佐藤正二 (台湾総督府官僚)
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佐藤 正二(さとう しょうじ、1903年(明治36年)2月28日[1] - 没年不明)は、昭和時代前期の台湾総督府官僚、海軍司政官[2]。
経歴・人物
[編集]福井県福井市に生まれる[1]。静岡高等学校を卒業[2]。1929年(昭和4年)3月、京都帝国大学法学部を卒業し、同年10月[2]高等試験行政科に合格する[1]。1932年(昭和7年)12月、府属に任ぜられ、1937年(昭和12年)11月、地方理事官に進み、高雄州潮州郡守に就任[3][4]。
その後は、高雄税関監視部長、外事部第二課勤務、台南州教育課長、同州地方課長、同州総務課長などを歴任した[5]。1943年(昭和18年)3月31日、海軍司政官に任じられ南西方面艦隊ボルネオ民政部部員に発令された[6]。
脚注
[編集]- ^ a b c 興南新聞社 1943, 165頁.
- ^ a b c 『日本官僚制総合事典1868-2000』第2版、281頁。
- ^ 興南新聞社 1943, 165-166頁.
- ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和13年』、708頁。
- ^ 興南新聞社 1943, 166頁.
- ^ 「海軍辞令公報 (部内限) 第1087号 昭和18年4月5日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072090500
参考文献
[編集]- 興南新聞社 編『台湾人士鑑』呂霊石、1943年 。
- 秦郁彦編『日本官僚制総合事典1868-2000』第2版、東京大学出版会、2007年。