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佐野真由子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

佐野 真由子(さの まゆこ、1969年-)は、日本の文化学者。専攻は文化交流史・文化政策。京都大学大学院教育学研究科教授。

来歴・人物

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東京都出身。東京学芸大学附属高等学校を経て、1992年東京大学教養学部教養学科国際関係論専攻を卒業後、国際交流基金に勤務。その後、ケンブリッジ大学に留学し、1999年に国際関係論修士号を取得。2002年国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)本部文化局勤務を経て、2005年静岡文化芸術大学専任講師、2008年准教授、2010年4月国際日本文化研究センター准教授、2017年長崎県立大学地域創造学部教授(クロスアポイントメント)。2015年、学位論文「幕末外交儀礼の研究 : 欧米諸国外交官による登城・将軍拝謁式を中心に」で東京大学より論文博士として博士(学術)(地域文化研究アジア)の学位を取得[1]。2018年京都大学大学院教育学研究科教授となる。

2003年著書『オールコックの江戸』でヨゼフ・ロゲンドルフ賞を受賞、2018年『幕末外交儀礼の研究』で日本比較文学会賞受賞。

夫は岡本拓司・東大教授(科学史)[2]

著作

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単著

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編著

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  • 万国博覧会と人間の歴史』(思文閣出版、2015年)
  • 『万博学』(思文閣出版、2020年)

脚注

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  1. ^ 佐野真由子『幕末外交儀礼の研究 : 欧米諸国外交官による登城・将軍拝謁式を中心に』 東京大学〈博士(学術) 乙第18034号〉、2015年。doi:10.15083/00007575NAID 500000961533https://doi.org/10.15083/00007575 
  2. ^ 『幕末外交儀礼の研究』あとがき

外部リンク

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京都大学 教育研究活動データベース