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内田雄一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

内田 雄一郎(うちだ ゆういちろう、1966年2月8日 - )は、日本のベーシスト作曲家東京都中野区出身。愛称は『うっちー』。インディーズ時代に使っていた芸名は「ユウ」、「ゆう」、「内田ユウ」など。日本大学鶴ヶ丘高等学校卒業。

筋肉少女帯、水戸華之介&3-10chain、NESSのメンバー。筋肉少女帯の大槻ケンヂとは中学校からの付き合いである。

経歴

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人物

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  • 筋肉少女帯のオリジナルメンバーであり、唯一バンドを離れたことがない。同バンド結成当初はキーボード(エレクトーン)を担当していたが、大槻がベースを弾きながらだと歌えなかったため、ポジションチェンジでベースを弾くようになる。メジャーデビュー後は、主に「スペクター NS-2 OIL」を使用。ピック弾きであり、「下品な音」を心掛けているという[1]
  • 影響を受けた音楽は、エマーソン・レイク・アンド・パーマーキング・クリムゾンイエスといったプログレッシブ・ロックが主で、他に沢田研二野口五郎太田裕美といった歌謡曲も愛聴している[2]
  • 非常に寡黙で大人しい人物であり、筋肉少女帯がトーク番組に出演した時など、決まって一人静かに座っており、話を振られてようやく二言三言話す、というのが常である。また、天然パーマであり、インディーズ時代から髪をそのまま長く伸ばしていたが、筋肉少女帯が活動を再開した2000年代中頃からは縮毛矯正をしている。
  • 大槻と同じで大のプロレスファンであり、家ではいつもFIGHTING TV サムライをつけているという[3]。また、ゲーム好きとしても知られ、週刊ファミ通に連載を持っていたほどである。
  • 30年近いMacintoshユーザーである[4]シムシティがリリースされた当時、ツアーにデスクトップ型のMacintoshを担いで持ち運んでいた逸話を持つ。
  • 子供の頃は漫画家に憧れ、大槻と共に漫画家を目指していた。そのせいもあってアニメ・漫画文化に詳しい。特にB級ホラー漫画が好みであり、その趣味は筋肉少女帯の世界観にも反映されている。ひばり書房の単行本や、いばら美喜好美のぼるといったマニアックな作家の貸本漫画を多数所持している。

逸話

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小学6年生の時、家が火事で全焼した(幸い犠牲者は出なかった)。その後、中学校に進学し大槻と知り合ったのだが、たまたまその火事を目撃していた大槻が「ところであの火事を見たかい?すごかったね。あの家にいた奴は、もうボーボー燃えちゃって、今頃、天国に逝っちゃってんだろうねぇ?」などと話してきたため、内田は憮然とした顔で振り向き、「あれは、僕の家だよ。」と答えた[5][6][7]
このエピソードは、事あるごとに大槻が笑い話として披露しており、筋肉少女帯にまつわる有名なエピソードの一つとなっている。

作品

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CD

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  • SWITCHED ON KING-SHOW(2017年1月、Beat Surfers)

DVD

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出典・脚注

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  1. ^ 「ベース・マガジン」1993年7月号 vol.39 (リットーミュージック
  2. ^ 「ベース・マガジン」1995年12月号
  3. ^ 真夜中のハーリー&レイス」 (アール・エフ・ラジオ日本、2013年6月5日放送)
  4. ^ MacPeople」1996年7月号
  5. ^ ライブDVD 『筋少祭りだ!90分
  6. ^ 大槻ケンヂ 『のほほん雑記帳』(角川文庫) P.151-152
  7. ^ 人間椅子倶楽部」 第29回 (青森朝日放送、1998年)

外部リンク

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