優希しおん
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優希 しおん(ゆうき しおん、11月30日[1] - )は、元宝塚歌劇団宙組の男役。
大阪府岸和田市、四天王寺高校出身[1]。身長169cm[1]。愛称は「きよ」、「ゆいな」[1]。
来歴
[編集]2012年、宝塚音楽学校入学。
2014年、宝塚歌劇団に100期生として入団[2]。月組公演「宝塚をどり/明日への指針/TAKARAZUKA 花詩集100!!」で初舞台[1]。
2015年、組まわりを経て宙組に配属[2]。
2023年12月24日付で宝塚歌劇団を退団[3]。当初は、芹香斗亜・春乃さくらトップコンビ大劇場お披露目となる「PAGAD/Sky Fantasy!」東京公演千秋楽をもって退団予定であったが、宙組生徒の急死により、僅か2日で公演休止となる[4]。
主な舞台
[編集]初舞台
[編集]- 2014年3 - 6月、月組『宝塚をどり』『明日への指針-センチュリー号の航海日誌-』『TAKARAZUKA 花詩集100!!』
組まわり
[編集]- 2014年9 - 12月、月組『PUCK(パック)』『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』
宙組時代
[編集]- 2015年3 - 4月、『TOP HAT』(梅田芸術劇場・赤坂ACTシアター) - ショーマン(一幕)
- 2015年6 - 8月、『王家に捧ぐ歌』 - 新人公演:エジプトの戦士(本役:瑠風輝)
- 2015年10 - 11月、『メランコリック・ジゴロ -あぶない相続人-』『シトラスの風Ⅲ』(全国ツアー)
- 2016年1 - 3月、『Shakespeare〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜』 - 新人公演:エセックス伯ロバート・デヴルー(新人公演:桜木みなと)『HOT EYES!!』
- 2016年5月、『ヴァンパイア・サクセション』(ドラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場)
- 2016年7 - 10月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - 黒天使、新人公演:黒天使(マデレーネ)(本役:結乃かなり)
- 2016年11 - 12月、『バレンシアの熱い花』 - 青年『HOT EYES!!』(全国ツアー)
- 2017年2 - 4月、『王妃の館-Château de la Reine-』 - 新人公演:近藤誠(本役:澄輝さやと)『VIVA! FESTA!』
- 2017年6月、『A Motion(エース モーション)』(梅田芸術劇場、文京シビックホール)
- 2017年8 - 11月、『神々の土地』 - ミーチャ、新人公演:ゾバール(本役:桜木みなと)『クラシカル ビジュー』
- 2018年1月、『WEST SIDE STORY』(東京国際フォーラム) - ジェッツの男
- 2018年3 - 6月、『天(そら)は赤い河のほとり』 - ゾラ、新人公演:ウセル・ラムセス(本役:芹香斗亜)『シトラスの風ーSunriseー』
- 2018年7 - 8月、『WEST SIDE STORY』(梅田芸術劇場) - ジーター
- 2018年10 - 12月、『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』『異人たちのルネサンス』 - 新人公演:ジュリアーノ・デ・メディチ(本役:桜木みなと)
- 2019年2月、『黒い瞳』トリオ『VIVA!FESTA! in HAKATA』
- 2019年4 - 7月、『オーシャンズ11』 - バージル・モロイ、新人公演:ラスティー・ライアン(本役:芹香斗亜)
- 2019年12 - 2020年2月、『El Japon イスパニアのサムライ』 - 主殿、新人公演:藤九郎(本役:和希そら)『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』
- 2020年9月、『FLYING SAPA -フライング サパ-』(梅田芸術劇場) - ズーピン
- 2020年11 - 2021年2月、『アナスタシア』 - ロットバルト
- 2021年6 - 9月、『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』 - ウィギンズ『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』
- 2021年11 - 12月、『バロンの末裔』 - スティーブンソン『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』
- 2022年2 - 5月、『NEVER SAY GOODBYE -ある愛の軌跡-』 - ナセール*予定
出演イベント
[編集]- 2014年4月、宝塚歌劇100周年 夢の祭典『時を奏でるスミレの花たち』(ドンブラココーラス)
脚注
[編集]- ^ a b c d e 『宝塚おとめ 2021年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2021年、149頁。ISBN 978-4-86649-158-5。
- ^ a b “宝塚100期生の配属決定 3月に初舞台”. 日刊スポーツ. (2015年2月17日) 2019年10月23日閲覧。
- ^ “【宝塚歌劇団】「“サヨナラ”なしでヒッソリ退団」「専門雑誌『歌劇』のコラムなし」来年3月までの公演中止で、“無言”状態続く渦中”. 週刊女性PRIME. 2024年12月19日閲覧。
- ^ “【宝塚】組替え中止に劇団も「近年では記憶にない」と異例認める ファンも「初めてでは?」”. 日刊スポーツ. 2024年12月19日閲覧。