佐々木隆生
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佐々木 隆生(ささき たかお、1945年10月10日[1] - )は、日本の経済学者。経済学博士(東北大学)。北海道大学名誉教授。岩手県盛岡市生まれ。
来歴
[編集]1969年東北学院大学経済学部卒業。1975年東北大学大学院経済学研究科単位取得満期退学。同年、東北大学経済学部助手。1977年北海道大学経済学部講師。1978年同経済学部助教授。1985年同経済学部教授。同公共政策大学院教授を経て、2009年同公共政策大学院特任教授。2011年北海道大学を退職、同名誉教授、北星学園大学経済学部教授。2016年3月北星学園大学定年退職。
研究領域
[編集]専門は世界経済論、国際関係論、理論経済学。特に、国際資本移動の政治経済学、アジア太平洋地域の政治経済統合、グローバル・エコノミーにおける世界経済管理の政治経済学的考察など多岐に渡って研究。
著書
[編集]- 村岡俊三と共著『構造変化と世界経済』(藤原書店、1993年)
- 中村研一と共著『ヨーロッパ統合の脱神話化 ― ポスト・マーストリヒトの政治経済学』(ミネルヴァ書房、1994年)
- 『国際資本移動の政治経済学』(藤原書店、1995年)
- 『国際公共財の政治経済学 - 危機・構造変化・国際協力』(岩波書店、2010年)
- 『大学入試の終焉 - 高大接続テストによる再生』(北海道大学出版会、2012年)
翻訳
[編集]- ルイジ・パシネッティ著『構造変化の経済動学 - 学習の経済的帰結についての理論』(監訳、日本経済評論社、1998年)
脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.318
参考文献
[編集]- 『北海道人物・人材情報リスト2004 か-と』(日外アソシエーツ編集・発行、2003年)