伴星 (人工衛星)
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伴星 | |
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所属 | CASC |
任務 |
宇宙船の撮影 技術開発 |
打上げ日時 | 2008年9月25日13時10分 |
輸送ロケット | 長征2号F |
COSPAR ID | 2008-047G |
質量 | 40 kg |
軌道要素 | |
軌道 | LEO |
軌道傾斜角 | 42.4° |
遠点高度 | 338 km |
近点高度 | 329 km |
伴星(英: BanXing ; BX-1)は2008年9月27日11時27分(GMT)に神舟7号から放出された中国の小型人工衛星[1]。放出される前は神舟7号のオービタルモジュールの先端部に取り付けられていた。
伴星は神舟7号の画像を中継することに使用された[2]。質量は約40kgで、2台のカメラと通信装置を搭載し、アンモニアガスをベースとした推進システムによって操作された[3]。
神舟7号が大気圏再突入を果たした後、伴星は破棄された神舟のオービタルモジュールと共に編隊飛行実験の一環として軌道上に残された[4]。
伴星が放出された数時間後に、伴星と神舟7号のオービタルモジュールは国際宇宙ステーションの非常に近くを通過した。このことは、この実験が軍事的な対衛星迎撃技術の試験を意図したものではなかったのか、という憶測を引き起こした[3]。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- ^ Dr. Jonathan McDowell (2008年10月12日). “Issue 601”. Jonathan's Space Report. 2008年10月22日閲覧。
- ^ Wade, Mark. “Shenzhou 7”. Encyclopedia Astronautica. 2008年10月21日閲覧。
- ^ a b Fisher, JR, Richard D (2008年10月31日). “China's Close Call”. Wall Street Journal. 2008年11月1日閲覧。
- ^ Covault, Craig (2008年10月10日). “Subsat Orbiting Empty Module”. Aviation Week. 2008年10月21日閲覧。