佐伯精司
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佐伯 精司 | |
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第3護衛隊群司令当時の佐伯海将 | |
生誕 |
1960年8月23日(64歳) 日本 愛媛県 |
所属組織 | 海上自衛隊 |
軍歴 | 1984年 - 2017年 |
最終階級 | 海将 |
除隊後 | 海洋電子工業株式会社顧問[1] |
佐伯 精司(さえき せいじ)、1960年(昭和35年)8月23日[2] - )は、日本の元海上自衛官。退官時の階級は海将。
略歴
[編集]愛媛県出身。愛光高等学校を経て東京大学法学部第3類(政治コース)を卒業[3]し、1984年(昭和59年)3月、一般幹部候補生として海上自衛隊に入隊。その後、さわぎり艦長[4]。海上幕僚監部補任課[4]等での勤務を経て、2007年(平成19年)3月、第1護衛隊司令[4]に就任。隊司令として2008年(平成20年)1月11日に成立した「テロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法」に基づき最初に派遣された第1次派遣海上補給支援部隊を指揮した[4][5]。その後は第3護衛隊群司令、舞鶴地方総監部幕僚長[6]、海上幕僚監部装備計画部長[7]を務めたのち、2016年(平成28年)12月、海将に昇任し潜水艦隊司令官に就任[8]。2017年(平成29年)12月20日に退官した[9]。
年譜
[編集]- 1984年(昭和59年)3月:海上自衛隊入隊(第35期一般幹部候補生課程)[10]
- 1998年(平成10年)7月:2等海佐に昇任
- 2000年(平成12年)3月:第1護衛隊群司令部幕僚
- 2001年(平成13年)8月20日:護衛艦「さわぎり」艦長
- 2002年(平成14年)8月20日:海上幕僚監部人事教育部補任課
- 2003年(平成15年)1月1日:1等海佐に昇任
- 2005年(平成17年)8月1日:海上幕僚監部防衛部防衛課防衛班長
- 2007年(平成19年)3月28日:第1護衛隊司令
- 2008年(平成20年)8月1日:海上幕僚監部指揮通信情報部指揮通信課長
- 2010年(平成22年)3月29日:海将補に昇任、第3護衛隊群司令
- 2011年(平成23年)8月5日:統合幕僚監部指揮通信システム部長
- 2013年(平成25年)8月22日:舞鶴地方総監部幕僚長
- 2015年(平成27年)3月30日:海上幕僚監部装備計画部長
- 2016年(平成28年)12月22日:海将に昇任、潜水艦隊司令官に就任
- 2017年(平成29年)12月20日:退官
脚注
[編集]- ^ 自衛隊法第65条の11第5項の規定に基づく自衛隊員の再就職 状況の報告(平成30年4月1日~同年6月30日分)
- ^ 海上自衛新聞(平成28年12月23日)第3面・主要人事略歴
- ^ 『東大人名録,第1部』、1992年発行、23ページ
- ^ a b c d 自衛官に聞く 補給支援特措法に基づく最初の支援活 特定非営利活動法人平和と安全ネットワーク
- ^ 派遣海上補給支援部隊の活動(防衛省)
- ^ 『官報』号外第201号(平成25年9月13日)
- ^ 防衛省発令(将補人事)
- ^ 防衛省発令(将人事)
- ^ 防衛省発令(将人事)
- ^ 防大28期相当
出典
[編集]- 防衛年鑑2015(防衛年鑑刊行会)