佐野菜見
表示
佐野 菜見 | |
---|---|
生誕 |
1987年4月17日 日本・兵庫県西宮市 |
死没 | 2023年8月5日(36歳没) |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 2010年 - 2023年 |
代表作 |
『坂本ですが?』[1] 『ミギとダリ』 |
受賞 | コミックナタリー大賞 |
サイン |
佐野 菜見(さの なみ、1987年4月17日[2][3] - 2023年8月5日[4][5])は、日本の漫画家[3]。女性[3]。兵庫県西宮市出身[2][3]。
来歴
[編集]2010年に読み切り作品「ノンシュガーコーヒー」が『Fellows!』(エンターブレイン)に掲載され、漫画家としてデビューする[2][3]。
2013年には連載作『坂本ですが?』がコミックナタリー大賞を受賞した[6]。同作はその後2016年4月から6月までテレビアニメ化された[7]。
『ミギとダリ』のアニメ化を2か月後に控えた2023年8月5日、卵巣癌により死去[1][4][5][8]。36歳没[8]。
作品リスト
[編集]連載
[編集]読み切り
[編集]- ノンシュガーコーヒー(『Fellows!』Vol.10A、2010年) - デビュー作[3][13]。『佐野菜見作品集』に収録。
- 肩幅ひろし(『コスチューム・フェローズ』、2011年[14]) - 『坂本ですが?』1巻、『佐野菜見作品集』に収録。
- テイラーズ・ハウス(『Fellows!』Vol.15[15]、2011年) - 『佐野菜見作品集』に収録。
- 坂本ですが?(『Fellows!』Vol.18、2011年)
- のっぽがいる(『U12 こどもふぇろーず』[13]) - 『佐野菜見作品集』に収録。
- 人よんで8823(『ハルタ』Vol.36[16]、2016年) - 『坂本ですが?』のスピンオフ作品。『佐野菜見作品集』に収録[13]。
- いとしの紙一重(『スレンダーフェローズ』) - 『佐野菜見作品集』に収録[13]。
- 未発表作品 - いずれも『佐野菜見作品集』に収録[13]。
- チューリップを君に
- 幸せのチョコレート
- 月のうた
- La Rue ラ・ルー
- マイホーム
書籍
[編集]- 『坂本ですが?』KADOKAWA〈ビームコミックス〉2013年[17] - 2016年、全4巻
- 『ミギとダリ』KADOKAWA〈ハルタコミックス〉2018年[18] - 2021年、全7巻
- 『佐野菜見作品集』KADOKAWA〈ハルタコミックス〉、2024年8月9日発売[13]、ISBN 978-4-04-737941-1
脚注
[編集]- ^ a b 真常法彦 (2023年11月12日). “急逝の漫画家「坂本ですが?」の佐野菜見さん 尽きない情熱、アバヨ”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社) 2023年12月4日閲覧。
- ^ a b c “佐野菜見”. コミックナタリー (ナターシャ) 2016年9月21日閲覧。
- ^ a b c d e f “佐野 菜見(漫画家)”. マンガペディア. 2021年12月15日閲覧。
- ^ a b ハルタ [@hartamanga] (2023年8月16日). "【読者の皆様へ】 漫画家の佐野菜見さんが8月5日に逝去されました。…". X(旧Twitter)より2023年8月16日閲覧。
- ^ a b “漫画家・佐野菜見さんが死去 『坂本ですが?』『ミギとダリ』など描く”. ORICON NEWS. oricon ME (2023年8月16日). 2023年8月16日閲覧。
- ^ “2013年度”. 「コミックナタリー大賞 2015」公式サイト. ナターシャ. 2016年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月18日閲覧。
- ^ “「坂本ですが?」スタイリッシュにTVアニメ化!坂本役は緑川光”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年1月15日) 2016年1月15日閲覧。
- ^ a b “(惜別)佐野菜見さん 漫画家・「坂本ですが?」「ミギとダリ」作者”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2023年11月11日) 2023年12月4日閲覧。
- ^ “フェローズで新鋭3人の連載一挙始動、合作マンガの小冊子も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2012年4月14日) 2021年12月15日閲覧。
- ^ “「坂本ですが?」スタイリッシュに完結!ハルタ書店特典に特製しおり”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年12月14日) 2021年12月15日閲覧。
- ^ “佐野菜見の新連載「ミギとダリ」がハルタで開幕、主人公は双子の美少年”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年7月15日) 2017年7月15日閲覧。
- ^ “「FOOLPROOF」規格外の学園生活がハルタで開幕!ミギとダリ、九国のジュウシは完結”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年11月15日) 2021年12月15日閲覧。
- ^ a b c d e f “未発表原稿から「坂本ですが?」のスピンオフまで収録 永久保存版「佐野菜見作品集」”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年8月9日). 2024年8月11日閲覧。
- ^ “締切り間近!森薫、雁須磨子ら参加、制服テーマの小冊子”. コミックナタリー (ナターシャ). (2011年2月13日) 2021年12月15日閲覧。
- ^ “ひな祭りを先取り! Fellows!で森薫らが描く「雛祭画廊」”. コミックナタリー. ナターシャ (2011年2月14日). 2024年8月11日閲覧。
- ^ “「坂本」8823先輩スピンオフがハルタに、「ふうらい姉妹」再開&新連載も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年7月15日) 2016年10月21日閲覧。
- ^ “一挙一動がクールな男子高生のコメディ「坂本ですが?」1巻”. コミックナタリー. ナターシャ (2013年1月14日). 2024年8月11日閲覧。
- ^ “「坂本ですが?」の佐野菜見、最新作はミステリアスな双子描く「ミギとダリ」”. コミックナタリー. ナターシャ (2018年5月15日). 2024年8月11日閲覧。