入沢重麿
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入沢 重麿(いりさわ しげまろ、1875年(明治8年)6月 - 没年不詳)は、関東州官僚・朝鮮総督府官僚。青島民政署長[1]。
経歴
[編集]旧徳山藩藩士入沢義温の長男[2]。1901年(明治34年)、東京帝国大学法科大学英法科を卒業し[2]、台湾総督府属となった[3]。1903年(明治36年)高等文官試験に合格し、1905年(明治38年)に関東州民政署事務官となった[3]。旅順民政署長事務取扱[4]、関東都督府参事官・事務官、同秘書官を歴任[3]。1912年(大正元年)、朝鮮総督府書記官に転じ、京畿道第一部長などを務めた[3]。さらに青島守備軍に転じ、民政部総務部長[2]、青島民政署長を務めた。
退官後は、朝鮮鉄道株式会社副社長に就任した[2]。
脚注
[編集]- ^ 「山東占領地処分一件/細目協定関係/塩業問題 第四巻」 アジア歴史資料センター Ref.B07090775700
- ^ a b c d 大衆人事録 1928.
- ^ a b c d 人事興信録 1918.
- ^ 『官報』第7104号、明治40年3月8日
参考文献
[編集]- 人事興信所編『人事興信録 第5版』人事興信所、1918年。
- 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 昭和3年版』帝国秘密探偵社、1928年。