花形怜
表示
花形 怜 | |
---|---|
生誕 | 日本・東京都 |
職業 | 漫画原作者、脚本家 |
活動期間 | 2005年 - |
ジャンル | 青年漫画 |
花形 怜(はながた れい)は、日本の漫画原作者、脚本家。東京都出身。
来歴
[編集]2005年、『週刊漫画TIMES』(芳文社)に掲載された『珈琲どりーむ』(画:ひらまつおさむ)でデビューする。以後、芳文社、小学館、日本文芸社などの青年誌で活動。作品に『バリスタ』、『チャイナガール』がある。
農林水産省で輸入食材を扱う部署などにいた経験から、手掛けた作品の多くはグルメ漫画で、コーヒー、酒、チーズ、スウィーツ、日本料理、江戸料理など、幅広く深い知識を披露している。
2014年に『暗黒の戦い』(監督:山鹿孝起)で脚本を執筆して以来、映像作品の脚本も手掛けている。
デビュー以来、一貫してオリジナル作品を書いていたが、2016年5月より、小学館のビッグコミックスペリオールで『味いちもんめ・世界の中の和食編』(画:倉田よしみ)の連載を開始。故・あべ善太、福田幸江に次ぐ、同シリーズ三代目のストーリーメーカーとなった。
人物
[編集]趣味はドラムで、塩野善國に師事。また、小原流華道の教授資格を持っている。氷室京介とくりぃむしちゅーの大ファンである[1]。その他の趣味として、ムエタイを挙げている[2]。好きなファッションブランドはイギリスのロックバンドBring Me The Horizonのヴォーカルであるオリヴァー・サイクス(Oliver sykse)の経営するDROP DEADだという[3]。
作品リスト
[編集]漫画原作
[編集]- 珈琲どりーむ(画:ひらまつおさむ、『週刊漫画TIMES』、芳文社、全5巻)
- 雀ぐる放浪記 いただきます(画:河合単、『近代麻雀』、竹書房)
- チーズの時間(画:山口よしのぶ、『週刊漫画TIMES』、芳文社、全5巻)
- お受験の星(画:今谷鉄柱、『ビッグコミックスペリオール』、小学館、全4巻)
- チャイナガール(画:青山景、『ビッグコミックスペリオール』、小学館、全1巻)
- 丼なモンダイ!(画:吉開寛二、『食漫』、日本文芸社、全2巻)
- バリスタ(画:むろなが供未、『週刊漫画TIMES』、芳文社、全10巻)
- 水族館のカメ(画:ワカサ・ショウ、『グランドジャンプ』、集英社)
- 酔いどれインターポール(画:佐藤まこと、『モーニング食』、講談社)
- 隠密包丁〜本日も憂いなし〜(画:本庄敬、『週刊漫画ゴラク』、日本文芸社、全4巻)
- 本日のバーガー(画:才谷ウメタロウ、『週刊漫画TIMES』、芳文社、全18巻)
- ショコラティエはサディスティック(画:松本救助、『漫画ゴラクスペシャル』、日本文芸社、全2巻)
- 味いちもんめ・世界の中の和食編(画:倉田よしみ、原案:あべ善太、『ビッグコミックスペリオール』、小学館、全2巻)
- パスタの流儀(画:才谷ウメタロウ、『週刊漫画TIMES』[4]、芳文社、全5巻)
- 義娘と焼肉(画:才谷ウメタロウ、『週刊漫画TIMES』[5]、芳文社、既刊4巻)
映像脚本
[編集]- 暗黒の戦い(監督:山鹿孝起)
- 日本やくざ抗争史 殺しの軍団 第一章(監督:山本芳久)
- 日本やくざ抗争史 殺しの軍団 第二章(監督:山本芳久)
- 狂犬と呼ばれた男たち カリスマヤクザ(監督:浅生マサヒロ)
- 狂犬と呼ばれた男たち 外道ヤクザ(監督:浅生マサヒロ)
- 外道憤砕(監督:浅生マサヒロ)
- 外道憤砕2(監督:浅生マサヒロ)
- 織田同志会 織田征仁(監督:藤原健一)
- 織田同志会 織田征仁2(監督:藤原健一)
- 織田同志会 織田征仁3(監督:藤原健一)
脚注
[編集]- ^ 「丼なモンダイ!」1巻著者プロフィールより
- ^ 「丼なモンダイ!」2巻著者プロフィールより
K-1選手の池田幸司に師事。→著者プロフィールには記載なし。要出典。 - ^ 「チャイナガール」単行本著者プロフィールより
- ^ “「本日のバーガー」の花形怜×才谷ウメタロウによる新連載「パスタの流儀」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年5月21日) 2021年5月20日閲覧。
- ^ “「本日のバーガー」の花形怜×才谷ウメタロウで描く新連載「義娘と焼肉」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年4月28日) 2023年4月28日閲覧。
参考文献
[編集]- 『丼なモンダイ!』著者プロフィール 日本文芸社
- 『チャイナガール』PROFILE 小学館