コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

冨岡聖平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
冨岡 聖平
オークランド・アスレチックス(マイナー)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 富山県黒部市
生年月日 (1996-02-29) 1996年2月29日(28歳)
身長
体重
180 cm
89 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2020年 アマチュアFA
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

冨岡 聖平(とみおか しょうへい、1996年2月29日 - )は、富山県黒部市出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBオークランド・アスレチックス傘下所属。

経歴・人物

[編集]

プロ入り前

[編集]

富山県黒部市に生まれる。小学生の頃からメジャーリーガーに憧れており[1]黒部市立田家小学校3年生の時に田家イーグルスで野球を始める[1][2]黒部市立鷹施中学校では軟式野球部に所属し、三塁手としてプレー[1]

高校は富山県立桜井高等学校に進学し、投手転向[1]。3年時最後の大会である2013年富山大会では決勝まで進出するも富山第一高等学校に2-4で敗れ[3]、惜しくも甲子園出場を逃した。

大学は東洋大学に進学し、硬式野球部に所属[1]。しかし故障の影響もあり、リーグ登板は4年間で6試合に終わる[1]

大学卒業後はバイタルネットに就職し、新潟市を拠点とする社会人野球硬式野球部で2年間プレー[1][4]先発リリーフをこなした[1]2019年限りで退社。

アスレチックス傘下時代

[編集]

2019年11月9日に都内で行われたオークランド・アスレチックスの投手限定入団テストに参加し[2]、アスレチックスとのマイナー契約を勝ち取り[5]、翌2020年1月29日、正式に契約[5]。この年は新型コロナウイルス感染拡大の影響でマイナーリーグが開催されなかったため、公式戦での登板はなかった。

2021年にA+級ランシング・ラグナッツでプロデビュー。25試合(うち先発9試合)に登板し、67防御率4.65という成績だった。

2022年もA+級ランシング・ラグナッツで21試合(うち先発2試合)に登板し、0勝4敗2セーブ、防御率7.32という成績だった。

2023年はAA級ミッドランド・ロックハウンズへ昇格して開幕を迎えた。29試合に登板し、2勝0敗2セーブ、防御率3.02、奪三振率10.68と活躍を見せ、8月にAAA級ラスベガス・アビエイターズへ初昇格した[6]

2024年はAA級ミッドランドで39試合に登板し、2勝4敗1セーブ、防御率4.14という成績だった。

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h 中田康博 (2020年2月2日). “無名23歳右腕・冨岡聖平、メジャー昇格へ「160キロ出す」…アスレチックスとマイナー契約”. スポーツ報知. https://hochi.news/articles/20200201-OHT1T50211.html?page=1 2023年3月15日閲覧。 
  2. ^ a b 長森謙介「【富山】聖(ショー)タイム夢見て奮投 黒部出身・冨岡投手 米マイナー1年」『中日新聞』2021年12月20日。2023年3月15日閲覧。
  3. ^ 2013年度高等学校野球選手権富山大会結果”. 富山県高等学校野球連盟. 2023年3月13日閲覧。
  4. ^ 「富山から世界へ 大リーグとマイナー契約・黒部出身、冨岡選手 古里の社会人野球選手らエール /富山」『毎日新聞』2020年2月13日。
  5. ^ a b 冨岡聖平「テスト生募集の記事」運命的MLB契約」『日刊スポーツ』2020年1月30日。2023年3月13日閲覧。
  6. ^ アスレチックス冨岡聖平が初の3A昇格 NPB経験ない右腕がメジャー昇格へあと1歩に迫る」『日刊スポーツ』2023年8月14日。2023年10月30日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]