八坂神社 (徳島県上板町)
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八坂神社 | |
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徳島県上板町にある八坂神社の本殿 徳島県上板町にある八坂神社の手水舎 | |
所在地 | 徳島県板野郡上板町西分滝ノ宮 |
主祭神 | 素戔嗚尊 |
社格等 | 旧郷社 |
創建 | 825年(天長2年) |
別名 | 瀧宮 |
例祭 | 10月28日 |
地図 |
八坂神社(やさかじんじゃ)は、徳島県板野郡上板町にある神社である。
歴史
[編集]825年(天長2年)に創建[1][2]。元々は一国一社滝宮牛頭天王と称し、西分村真言宗金光寺住職が別当として管理してきた[2]。
徳島藩主・蜂須賀家と関係が深く、1681年(延宝9年)に社殿改築の際には、御紋付幕や提灯、その他が寄付されている[2]。1843年(天保14年)に火災で社殿、拝殿などすべて焼失し、1846年(弘化3年)に社殿が再建される。1870年(明治3年)に神仏分離に際し、八坂神社と改称された[2]。
牛頭の守護神とされ、1789年(寛政元年)に願主安芸喜平の斡旋によって、神社前に馬場が造営された。それ以来、滝ノ宮の競馬は阿波国内の有名行事の一つとして有名になったが、1868年(明治元年)に撫養街道の交通妨害を理由に廃止された[2]。
また八坂神社の馬場では「打毬」(だきゅう)という乗馬の競技者が「さじ」という用具で毬をすくい上げて、所定の場所に投入する競技が昭和の初期まで行われていた[2]。
祭神
[編集]交通
[編集]- JR「石井駅」より車で約15分。
- 高松自動車道「板野インターチェンジ」より車で約10分。