佐藤智加
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佐藤 智加(さとう ともか、1983年[1] - )は、日本の小説家。愛知県名古屋市出身[1]。
経歴
[編集]父は萩原朔太郎研究で知られる国文学者の佐藤房儀(元中京大学大学院文学研究科長)。
愛知県立天白高等学校在学中の1999年、「死というものの日常」で中野重治記念文学奨励賞第8回全国高校生詩のコンクール優秀作受賞[1]。2000年「肉触」で第37回文藝賞優秀賞を受賞[1]。
2002年慶應義塾大学環境情報学部入学。2003年『壊れるほど近くにある心臓』で第16回三島由紀夫賞候補。2006年慶大卒業。
作品リスト
[編集]- 『肉触』(2001年1月、河出書房新社)
- 「肉触」(『文藝』2000年冬号)
- 「睡郷に帰す君に」
- 『壊れるほど近くにある心臓』(2003年3月、河出書房新社)
- 「壊れるほど近くにある心臓」(『文藝』2002年秋季号「ZWAPPEN」を改題)
- 単行本未収録作品
- 「ZWAPPEN」(『文藝』2002年秋号)
- 「孫入り」(『群像』2003年7月号)
- 「水棲の音」(『群像』2006年5月号)
- 「穴の愉しみ」(『文藝』2006年秋号)
- 「隣人の生活」(『群像』2008年5月号)
- 「霧を駆ける」(『文学界』2008年11月号)