内外ゴム
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | 内外ゴム |
本社所在地 |
日本 〒674-0084 兵庫県明石市魚住町西岡2050番地 北緯34度42分11.3秒 東経134度53分41.6秒 / 北緯34.703139度 東経134.894889度座標: 北緯34度42分11.3秒 東経134度53分41.6秒 / 北緯34.703139度 東経134.894889度 |
設立 | 1913年(大正2年)7月1日 |
業種 | ゴム製品 |
法人番号 | 1140001009744 |
事業内容 | 自動車タイヤ用チューブ |
代表者 | 代表取締役社長 土井 正孝 |
資本金 | 1億2,000万円 |
純利益 |
1億2,500万円 (2024年5月期)[1] |
総資産 |
73億8,700万円 (2024年5月期)[1] |
従業員数 | 約200人〔※正規従業員数、2017(平成29)年5月31日現在〕 |
主要株主 |
住友ゴム工業 あいおいニッセイ同和損害保険 三井住友銀行 みなと銀行 |
外部リンク | http://www.naigai-rubber.co.jp/ |
内外ゴム株式会社(ないがいゴム)は、自動車用チューブや配管器材、フロート、ダイヤフラム、軟式野球ボール、ソフトボール、サンダルなどのゴム製品、加速度センサの製造・販売を行う日本の企業である。本社は兵庫県明石市。ビーチサンダルを開発したことで知られる。
沿革
[編集]- 1913年(大正2年) - 岡崎忠雄(元神戸銀行頭取。岡崎財閥も参照)など、神戸財界の有力者によって設立。
- 1920年(大正9年) - 陸軍省指定工場となり、航空機用ゴム管を生産。
- 1923年(大正12年) - 鉄筋3階建の工場建設、輸入機械設備を増設。自動車タイヤチューブの生産開始。
- 1926年(大正15年) - 海軍省指定工場となり、船舶用ゴム製品を納入。
- 1931年(昭和6年) - 軍需省管理工場に指定され、明石工場を増設。航空機用タイヤなどを増産。
- 1946年(昭和21年) - 商工省指定事業場。兵庫県重要工場の指定をうけ、民需品の生産に転換。
- 1947年(昭和22年) - 野球ボール、もみすり機用ゴムロールの製造に着手。
- 1949年(昭和24年) - 準硬式ボール(トップボール)を発明開発。
- 1950年(昭和25年) - ソフトボールを発明考案。
- 1951年(昭和26年) - 特許「独立気泡スポンジゴムの製造法」を発明[2]。
- 1953年(昭和28年) - 合成ゴムによる漁網用浮子を開発。
- 1954年(昭和28年) - レイ・パスチン(米)のデザインによる、ビーチウオーク・サンダルを試作[3]。
- 1955年(昭和29年) - 内外ゴムで作られたビーチサンダルを神奈川県三浦郡葉山町にある「げんべい商店」が日本の小売店で初めて販売。
- 1972年(昭和47年) - 住友ゴム工業(株)と業務提携。自動車チューブ工場を新設。
- 1979年(昭和54年) - 神戸営業部を開設。
- 1980年(昭和55年) - 福岡営業所を開設。
- 1981年(昭和56年) - 都市ガス、プロパンガス計量膜の生産工程自動化ライン完成。
- 1983年(昭和58年) - 創立70周年を機に、C.I.S(コーポレート・アイデンティティ・システム)、B.I.S(ブランド・アイデンティティ・システム)を導入。
- 1985年(昭和60年) - 名古屋営業所開設。
- 1990年(平成2年) - チューブ出荷センターが竣工し、物流部門の充実をはかる。
- 1999年(平成11年) - 3軸静電容量型加速度センサを開発。
- 2001年(平成13年) - ISO 9001の認証取得。
- 2003年(平成15年) - ISO 14001の認証取得。
- 2008年(平成20年) - センサ事業部 ISO 9001の認証取得。
関連項目
[編集]- 準硬式野球 - 準硬式野球というカテゴリを開拓した企業として知られる。
- 軟式野球
- ソフトボール
- ビーチサンダル
- ゆうボール
- 嘉藤栄吉 - 高校野球最長の試合である中京商対明石中延長25回に出場した二塁手。戦後入社し、準硬式野球のボール開発に携わった。
脚注
[編集]- ^ a b 内外ゴム株式会社 第89期決算公告
- ^ スポンジゴム製品の革命をもたらす。
- ^ ビーチサンダル輸出ブームのきっかけとなる。