八千代緑が丘駅
八千代緑が丘駅 | |
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南口側より駅全景(2007年1月) | |
やちよみどりがおか Yachiyo-midorigaoka | |
◄TR05 船橋日大前 (1.2 km) (2.8 km) 八千代中央 TR07► | |
千葉県八千代市緑が丘一丁目1104番3号 | |
駅番号 | TR06 |
所属事業者 | 東葉高速鉄道 |
所属路線 | ■東葉高速線 |
キロ程 | 11.0 km(西船橋起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
18,636人/日(降車客含まず) -2022年- |
乗降人員 -統計年度- |
37,235[1]人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1996年(平成8年)4月27日[2] |
八千代緑が丘駅(やちよみどりがおかえき)は、千葉県八千代市緑が丘一丁目にある、東葉高速鉄道東葉高速線の駅である。駅番号はTR06。
歴史
[編集]計画当初の仮称は「西八千代駅」であった。
年表
[編集]- 1995年(平成7年)8月17日:駅名が決定[3]。
- 1996年(平成8年)4月27日:開業[2]。
- 2007年(平成19年)10月10日:待合室設置。
- 2011年(平成23年)2月11日:エレベーター設置[4][5]。
- 2019年(平成31年)3月13日:旅客用トイレのリニューアル工事が完了。
駅構造
[編集]2面4線の島式ホームを有する高架駅である。駅舎は3階建ての構造となっており、改札は2階部分に、3階高架部分にホームが設置されている。出口は1階と2階にある。駅舎の1階部分は飲食店などの店舗が、2階部分には複数銀行のATMコーナーの他に診療所や調剤薬局などが入居している(従来は書店があったが撤退、その跡区画に入居した)。ホーム部分はガラス壁で覆われており、屋根は曲線を多用した構造である。
改札は1か所のみとなっており、自動改札機のほかに有人通路がある。改札機はPASMO導入により対応機に交換された。
改札内の施設としては、改札を入場し正面にコンビニエンスストアのデイリーヤマザキ、西船橋方面ホーム下部分にトイレがある。階段は西船橋側、東葉勝田台側の両側にあるが、各ホームとも西船橋側のみエスカレーターが設置されている。階段の間の部分にエレベーターが設置されている。また上下ホームともに4・5号車の停車位置に既存の柱を囲むような形態で待合室が設置されている。
京成バラ園の最寄り駅ということで、駅構内の壁やホームの柱にはバラの写真が掲示されている。また、毎年5月に開催されるローズフェスティバル期間中には、バラ園提供のバラの鉢植えが改札内に展示される。この他にも年間を通して構内にプランターの花が提供されたり、駅前のロータリーにバラの植え込みがあるなど、関連は深い。
北口には秀明八千代中学校・高等学校・秀明大学方面へのバス乗り場やタクシー乗り場が設置されているロータリーがある。TOHOシネマズなどがある商業施設の公園都市プラザとは直接2階部分(施設内では1階扱い)でつながっている。南口にはイオンモール八千代緑が丘と連絡する通路があり、直接2階から入店出来るようになっている。また噴水などの飾りがある駅前広場があり、場外コンサートなども行われる。
2010年9月2日よりコンコースからホームへのエレベーター設置工事が開始され、2011年2月11日に完成した[4]。しかし、改札外の1階へ降りるエレベーターは駅管理のものがなく、隣接している施設のものを使用するか、駅員に申告して改札外のエスカレーターを車椅子モードにして使用するかのどちらかとなる。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1・2 | 東葉高速線 | 下り | 八千代中央・東葉勝田台方面[6] | 2・3番ホームは主に当駅始発・回送が使用 |
3・4 | 上り | 船橋日大前・西船橋・中野方面[6] |
-
改札口(2008年10月)
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1・2番線ホームを望む(2007年1月)
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3・4番線ホームを望む(2019年7月)
発着列車の扱い
[編集]- 当駅で折り返し運転を行うには到着後、車内点検の後一旦車庫側へ引き上げる配線となっているため、ここ数年は行われていない(撮影列車などの運転を除く)。
- 2017年3月4日改正時点では下り・上り共に待避列車は存在しない。
- 当駅終着下り列車は全て2番線に到着する。当駅始発下り列車は主に2番線で扱い、一部列車では1番線から発車するものもある。
- 上り当駅始発・終着列車は3番線で扱う。上り回送電車は主に3番線で扱うが、4番線で扱う運用もある。
- かつて運行されていた東葉快速の上り待避列車は3番線、下り待避列車は2番線で扱っていた。
利用状況
[編集]- 2022年度の一日あたりの平均乗車人員は18,636人である[千葉県統計 1]。西船橋駅、北習志野駅についで9駅中3位であり、これは東葉高速線内接続する路線がない単独の駅としては最多である。
- 駅開業からコロナ禍まで、当駅の利用客数は減ることなく増加してきた。駅北西部にて、西八千代北部区画整理事業が行われ、(はぐみの杜、緑が丘西一〜八丁目)[7]計画人口は14,000人を見込んでおり、またそれと同時に船橋市側からのアクセスも整備されるため利用客数は増加、2018年には当駅の1日平均乗車人員が初めて20,000人を突破した。
- 近年の1日平均乗車人員推移は下表の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員[* 1] |
出典 |
---|---|---|
1996年(平成 | 8年)5,902 | [千葉県統計 2] |
1997年(平成 | 9年)8,303 | [千葉県統計 3] |
1998年(平成10年) | 9,316 | [千葉県統計 4] |
1999年(平成11年) | 9,915 | [千葉県統計 5] |
2000年(平成12年) | 10,547 | [千葉県統計 6] |
2001年(平成13年) | 10,971 | [千葉県統計 7] |
2002年(平成14年) | 11,441 | [千葉県統計 8] |
2003年(平成15年) | 11,662 | [千葉県統計 9] |
2004年(平成16年) | 12,201 | [千葉県統計 10] |
2005年(平成17年) | 13,753 | [千葉県統計 11] |
2006年(平成18年) | 14,331 | [千葉県統計 12] |
2007年(平成19年) | 14,998 | [千葉県統計 13] |
2008年(平成20年) | 15,364 | [千葉県統計 14] |
2009年(平成21年) | 15,496 | [千葉県統計 15] |
2010年(平成22年) | 15,781 | [千葉県統計 16] |
2011年(平成23年) | 15,856 | [千葉県統計 17] |
2012年(平成24年) | 16,378 | [千葉県統計 18] |
2013年(平成25年) | 16,995 | [千葉県統計 19] |
2014年(平成26年) | 17,441 | [千葉県統計 20] |
2015年(平成27年) | 18,139 | [千葉県統計 21] |
2016年(平成28年) | 18,526 | [千葉県統計 22] |
2017年(平成29年) | 19,462 | [千葉県統計 23] |
2018年(平成30年) | 20,233 | [千葉県統計 24] |
2019年(令和元年) | 20,525 | [千葉県統計 25] |
2020年(令和2年) | 15,974 | [千葉県統計 26] |
2021年(令和3年) | 16,801 | [千葉県統計 27] |
2022年(令和4年) | 18,636 | [千葉県統計 28] |
駅周辺
[編集]駅周辺には国道296号・千葉県道57号千葉鎌ケ谷松戸線・千葉県道61号船橋印西線が走り、ショッピングセンター・映画館など商業施設が近辺に広がっている。区画整理が進められており中高層マンションが立ち並び、開発が進んでいる。駅から八千代中央駅方面は、古くからの住宅街と新規に建築された住宅やマンションが混在する街並みが続いている。駅西側はゴルフセンター・テニスコート・工場などとして利用されてきたが、こちらにも宅地化が進行している。吉橋地区には工場が集約する。
北口
[編集]南口
[編集]- 八千代市役所 高津連絡所[8]
- 八千代警察署 高津交番
- 八千代市立緑が丘図書館・緑が丘プラザ - 2004年(平成16年)4月1日開館[10]
- 八千代市立高津中学校
- 八千代市立新木戸小学校
- 八千代高津郵便局
- イオンモール八千代緑が丘 - 2005年(平成17年)4月2日開店[11]
- イオン銀行 イオンモール八千代緑が丘
- ベルク 八千代緑が丘店
- タイヨー 八千代店
- サンドラッグ 八千代緑ヶ丘店
- ロピア ゆめまち習志野台モール店
- 生活協同組合コープみらい コープ八千代店
- マツモトキヨシ 八千代緑が丘店
- ウエルシア薬局 八千代緑が丘店・八千代大和田2号店
- ニトリ 八千代店
- おうちDEPO 西八千代店
- TSUTAYA 八千代大和田新田店
- 正願寺
- スポーツの杜公園
- 高津小鳥の森
- コーシン乳業 八千代事業所・千葉工場
バス路線
[編集]路線バスは北口のロータリーに発着する。なお公園都市通りからのバスは、南口のイオン前で降車扱いを行ってからロータリーへ移動する。停留所名は、ちばレインボーバスが「八千代緑が丘駅」、東洋バスが「緑が丘駅」である。
以前は船橋新京成バスが津田沼駅からの路線で乗り入れていたが、2024年7月16日をもって路線廃止となった。
のりば | 事業者 | 系統 | 行先 | 経由 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ちばレインボーバス | 神崎線 | 船尾車庫 睦小学校 |
吉橋・秀明学園・島田台 | 睦小学校行は八千代西高校を経由 |
2 | 緑が丘西線 | 7丁目北(循環) | |||
3 | 東洋バス | 41・43 | 八千代台駅 | コーシン牛乳・高津入口・消防本部前 | |
35 | 高津団地・高津川 | ||||
4 | 41・43 | 八千代中央駅・八千代医療センター | 京成バラ園・農業会館 | ||
5 | ちばレインボーバス | 神崎線 | 津田沼駅 | 自衛隊前・滝台 |
この他に秀明八千代中学校・高等学校、秀明大学のスクールバスが乗り入れる。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 各種統計データ(11.運輸・通信)
- ^ a b “21世紀に向け“発進” 東葉高速鉄道 盛大に開業祝う”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 13. (1996年4月28日)
- ^ “東葉高速線の駅名決まる”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 16. (1995年8月18日)
- ^ a b 八千代緑が丘駅エレベーター設置について (PDF) (東葉高速鉄道更新情報・インターネットアーカイブ・2011年時点の版)。
- ^ “八千代緑が丘駅にエレベーター設置 東葉高速”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 8. (2012年2月12日)
- ^ a b “八千代緑が丘駅|東葉高速鉄道”. www.toyokosoku.co.jp. 2020年3月15日閲覧。
- ^ “八千代市土地区画整理事業一覧表” (PDF). 八千代市 (2020年8月18日). 2021年5月8日閲覧。
- ^ a b [1]八千代市
- ^ “特定郵便局が開局へ 16日、八千代緑が丘駅前 市内で15番目”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 13. (2000年10月12日)
- ^ “図書館と公民館複合 八千代緑が丘プラザがオープン”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 4. (2004年4月2日)
- ^ “イオンが県内最大店 「八千代緑が丘SC」2日オープン スーパー核に122専門店”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 4. (2005年3月29日)
利用状況
[編集]- 私鉄の統計データ
- 千葉県統計年鑑
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 八千代緑が丘駅 - 東葉高速鉄道