コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

佐野玄宜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

佐野玄宜(さの げんき、1981年昭和56年)7月22日 - )は、シテ方宝生流能楽師。十九代宗家・宝生英照、二十代宗家・宝生和英に師事。

略歴

[編集]

1981年、シテ方宝生流能楽師・佐野由於の長男として東京都で生まれる。弟は弘宜。1986年4月宝生会五雲会にて、4歳で初舞台「鞍馬天狗」花見。1999年5月、石川県立能楽堂で催された祖父・佐野正治十三回忌追善能にて初シテ「経政」を勤める。2012年8月に宗家内弟子を卒業、独立し、 2014年5月「石橋」、 2015年3月「道成寺」を披く。國學院大學の宝生流能楽サークルを指導。能楽協会会員。同門会「蔦玄会」を主宰。

初等部から高等部まで青山学院で過ごし、早稲田大学教育学部国語国文学科に進学、同大学院文学研究科日本文学専修修士課程修了。修士論文は「観世信光とその作品の研究」。早稲田大学椙山女学園大学慶應義塾横浜初等部[1]非常勤講師。[2][3]


関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 児童の感性を育てる -日本の伝統芸能「能」と「浄瑠璃」の舞台制作を通して-”. 慶應義塾未来先導基金. 2017年10月20日閲覧。
  2. ^ プロフィール”. 蔦玄会佐野玄宜. 2017年10月20日閲覧。
  3. ^ プロフィール”. 能楽協会. 2017年10月20日閲覧。

外部リンク

[編集]