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共重合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
様々な共重合体の模式図。(1) 一般的な重合体、(2) 交互共重合体、(3) ランダム共重合体、(4) ブロック共重合体、(5) グラフト共重合体。

共重合(きょうじゅうごう、: copolymerization)とは、2種類以上のモノマーを用いて行う重合のこと[1]。生成するポリマーは共重合体 (: copolymer) と呼ばれる。2種類のモノマーを用いて生成されたポリマーは二元共重合体(バイポリマー)、3種類のモノマーを用いて生成されたポリマーは三元共重合体(ターポリマー)と呼ぶ[2]

例としては、スチレンゴム(SBR)スチレンブタジエンの共重合)、ダイネルアクリロニトリル塩化ビニルの共重合、ユニオン・カーバイド商標化学繊維)など。

重合機構や配列順序から以下のように分けられる。

  • 重合機構による分類
    • ラジカル共重合 - 
    • イオン共重合 -
    • 共縮合 - 
  • 単量体の配列による分類
    • ランダム共重合 - モノマーの配列に秩序のない共重合
    • 交互共重合 - 二種類のモノマーが交互に並んだ共重合
    • ブロック共重合 - 同種の単量体が長く連続した共重合
    • グラフト共重合 - 幹となる共重合にところどころに枝のように他の重合体が配列

参考文献

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  1. ^ IUPAC - copolymer (C01335)”. The IUPAC Compendium of Chemical Terminology. IUPAC. doi:10.1351/goldbook.C01335. 2020年5月8日閲覧。
  2. ^ 共重合”. 2014年1月1日閲覧。