佐藤マコト
佐藤 マコト | |
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生誕 |
1963年??月??日 日本・東京都 |
職業 | 漫画家 |
受賞 | 第2回MANGA OPEN入選(『箱入り娘』) |
佐藤 マコト(さとう マコト、1963年[1] - )は、日本の漫画家[1]。東京都出身[1]。男性[1]。鈴木由美子の専属アシスタントを経て、デビュー。
来歴
[編集]1963年に東京都で生まれる[1]。高校を卒業後、建築会社やアニメーションの会社で働く[1]。その後、雑誌の広告でアシスタント募集を見て、岡田ユキオのアシスタントとなる[1]。プロアシスタントとしていろいろな現場で経験を積み、1995年に読み切り『個人世界』が『ヤングマガジン増刊赤BUTA』(講談社)に掲載され、デビューを果たす[1]。1997年に『箱入り娘』が第2回MANGA OPENで入選する[1]。
1999年、『モーニング新マグナム増刊』No.11より『サトラレ』の連載を開始[1]。同作は2001年に『サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS』のタイトルで実写映画化され、2002年にテレビドラマ化された[1][2]。2005年に『サトラレneo』の連載を開始[1]。
2007年、『プレイコミック』の「創刊39周年記念連載攻勢第1弾」作品として、医療サスペンスを題材とした『逃亡医F』の連載を開始[1][3]。2009年11月、『コミックフラッパー』(メディアファクトリー)にて、「新時代を開く新連載」として4作品の連載が開始され、その1作として「ハートフルSFコメディ」の『轟け!鉄骨くん』をスタートさせる[4]。
代表が本そういち、副代表が葉月京によるボランティア団体が主催する、34名の漫画家による子どもたちの未来のためのチャリティオークションが2010年1月から開催され、佐藤も参加[5]。
2013年9月、『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)18号より吸血鬼のラブコメディ『Qの系譜』の連載を開始[6]。2021年11月に『逃亡医F』のテレビドラマ化が発表される[7]。
作品リスト
[編集]連載
[編集]- サトラレ(『モーニング新マグナム増刊』1999年No.11[8] - 2001年20号[9]、『イブニング』2001年1月号[9] - 2005年1号[10]、全8巻)
- RODIN(原作:谷津弘幸、『ヤングチャンピオン』2005年19号[16] - 2006年15号、全2巻)
- 逃亡医F(原作:伊月慶悟、『プレイコミック』2007年15号 - 2008年19号) - 紙の単行本は未刊行[注釈 1]。
- 無修正学級狩られ屋(『ケータイ★まんが王国』描き下ろし連載[注釈 2]、全3巻)
- 轟け!鉄骨くん(『コミックフラッパー』2009年12月号[4] - 2011年7月号[17]、全2巻)
- Qの系譜(『ヤングガンガン』2013年18号[6] - 2014年15号、全2巻)
読切
[編集]- 個人世界(『ヤングマガジン増刊赤BUTA』[1])
- 箱入り娘(『モーニング』)
- ブラック・ジャック ALIVE 「ピノコの恋」(『ヤングチャンピオン』2005年7号) - 『ブラック・ジャック』のリメイク作品集の一編。
- 酔いどれインターポール(原作:花形怜、『モーニング食』1号[18]、2号[19]、2011年 - 2012年)
- 『超人ロック』トリビュート読み切り(『ヤングキングアワーズ』2017年1月号[20]) - 『超人ロック』ファンの漫画家による同作を題材に読み切りを描く企画の第1弾作品[20]、アンソロジー『超人ロック異聞』に収録[21]
その他
[編集]- 「June Bride ○○は俺の嫁!!」特集(『コミックフラッパー』2010年7月号[22]) - コメントとイラスト[22]
- 東日本大震災被災地への応援メッセージイラスト(『コミックフラッパー』公式サイト2011年3月公開[23]) - 『フラッパー』の作家として寄稿[23]
活動など
[編集]- 2011年7月8日、新宿ロフトプラスワンにて開催の『超人ロック』ファンイベント「超人ロック SPECIAL NIGHT 2011」にゲスト出演[24]。
- 2015年8月3日、赤松健がGYAO!とJコミックテラスを設立し、記者会見が行われ、そこで赤松の事業に賛同する漫画家の1人として佐藤の応援メッセージが発表された[25]。
- 2016年3月20日、東京都立川市子ども未来センターにて、立川まんがぱーくのオープン3周年記念イベント「立川まんがぱーくまつり」を開催[26]。イベントのトークショーに佐藤が出演[26]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n “佐藤 マコト(漫画家)”. マンガペディア. 2021年11月17日閲覧。
- ^ “「サトラレ」8月に舞台化、“サトラレ”を娘に持つ家族を描くオリジナルストーリー”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年6月17日) 2021年11月17日閲覧。
- ^ “逃亡医F(漫画)”. マンガペディア. 2021年11月17日閲覧。
- ^ a b “フラッパー12月号「サトラレ」佐藤マコトほか4タイトルが連載開始”. コミックナタリー (ナターシャ). (2009年11月5日) 2021年11月17日閲覧。
- ^ “西原、福本らが出品。子どもの未来のためのオークション”. コミックナタリー (ナターシャ). (2010年1月19日) 2021年11月17日閲覧。
- ^ a b “「サトラレ」の佐藤マコト、ヤンガンで吸血鬼ラブコメ始動”. コミックナタリー (ナターシャ). (2013年9月6日) 2021年11月17日閲覧。
- ^ “殺人容疑で逃亡を続ける天才外科医描く「逃亡医F」TVドラマ化、主演は成田凌”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年11月17日) 2021年11月17日閲覧。
- ^ “『サトラレ(1)』(佐藤 マコト)”. 講談社コミックプラス. 2021年11月17日閲覧。
- ^ a b “『サトラレ(2)』(佐藤 マコト)”. 講談社コミックプラス. 2021年11月17日閲覧。
- ^ “『サトラレ(8)』(佐藤 マコト)”. 講談社コミックプラス. 2021年11月17日閲覧。
- ^ “『サトラレneo(1)』(佐藤 マコト)”. 講談社コミックプラス. 2021年11月17日閲覧。
- ^ “『サトラレneo(2)』(佐藤 マコト)”. 講談社コミックプラス. 2021年11月17日閲覧。
- ^ “『サトラレ〜嘘つきたちの憂鬱〜(1)』(佐藤 マコト、伊鳴 優子)”. 講談社コミックプラス. 2021年11月17日閲覧。
- ^ “『サトラレ〜嘘つきたちの憂鬱〜(4)』(佐藤 マコト、伊鳴 優子)”. 講談社コミックプラス. 2021年11月17日閲覧。
- ^ “「サトラレ」復活!思考ダダ漏れの女子高生と、彼女を見守る対策委員の青春劇”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年10月10日) 2021年11月17日閲覧。
- ^ “ヤングチャンピオン 2005年NO.19”. 2021年11月17日閲覧。
- ^ “水あさと、コミック専門書店員描く新連載がフラッパーで”. コミックナタリー (ナターシャ). (2011年6月4日) 2021年11月17日閲覧。
- ^ “「モーニング食」創刊、勇午カレー編や作家推薦の焼肉店”. コミックナタリー (ナターシャ). (2011年10月14日) 2021年11月17日閲覧。
- ^ “モーニング食2号にラズウェル、安田弘之、和泉晴紀ら登場”. コミックナタリー (ナターシャ). (2012年7月23日) 2021年11月17日閲覧。
- ^ a b “「超人ロック」50周年でアワーズにトリビュート読切、第1弾は佐藤マコト”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年11月30日) 2021年11月17日閲覧。
- ^ “「超人ロック」太田垣康男ら参加のアンソロ&外伝本が本日“ロックの日”に”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年6月9日) 2021年11月17日閲覧。
- ^ a b “秋★枝、青春らフラッパー連載陣が“俺の嫁”を競作”. コミックナタリー (ナターシャ). (2010年6月6日) 2021年11月17日閲覧。
- ^ a b “竹本泉、柳原望らフラッパー連載陣の応援イラスト公開”. コミックナタリー (ナターシャ). (2011年3月31日) 2021年11月17日閲覧。
- ^ “聖悠紀も出演、「超人ロック」ファンイベント7月に開催”. コミックナタリー (ナターシャ). (2011年5月16日) 2021年11月17日閲覧。
- ^ “赤松健、電子書籍サイト刷新し51カ国語翻訳に対応!でんぱ組えいたそも応援”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年8月3日) 2021年11月17日閲覧。
- ^ a b “立川まんがぱーく3周年イベント、トークショーに樹崎聖や大石浩二ら出演”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年3月17日) 2021年11月17日閲覧。
外部リンク
[編集]- 本人のスティッカム
- 佐藤マコト - pixiv
- 佐藤マコト (@satoraremakoto) - X(旧Twitter)
- 本人のTwitpic - ウェイバックマシン(2013年10月29日アーカイブ分)
- 佐藤マコト:公開作品 - マンガ図書館Z