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信夫隆生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
信夫 隆生
しのぶ たかお
生年月日 (1966-04-09) 1966年4月9日(58歳)[1]
出生地 日本の旗 日本山形県新庄市[2][3]
出身校 山形県立新庄北高等学校[2]
早稲田大学法学部[1]
ゲオルク・アウグスト大学ゲッティンゲン法学修士[4]

日本の旗 農林水産技術会議事務局研究総務官
在任期間 2024年7月5日[5][6] - 現職

在任期間 2023年1月1日[1][7] - 2024年7月5日[5][6]

日本の旗 農林水産省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官
農林水産省大臣官房公文書監理官
在任期間 2019年7月8日[8] - 2023年1月1日[1]
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信夫 隆生(しのぶ たかお、1966年〈昭和41年〉4月9日[1] - )は、日本農林水産官僚

来歴

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山形県新庄市出身[2][3]。家業は農家で、幼少の頃から「長男だから家業を継ぐのは当たり前」と言われて育ち、小学校4年生から高校3年生まで牛糞の片付けや田んぼの手伝いなど、家業の手伝いをしていた[3]。そんな日常を過ごしていく中で、周囲の友人が遊んでいる姿を横目で見ながら「農家の長男だからといって、なぜこんな辛い経験をしなければならないのだろう」と、農業に対して疑問に抱くようになった[3]。その後、山形県立新庄北高等学校を経て[2]1990年平成2年)3月、早稲田大学法学部を卒業[1]。大学卒業後は国家公務員を志望し、官庁訪問をしていく中で、上述の農業に対する疑問が湧き上がり、同様の問題意識を抱いている農水省とフィーリングが合い[3]1991年(平成3年)4月、農林水産省に入省(Ⅰ種・法律)[1]

入省後、農林水産省大臣官房企画評価課上席企画官、同政策課上席企画官、同課首席調整官兼農林水産大臣秘書官事務取扱、同課首席調整官(農林水産省改革推進室長)、農林水産省大臣官房環境バイオマス政策課バイオマス推進室長、食料産業局総務課食料産業調査官、同局産業連携課長、農林水産省大臣官房付兼内閣官房内閣参事官内閣総務官室)、農林水産省大臣官房政策課長などを歴任[1]

2019年令和元年)7月8日、農林水産省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官兼公文書監理官に就任[8]。農林水産省のデジタル政策を担当し[9]、農業DXを推進[10]。2019年に省内にデジタル政策推進チームを立ち上げ、2021年に「農業DX構想」を取りまとめた[10]

2023年(令和5年)1月1日関東農政局長に就任[1][7]

2024年(令和6年)7月5日農林水産技術会議事務局研究総務官に就任[5][6]

年譜

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  • 1990年(平成2年)3月 - 早稲田大学法学部卒業[1]
  • 1991年(平成3年)4月 - 農林水産省入省(Ⅰ種・法律)[1]
  • 2007年(平成19年)5月 - 農林水産省大臣官房企画評価課上席企画官[1]
  • 2008年(平成20年)
    • 8月 - 農林水産省大臣官房政策課上席企画官[1]
    • 8月 - 農林水産省大臣官房政策課首席調整官兼農林水產大臣秘書官事務取扱[1]
  • 2009年(平成21年)1月 - 農林水産省大臣官房政策課首席調整官(農林水産省改革推進室長)[1]
  • 2011年(平成23年)
    • 7月 - 農林水産省大臣官房環境バイオマス政策課バイオマス推進室長[1]
    • 9月 - 農林水産省食料産業局総務課食料産業調査官[1]
  • 2014年(平成26年)7月 - 農林水産省食料産業局産業連携課長[1]
  • 2015年(平成27年)8月 - 農林水産省大臣官房付兼内閣官房内閣参事官(内閣総務官室)[1]
  • 2017年(平成29年)7月 - 農林水産省大臣官房政策課長[1]
  • 2019年(令和元年)7月 - 農林水産省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官兼公文書監理官[1][8]
  • 2023年(令和5年)1月 - 農林水産省関東農政局長[1][7]
  • 2024年(令和6年)7月 - 農林水産技術会議事務局研究総務官[5][6]

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v “人事異動 令和5年1月1日付” (PDF). 農林水産省. (2023年1月1日). https://www.maff.go.jp/j/org/who/meibo/personnel_change/attach/pdf/index-66.pdf 2024年6月29日閲覧。 
  2. ^ a b c d “毎日フォーラム・霞が関人物録:山形県 - 毎日新聞”. 毎日新聞デジタル (毎日新聞社). (2021年8月10日). https://mainichi.jp/articles/20210806/org/00m/010/010000d 2024年6月30日閲覧。 
  3. ^ a b c d e “農業のデジタル・トランスフォーメーションは、行政の変革から始まる 農林水産省の決意”. スマート農業推進協会. https://smart-agri.co/?p=1501 2024年6月30日閲覧。 
  4. ^ 農業DX構想を実現する、省内データサイエンティストの育成”. 先端教育オンライン. 先端教育機構出版部. 2024年6月30日閲覧。
  5. ^ a b c d “人事異動 7月5日付” (PDF). 農林水産省. (2024年7月5日). https://www.maff.go.jp/j/org/who/meibo/personnel_change/attach/pdf/index-128.pdf 2024年7月5日閲覧。 
  6. ^ a b c d “【人事異動】農水省(7月5日付)”. 農業協同組合新聞 (農協協会). (2024年7月4日). https://www.jacom.or.jp/jinji/2024/240704-75200.php 2024年7月4日閲覧。 
  7. ^ a b c “【人事異動】農林水産省(1月1日付)”. 農業協同組合新聞 (農協協会). (2022年12月28日). https://www.jacom.or.jp/jinji/2022/221228-63812.php 2024年6月30日閲覧。 
  8. ^ a b c “人事、農林水産省”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2019年7月2日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46877010S9A700C1905M00/ 2024年6月30日閲覧。 
  9. ^ “「45歳1000万円」は安いか 農水省DX人材公募”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2020年12月18日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFK1618C0W0A211C2000000/ 2024年6月30日閲覧。 
  10. ^ a b 農業を成長産業化させるDXに貢献。副業・兼業で広がる活躍の場”. ビズリーチ. 2024年6月30日閲覧。

外部リンク

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官職
先代
堺田輝也
日本の旗 農林水産技術会議事務局研究総務官
2024年 -
次代
現職
先代
大角亨
日本の旗 農林水産省関東農政局
2023年 - 2024年
次代
安東隆
先代
山本徹弥
日本の旗 農林水産省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官
農林水産省大臣官房公文書監理官

2019年 - 2023年
次代
菅家秀人