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内田能嗣

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内田 能嗣(うちだ よしつぐ、1934年1月3日 - 2024年11月7日)は、日本英文学者帝塚山学院大学名誉教授。医師内田千秋は息子。

来歴

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1962年大阪大学文学部仏文科卒業。1971年大阪市立大学大学院文学研究科博士課程(英文学専攻)単位取得満期退学

帝塚山学院大学助教授教授、文学部長、副学長、2005年定年退任、名誉教授関西外国語大学教授、2009年退職。日本ブロンテ協会顧問。

ジョージ・エリオットブロンテ姉妹など19世紀英国女性作家が専門。

著書 

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  • 『ジョージ・エリオットの前期の小説 モラリティを求めて』(創元社) 1989.11
  • 『イギリス文学史』(大阪教育図書) 1999.4

共編著 

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  • 『イギリス文学 研究と鑑賞』1 - 2(岸本吉孝共編、創元社) 1979 - 1982
  • 『教養のためのイギリスの文学』(杉本竜太郎共編、東海大学出版会) 1985.3
  • 『イギリス文学評論』1 - 4(杉本竜太郎共編、創元社) 1986 - 1992
  • 『英語・英米文学ハンドブック』(杉本竜太郎共編、創元社) 1988.6
  • 『イギリス文学を読む 流れと諸相』(杉本竜太郎共編、創元社) 1994.4
  • トマス・ハーディのふるさと』(大榎茂行共編、京都修学社) 1995.11
  • 『イギリス小説入門』(創元社) 1997.10
  • 『ブロンテ姉妹の時空 三大作品の再評価』(中岡洋共編、北星堂書店) 1997.12
  • 『英語・英米文学の光と陰』(植苗勝弘, 山本紀美子共編、京都修学社) 1998.3
  • 『ブロンテ姉妹小事典』(研究社出版) 1998.4
  • 『ブロンテ文学のふるさと 写真による文学鑑賞』(中岡洋共編、大阪教育図書) 1999.7
  • 『ヴィクトリア朝の小説 女性と結婚』(英宝社) 1999.9
  • アン・ブロンテ論』(中岡洋共編、開文社出版) 1999.10
  • 『ジョージ・エリオットの時空 小説の再評価』(海老根宏共編、北星堂書店) 2000.6
  • 『ブロンテ姉妹を学ぶ人のために 』(中岡洋共編、世界思想社) 2005.2
  • 『感動愛の物語11章 あらすじで読むイギリスの名作』(中岡洋共編、ひょうたん書房、ひょうたん新書) 2005.6
  • 『ジェイン・オースティンを学ぶ人のために』(塩谷清人共編、世界思想社) 2007.9
  • 『あらすじで読むジョージ・エリオットの小説』(原公章共編、大阪教育図書) 2010.2
「サイラス・マーナー」「ミドル・マーチー地方生活の研究」「フロス河の水車場」・その他
  • 『ブロンテ姉妹の世界』(ミネルヴァ書房) 2010
  • 『あらすじで読むジェイン・オースティンの小説』(惣谷美智子共編、大阪教育図書) 2012.7
ノーサンガー・アベイ」「分別と多感」「高慢と偏見」「エマ」「説得」・その他

翻訳

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  • 『貴婦人の群れ』(トマス・ハーディ、上山泰共訳、千城) 1983.4
  • 『現代カナダ短編小説集』第1 - 2巻(大阪教育図書) 1998
  • 『トマス・ハーディ短編全集』全5巻(大榎茂行, 深澤俊, 高桑美子共監訳、大阪教育図書) 2000 - 2003
  • 『ブロンテ家の人々』(ジュリエット・バーカー、中岡洋共監訳、彩流社) 2006.10
  • 『居場所の定まらない女』(ジョン・ウェイン、上山泰, 國府田安奈共訳、大阪教育図書) 2006.12
  • 『自分だけの空の下に』(ジョン・ウェイン、岸本吉孝, 國府田安奈共訳、大阪教育図書) 2007.10
  • 『ブロンテ姉妹の作家としての生涯 シャーロットとエミリを中心に』(トム・ウィニフリス, エドワード・チタム、早瀬和栄, 宮川和子共訳、英宝社) 2009.7
  • ジェイン・オースティンの生涯 小説家の視座から』(キャロル・シールズ、惣谷美智子共監訳、世界思想社) 2009.5

脚注

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