住吉神社 (宇土市)
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住吉神社 | |
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住吉神社 (宇土市) | |
所在地 | 熊本県宇土市住吉町2067 |
位置 | 北緯32度42分29.5秒 東経130度35分27.5秒 / 北緯32.708194度 東経130.590972度座標: 北緯32度42分29.5秒 東経130度35分27.5秒 / 北緯32.708194度 東経130.590972度 |
主祭神 |
底筒之男命 中筒之男命 表筒之男命 神功皇后 |
社格等 | 旧県社 |
創建 | 延久3年(1071年) |
例祭 | 10月13日 |
地図 |
住吉神社(すみよしじんじゃ)は、熊本県宇土市住吉町住吉自然公園にある神社。旧社格は県社[1]。
由緒
[編集]延久3年(1071年)、肥後国司菊池則隆が、摂津住吉宮の分霊を勧招し、海上安全の守護神として創建したという[2]。菊池氏により手厚い保護を受けたが、戦国時代に社殿は失われた。寛文13年(1673年)、熊本藩主・細川綱利により、現在地に再建された[3]。
以後、肥後三大社[4]として細川家代々の崇拝を受けた。熊本藩主の参勤交代などの航路のため、また地域の海上安全のため神明の加護を祈願した。雨乞い祈祷などの記録もある[5]。熊本藩第4代藩主・細川宣紀が奉納した高灯籠は、日本最古の灯台であると言われており、後々まで、島原湾の航海安全に大きく寄与した[6]。
細川宣紀は「住吉の神捨てずば沖津船 なぎさに寄せよ八重の潮風」という歌を、住吉大神に詠んでいる[7]。
ドリュー祭
[編集]海苔養殖の人工採苗の開発に貢献したキャスリーン・メアリー・ドリュー=ベーカーを顕彰するため、1963年に有明海の海苔養殖業者が寄付を募り、住吉神社に顕彰碑を建立した。
毎年4月14日にドリュー祭(ドゥルー祭)が開かれている。
祭神
[編集]所在地
[編集]- 熊本県宇土市住吉町2067
交通
[編集]周辺
[編集]注釈
[編集]参考文献
[編集]- 森本一瑞『肥後国志 巻之11』(熊本活版舎、1885)
- 『宇土郡誌』(宇土郡、1921)
- 宇土市編纂発行『宇土市史』(1960)
- 日本歴史地名大系44『熊本県の地名』(平凡社、1985)
- 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典43 熊本県』(角川書店、1987)