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内務省 (イギリス)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イギリスの旗 イギリス行政機関
内務省
Home Office
2マーシャム・ストリート
2マーシャム・ストリート
役職
内務大臣 イヴェット・クーパー
概要
所在地 ロンドンウェストミンスター地区、2マーシャム・ストリート、SW1P 4DF
設置 1782年3月27日
ウェブサイト
Official website
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内務省(ないむしょう、英語: Home Office)は、イギリス行政機関の一つで、出入国管理セキュリティ治安等に関する政策を所管する。英国内の警察保安局(MI5)を傘下に置く。

地方行財政コミュニティ政策は、1951年に設立された「住宅および地方行政省」の後身である住宅・コミュニティ・地方自治省が所管している。内務省と住宅・コミュニティ・地方自治省は、合同庁舎である2マーシャム・ストリートに入居している。かつては、刑務所や保護観察行政も担っていたが、これらは2007年に分離、憲法事項省英語版と合併して司法省となった。

公文書や英国議会の議事においては、Home Departmentの名称にて言及されることもある[1]

組織

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内務省の長は、内閣の一員(閣内相、閣僚)の内務大臣[2]であり、これは英国の四大閣僚のうちの1つとして扱われている。省務は、上級公務員の事務次官(Permanent Secretary)により支えられている。

2023年3月現在、内務省は以下の部局・組織から構成されている。

※ 英語名内の「HM」とは、「His(Her) Majesty's」(陛下の)の略。

幹部

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  • 内務大臣 (Secretary of State for the Home Department)
  • 安全保障担当閣外大臣 (Minister of State (Minister for Security))
  • 出入国管理担当閣外大臣 (Minister of State (Minister for Immigration))
  • 犯罪・警察・消防担当閣外大臣 (Minister of State (Minister for Crime, Policing and Fire))
  • 主務大臣担当政務次官 (Parliamentary Under Secretary of State (Lords Minister))
  • 安全保障担当政務次官 (Parliamentary Under Secretary of State (Minister for Safeguarding))
  • 政務次官 (Parliamentary Under Secretary of State)
  • 事務次官 (Permanent Secretary)
  • 事務次官補 (Second Permanent Secretary)
  • 科学技術顧問 (Chief Scientific Adviser, Director General, Science, Technology, Analysis and Research)
  • 無任所参事官 (Non-Executive Director)

省外の機関 (Non-ministerial Government Departments)

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監察機関 (Inspectorates)

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内部部局 (Divisions)

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外局 (Executive Agency)

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審議会等 (Advisory)

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審判機関 (Tribunal)

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その他の附属機関

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  • 審査官室 (The Adjudicator’s Office)
  • 警察学校 (College of Policing)
  • 過激派対策委員会 (Commission for Countering Extremism)
  • 科学捜査審議官 (Forensic Science Regulator)
  • 独立犯罪被害者対策委員会 (Independent Family Returns Panel)
  • 独立テロ対策評価官 (Independent Reviewer of Terrorism Legislation)
  • 調査権限審判所事務局 (Investigatory Powers Commissioner's Office)
  • 国家テロ対策事務局 (National Counter Terrorism Security Office)
  • 国家犯罪対策庁報酬審査会 (National Crime Agency Remuneration Review Body)
  • 情報通信記録事務局 (Office for Communications Data Authorisations)
  • セキュリティ・サービス (The Security Service)

かつて存在した機構

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脚注

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注釈

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  1. ^ 2013年、身分証明および旅券局(Identity and Passport Service)から名称変更された[3]

出典

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  1. ^ Department of the Official Report (Hansard), House of Commons, Westminster (2008年6月9日). “Hansard - Oral Questions to the Home Department - 9 June 2008”. Publications.parliament.uk. 2010年6月19日閲覧。
  2. ^ Webb, Thomas (2017-10). “Pham v Secretary of State for the Home Department [2015 UKSC 19, Supreme Court”]. Law Trove. doi:10.1093/he/9780191842832.003.0018. https://doi.org/10.1093/he/9780191842832.003.0018. 
  3. ^ Identity and Passport Service”. 2021年6月12日閲覧。

外部リンク

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座標: 北緯51度29分45秒 西経0度7分48秒 / 北緯51.49583度 西経0.13000度 / 51.49583; -0.13000