八壺豆
表示
八壺豆(八壷豆、やつぼまめ)は豆菓子の一種で、三重県桑名市多度町の名物。多度豆(たどまめ)とも呼ばれる。
大豆を核にして、きな粉と砂糖水を混ぜたもので固めて3倍程度の大きさの球状にする[1]。その後、白砂糖で包み込んで作られる。
八壺豆は、多度大社の参詣者のための土産菓子として江戸時代に考案された[1]。現在も門前町の名物として親しまれている。八壺豆の名称は多度山の八壺渓谷に由来し、八壺渓谷にある、みそぎ滝のしぶきをかたどったものとされている[2]。
脚注
[編集]- ^ a b 桑名ふるさと検定実行委員会 編『桑名のいろは』桑名商工会議所、2007年、192頁。ISBN 4-9903866-0-4。
- ^ “申し込み制ハイキング 気軽に楽しむ体験観光 いにしえからの雅なお菓子「八壺豆(多度豆)」手づくり体験(電話申し込み制)”. K's PLAZA. 近畿日本鉄道. 2010年3月14日閲覧。
関連項目
[編集]- 紅梅焼…多度大社の門前町の名物
外部リンク
[編集]- 丸繁 八壺豆 味の特産品 桑名市観光ガイド - 桑名市役所