兼山駅
表示
兼山駅 | |
---|---|
駅舎(1998年8月) | |
かねやま KANEYAMA | |
◄兼山口 (1.3 km) (1.8 km) 中野► | |
所在地 | 岐阜県可児郡兼山町 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 八百津線 |
キロ程 | 3.6 km(明智起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
338人/日 -1992年[1]- |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)10月1日 |
廃止年月日 | 2001年(平成13年)10月1日 |
兼山駅(かねやまえき)は、かつて岐阜県可児郡兼山町(現・可児市)にあった、名古屋鉄道八百津線の駅(廃駅)である。同線の廃線に伴い、2001年(平成13年)10月1日に廃駅となった。
歴史
[編集]- 1930年(昭和5年)
- 1940年(昭和15年)6月7日:ダム建設専用鉄道(0.6 km ガソリン機関車)が開通[2]
- 1943年(昭和18年)3月1日:名古屋鉄道が東美鉄道を合併、同社の美線の駅となる。
- 1948年(昭和23年)5月16日:線名改称により八百津線の駅となる。
- 1961年(昭和36年)度:貨物営業廃止[3]。
- 1969年(昭和44年)11月6日:無人化[4]。
- 2001年(平成13年)9月30日:八百津線廃線により廃駅となる。
駅構造
[編集]昔は交換設備や側線があり比較的構内は広くなっていたが、廃止時点では使用停止となり駅舎の反対側のみ使用の島式1面1線の無人駅になっていた。なお、無人化されても駅舎は残っていた。廃止時点では窓口はベニヤ板で固く覆われていた。
廃止後に駅舎は解体され、線路なども撤去され「みんなの駅ひろば」として整備されている。
配線図
[編集] ← 明智方面 |
→ 八百津方面 |
|
凡例 出典:[5] |
乗客・貨物の推移
[編集]- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は338人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中298位、広見線・八百津線(16駅)中12位であった[1]。
- 『『岐阜県統計書デジタルアーカイブ』』による統計は以下の通り(1936-1954年は該当項目なし、1964年以降はネット未公開)
年度 | 乗車人員 | 降車人員 | 貨物発送トン | 貨物到着トン |
---|---|---|---|---|
1930 | 19,444 | 19,142 | 149 | 1,312 |
1931 | 17,714 | 18,019 | 125 | 943 |
1932 | 14,481 | 14,673 | 106 | 950 |
1933 | 13,518 | 13,614 | 114 | 1,054 |
1934 | 14,085 | 14,405 | 111 | 962 |
1935 | 16,026 | 16,724 | 116 | 963 |
1955 | 151,206 | 100,788 | 451 | 1,133 |
1956 | 155,937 | 154,666 | 1,030 | 1,273 |
1957 | 174,350 | 173,356 | 775 | 1,449 |
1958 | 179,780 | 180,277 | 743 | 1,281 |
1959 | 185,736 | 188,010 | 1,513 | 783 |
1960 | 202,068 | 201,387 | 865 | 766 |
1961 | 206,502 | 206,961 | 0 | 0 |
1962 | 219,723 | 219,941 | 0 | 0 |
1963 | 228,969 | 230,836 | 0 | 0 |
駅周辺
[編集]- 岐阜県道365号和知兼山停車場線
- 兼山町役場
- 古城山(兼山城址)
- 兼山湊跡
- 兼山ダム