこうげんだいくらスキーじょう)は、福島県南会津町にある南会津町営のスキー場である。正式名称は南会津町会津高原だいくらスキー場[1]。指定管理者制度に基づき、町が出資する第三セクターの「株式会社みなみあいづ」が管理・運営している。
地域
[編集]南会津町は一般に奥会津と呼ばれる地域にあり高速道路からのアクセスが良くないため、集客力に難があったが、東武鉄道が都心からのアクセスに力を注いだこと、会津ディスティネーションで奥会津のメディア露出の機会が増えたこと、大内宿など古い集落風景が残る景色がいわゆる、いやしに合地したこと、甲子トンネルの開通で白河インターから市街地まで一時間と至近になったことなどが重なり合い、近年は観光地としての評価が高まっている。
概要
[編集]会津高原の中でも奥まった地域にあるこのスキー場は最高標高が1200mと高く、斜面は東側向きで周囲を1000m級の山々に囲まれているため日が当たりにくく雪質が良い。 駒止湿原などが近いため民宿街が近くにあり夏季には登山客・冬季にはスキー客を相手に営業している。 地元小中学校には冬の部活動や校内スキー大会等で無料で開放される。 宿泊施設のリゾートイン台鞍がゲレンデサイドに併設されていたが、2024年3月24日をもって閉館した[2]。
1982年に[3]開業して以来南会津町主体で営業が続けられてきたが、2024年6月に行われた南会津町観光施設評価業務報告書によると、利用客数の減少、施設の老朽化が進んでいる。
ゲレンデ
[編集]コース数は12。リフトは5基。 特にスキー場の名の由来となった台鞍ゲレンデは600mで高さ約200mを下るほどの急斜面である[4]。
リフト
[編集]- 中央ペア(391m)
- 駒止ペア(876m)
- 春木沢トリプル(1,072m、フード付き高速リフト)
- 白樺トリプル(893m、フード付き高速リフト)
- 中央シングル(372m、廃止)
- 駒止シングル(884m、廃止)
コース
[編集]コース名 | 長さ | 最大斜度/平均斜度 |
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中央ゲレンデ | 600m | 23°/11° |
台鞍ゲレンデ | 600m | 38°/35° |
駒止ゲレンデ | 1,000m | 28°/13° |
シャドー | 270m | 24°/24° |
スイング | 250m | 28°/20° |
春木沢イン | 1,200m | 28°/12° |
春木沢アウト | 1,300m | 25°/12° |
白樺イン | 1,200m | 20°/9° |
白樺アウト | 1,500m | 15°/9° |
駒止尾根 | 1,200m | 20°/7° |
初心者 | 800m | 12°/12° |
シャイング | 260m | 30°/22° |
交通アクセス
[編集]- 東北自動車道西那須野塩原ICから国道400号、国道121号、国道289号で約64キロメートル。
- 白河ICからは約67キロメートル。会津田島駅からバスで30分
- 東武鉄道の夜行日帰り専用特急「スノーパル」で会津高原尾瀬口駅からのシャトルバスが運行されている。以前は宇都宮、水戸、常陸太田からシャトルバスが運行されていた事もある。
脚注
[編集]- ^ 南会津町会津高原スキー場条例
- ^ “会津高原 リゾートイン台鞍”. www.daikura.net. 2024年7月14日閲覧。
- ^ “広報みなみあいづ 2022年2月号”. 南会津町. 2024年7月14日閲覧。
- ^ “ゲレンデ情報 コース案内 | 会津高原だいくらスキー場”. 2024年7月14日閲覧。