打吹駅
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(倉吉駅 (2代)から転送)
打吹駅* | |
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駅跡地(2019年4月) (路盤(左右)・C11 75(左)・打吹山(奥)) | |
うつぶき Utsubuki | |
◄上灘 (1.8 km) (2.6 km) 西倉吉► | |
所在地 | 鳥取県倉吉市明治町 |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 倉吉線 |
キロ程 | 4.2 km(倉吉起点) |
電報略号 | ウツ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
開業年月日 | 1912年(明治45年)6月1日[1] |
廃止年月日 | 1985年(昭和60年)4月1日[1] |
備考 | 倉吉線廃止に伴い廃駅 |
打吹駅(うつぶきえき)は、鳥取県倉吉市明治町にあった、日本国有鉄道(国鉄)倉吉線の駅(廃駅)である。倉吉線の廃線に伴い、1985年(昭和60年)4月1日に廃駅となった。
倉吉線の中心かつ倉吉市市街地の中心駅として機能しており、当駅発着の区間列車も多く設定されていた。
歴史
[編集]- 1912年(明治45年)6月1日:倉吉軽便線開業時に、倉吉駅(くらよしえき、2代目)として開業[1]。
- 初代倉吉駅である山陰本線の駅は、同年5月1日に上井駅に改称していた。
- 1972年(昭和47年)1月10日:打吹駅に改称[1]。
- 1983年(昭和58年)12月31日:車扱貨物の取り扱いを廃止[1]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:チッキの取り扱いを廃止[1]。
- 1985年(昭和60年)4月1日:倉吉線の全線廃止に伴い、廃駅となる[1]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを有していた地上駅。構内南側の単式ホームに接して駅舎があり、その西側には有蓋車用の貨物ホーム1面1線と留置線1線があった。また、島式ホームの北側にも留置線が1線あった。
駅周辺
[編集]- 倉吉市役所
- 打吹山 - 当駅の駅名の由来。天女伝説で知られる。かつて打吹城も存在した。
- 打吹公園 - 日本の都市公園100選
- 打吹玉川 - 重要伝統的建造物群保存地区
- 大社湯
- マルワプロマート倉吉店
- 鳥取県道205号木地山倉吉線
- 日交バス「赤瓦・白壁土蔵」停留所
跡地
[編集]線路・駅舎・プラットホームとも全て撤去され、歩行者・自転車専用道や駐車場に整備されている。駅前通りだった市道仲ノ町明治町2丁目線は、かつての駅構内を横断する形で線路の北側を並行する県道312号に延伸・接続している。この道路沿いに、倉吉線鉄道記念館と静態保存されているC11形蒸気機関車がある。
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倉吉線鉄道記念館(2019年4月)
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静態保存されているC11 75号機
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倉吉市道仲ノ町明治町2丁目線。かつては打吹駅の駅前通りだった。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 旧国鉄倉吉線廃線跡探訪マップ (PDF) - 倉吉市