出れんの!?サマソニ!?
出れんの!?サマソニ!?(でれんのサマソニ)は、SUMMER SONIC主催の一般応募による出演オーディション。2009年から開催。
これまでに錯乱前線、Open Reel Ensemble、神聖かまってちゃん、ソノダバンド、OverTheDogs、THEラブ人間、つるうちはな、WHITE ASH、GOODWARP、コレサワ、グッバイフジヤマ、Cö shu Nie、ヤバイTシャツ屋さん、ЯeaL、Sano ibuki、The Songbards、世田谷ボーイズ、キイチビール&ザ・ホーリーティッツ、ハンブレッダーズ、Seven Billion Dots、秋山黄色、Kroi等を輩出した。
歴史
[編集]2009年
[編集]『出れんの!?サマソニ!? e+エンタメ市場《meets》×SUMMER SONIC 09』という名称でスタート。
YouTubeにて公開された動画をもとに一般投票を行い、得票数の多いアーティストの中から大谷ノブ彦(ダイノジ)、寺岡呼人、阿部義晴、岩崎慧(セカイイチ)、磯貝サイモン、広沢タダシ、ミドリカワ書房、曽我部恵一、いしわたり淳治、今井了介らが選考。
総勢2106組の応募から審査により16組が選ばれ、15組がSUMMER SONIC 09のSIDE-SHOW MARINEステージ及びSONIC STAGEステージでライブが行われた[1]。
受賞者
賞 | 受賞者 |
---|---|
寺岡呼人賞 クリマン賞 |
Who the Bitch(SONIC STAGEオープニングアクト) |
阿部義晴賞 | DESTROIC |
今井了介賞 | The Open Reel Ensemble(2012年commmonsからメジャーデビュー) |
いしわたり淳治賞 広沢タダシ賞 |
moja |
ミドリカワ書房賞 | 世田谷ボーイズ |
岩崎慧賞 磯貝サイモン賞 |
へきれき |
その他の選考者
- Electric Eel Shock
- 神聖かまってちゃん(2010年ワーナーミュージック・ジャパンからメジャーデビュー)
- 機材トラブルなどで1曲のみで終了
- スティーヴエトウ
- ソノダバンド
- TABASCO
- noid
- hello!
- Papersky
- musiquo musiqua
- mocidade vagabunda bateria nota 1000
2010年
[編集]応募総数1840組。受賞した14組の内、MOROHAは一般投票300位圏外だったため曽我部恵一賞を受賞したにもかかわらず出場できなかった。これについて賞を贈った曽我部恵一は審査方法ならびにライブチェックのやり方に強い不満を訴えている[2]。また、2018年にMOROHAがSUMMER SONIC本ステージに出場になった際にはステージ上で「ザマアミロと思ってます。審査員は曽我部恵一以外フシアナでした」とコメントした[3]。
受賞者
賞 | 受賞者 |
---|---|
寺岡呼人賞 いしわたり淳治賞 箭内道彦賞 |
OverTheDogs(2011年FOGHORNからメジャーデビュー) |
クリマン賞 | white white sisters(SONIC STAGEオープニングアクト[4]) |
今井了介賞 | 大神:OHGA(オオガ) |
堂島孝平賞 | mississippiroid |
曽我部恵一賞(特別賞) | MOROHA |
大谷ノブ彦賞 | THIS IS PANIC |
その他の選考者
- おもしろ三国志
- 栗コーダーカルテット
- THEラブ人間(2011年FlyingStar Recordsからメジャーデビュー)
- 水中、それは苦しい
- 太平洋不知火楽団
- チープトリップ
- MI-CA-NN(ミカン)
- やまのいゆずる
2011年
[編集]応募総数1260組。応募条件は「メンバー全員15歳以上」「日本に居住している」「『SUMMER SONIC 2011』幕張公演および最終審査に参加可能」「2010年の『出れんの!?サマソニ!?』ステージに出演していない」で、性別、国籍、プロ・アマは問わない[5]。13組がSUMMER SONIC 2011に出演[6]。
受賞者
賞 | 受賞者 |
---|---|
寺岡呼人賞 広沢タダシ賞 |
The cold tommy(2015年cutting edgeからメジャーデビュー) |
クリマン賞 | palitextdestroy(パリテキストデストロイ)(SONIC STAGEオープニングアクト) |
大谷ノブ彦賞 Be.浜崎快声賞 |
ゴマアブラ |
大谷ノブ彦賞 広沢タダシ賞 |
ザ・ラヂオカセッツ |
大谷ノブ彦賞 | STAn |
寺岡呼人賞 湯浅篤賞 |
ダニースミス・プロジェクト |
湯浅篤賞 磯貝サイモン賞 |
つるうちはな(2019年日本コロムビアからメジャーデビュー) |
いしわたり淳治賞 大谷ノブ彦賞 Be.佐藤健治賞 |
WHITE ASH(2013年バップからメジャーデビュー) |
磯貝サイモン賞 | 恋 -REN- |
その他の選考者
2012年
[編集]応募総数1228組の中から14組が出場。今回より応募はYouTubeへの動画公開のみとなる[7]。
受賞者
賞 | 受賞者 |
---|---|
鈴木Daichi秀行賞 | aquarifa |
いしわたり淳治賞 | うみのて |
湯浅篤賞 | Crimson |
寺岡呼人賞 大谷ノブ彦賞 |
志磨参兄弟(ジャイナマニア-SUMMER SONIC前夜祭-出演) |
クリマン賞 ローリングストーン誌賞 |
STOROBOY(SONIC STAGEオープニングアクト) |
クリマン賞 | Btype Qualia(BEACH STAGEオープニングアクト) |
広沢タダシ賞 磯貝サイモン賞 |
healah(ヒーラ) |
その他の選考者
- EMPTY KRAFT
- 狐火
- GOODWARP(2016年バップからメジャーデビュー)
- コレサワ(2017年日本クラウンからメジャーデビュー)
- コンテンポラリーな生活
- 城領明子
- podo
2013年
[編集]受賞者
賞 | 受賞者 |
---|---|
磯貝サイモン賞 | amamori |
本間昭光賞 | give me wallets |
いしわたり淳治賞 | 恋する円盤 |
寺岡呼人賞 クリマン賞 |
HAPPY(SONIC STAGEオープニングアクト) |
大谷ノブ彦賞 | ビレッジマンズストア |
大谷ノブ彦賞 | みそっかす |
ジョージ・ウィリアムズ賞 | ROTH BART BARON |
広沢タダシ賞 Google+特別賞 |
ROBIN'S EGG BLUE |
Google+特別企画 | アトリエディ/DYTH/Ames Room/Red High-Heel[8] |
2013年枠 | むすめん。 |
その他の選考者
2014年
[編集]今回より「演奏部門」「パフォーマンス部門」の2部門に分けられた[9]。
受賞者
賞 | 受賞者 |
---|---|
演奏部門 | |
寺岡呼人賞 | グッバイフジヤマ(2017年インペリアルレコードからメジャーデビュー) |
クリマン賞 | Christopher Allan Diadora |
いしわたり淳治賞 藤田琢己賞 |
THEこっけんろーるBAND |
クリマン賞 | DATS |
大谷ノブ彦賞 | PAN |
多保孝一賞 | MONSTER大陸 |
パフォーマンス部門 | |
近藤良平賞 s**t kingz賞 |
ばい菌持ってる鳩 |
九瓏ケント賞 | pin'X |
その他の選考者
2015年
[編集]音楽部門、ダンス部門の2部門を募集[10]。
賞 | 受賞者 |
---|---|
音楽部門 | |
いしわたり淳治賞 | eimie |
寺岡呼人賞 | Cö shu Nie(2018年ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズからメジャーデビュー) |
磯貝サイモン賞 | ホタルライトヒルズバンド |
大谷ノブ彦賞 | ヤバイTシャツ屋さん(2016年ユニバーサルシグマからメジャーデビュー) |
寺岡呼人賞 レインボー賞 |
ЯeaL(2015年SMEレコーズからメジャーデビュー)(RAINBOW STAGEオープニングアクト[11]) |
藤田琢己賞 | WONDERVER |
クリマン賞 | 該当者なし |
ダンス部門 | |
s**t kingz賞 仲宗根梨乃賞 |
ALEG-Re |
近藤良平賞 | TEAM JAtoJA |
その他の選考者
2016年
[編集]審査員別の賞が廃止。応募総数3400組から16組のファイナリストが選ばれた[12]。
受賞者
賞 | 受賞者 |
---|---|
CREATIVEMAN賞 | w.o.d.(SONIC STAGE出演) |
RAINBOW賞 | シンガロンパレード(RAINBOW STAGE出演) |
BEACH賞 | THE NUGGETS、DJ RYOYA(RAINBOW STAGE出演) |
ISLAND賞 | アイランドステージ出演 |
2017年
[編集]応募総数3600組から19組のファイナリストが選ばれた。GARDEN賞、SONIC MANIA賞は最終ライブ審査により急遽追加[13]。
受賞者
賞 | 受賞者 |
---|---|
フジソニック賞 CREATIVEMAN賞 |
Sano ibuki(2019年EMI Recordsからメジャーデビュー) |
マグロック賞 RAINBOW賞 |
The Songbards(2019年Getting Betterからメジャーデビュー) |
BEACH賞 | 浪漫革命、シシノオドシ |
SPACE ODD賞 | Dos Monos |
GARDEN STAGE賞 | キイチビール&ザ・ホーリーティッツ |
SONIC MANIA賞 | Mississippi Khaki Hair |
ISLAND賞 |
2018年
[編集]応募総数3500組から14組のファイナリストが選ばれた。
出演者
ステージ | 受賞者 |
---|---|
Japan Nite&RAINBOW STAGE | ステレオガール |
マグロック&フジソニック&SONIC STAGE | Rocket of the Bulldogs |
BEACH STAGE | Seven Billion Dots、Normcore Boyz |
JUNGLE STAGE |
2019年
[編集]応募総数3900組から10組のファイナリストが選ばれた[14]。
出演者
ステージ | 受賞者 |
---|---|
RAINBOW STAGE | UMEILO、SULLIVAN's FUN CLUB |
Billboard JAPAN STAGE | 橋本優紀、Chapman、クジラ夜の街 |
SONIC STAGE | Johnnivan、CVLTE |
BEACH STAGE | THE ティバ、Tajyusaim Boyz、Kroi、 |
2020年
[編集]この年はSUMMER SONICが行われないため、それに変わるイベント「SUPERSONIC」への出演権を懸けたオーディション「出れんの!?スパソニ!?」に変更。応募期間2020年4月3日~5月15日。[15]6月27日、1861組から41組が2次審査を通過。最終審査を7月13日、14日、16日に行う予定[16]だったが、「SUPERSONIC」が開催延期に伴い、オーディションを仕切り直すことを発表した。最終審査に出演予定だった41組は来年のオーディションへのシード権が与えられた。
2022年
[編集]出演者
ステージ | 受賞者 |
---|---|
SONIC STAGE | Kanna |
SONIC STAGE | Absolute area |
BEACH STAGE | Black Leech |
BEACH STAGE | メとメ |
PACIFIC STAGE | SARM |
PACIFIC STAGE | サバシスター |
2023年
[編集]出演者
ステージ | 受賞者 |
---|---|
PACIFIC STAGE | 超☆社会的サンダル |
SONIC STAGE | トンボコープ |
PACIFIC STAGE | Apes |
Spotify RADAR:Early Noise Stage | カラコルムの山々 |
Spotify RADAR:Early Noise Stage | Khaki |
Spotify RADAR:Early Noise Stage | redmarker |
SONIC STAGE | MELT4 |
PACIFIC STAGE | 鋭児 |
MASSIVE STAGE | Black petrol |
MASSIVE STAGE | Mlle. |
MASSIVE STAGE | Summer Whales |
MASSIVE STAGE | おとなりにぎんが計画 |
脚注
[編集]- ^ Inc, Natasha. “サマソニ一般応募枠にEES、神聖かまってちゃんら16組”. 音楽ナタリー. 2023年10月26日閲覧。
- ^ e+エンタメ市場《meets》 ×SUMMER SONIC 10
- ^ Inc, Natasha. “【ライブレポート】back numberら熱演の「SUMMER SONIC」1日目、ノエル・ギャラガー13年ぶり登場(写真36枚)”. 音楽ナタリー. 2023年10月26日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “サマソニ一般応募枠に栗コーダー、水中、三国志ら出演”. 音楽ナタリー. 2023年10月26日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “新人発掘「出れんの!?サマソニ!?」今年も開催”. 音楽ナタリー. 2023年10月26日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “サマソニ大阪にMIDNIGHT SONIC&SILENT DISCO登場”. 音楽ナタリー. 2023年10月26日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “新人発掘「出れんの!? サマソニ!?」今年はYouTubeエントリー”. 音楽ナタリー. 2023年10月26日閲覧。
- ^ 出れんの!?サマソニ!?
- ^ Inc, Natasha. “サマソニにピクピクン、青SHUN学園、PANら”. 音楽ナタリー. 2023年10月26日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “「出れんの!?サマソニ!?」にЯeaL、ホタバン、テキサム、FINLANDSら”. 音楽ナタリー. 2023年8月12日閲覧。
- ^ 出れんの!?サマソニ!?
- ^ Inc, Natasha. “「SUMMER SONIC」“出れサマ”枠16組が決定”. 音楽ナタリー. 2023年10月26日閲覧。
- ^ “『出れんの!?サマソニ!? 2017』受賞結果を一挙発表! 史上最多の受賞ステージ数に | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス”. SPICE(スパイス)|エンタメ特化型情報メディア スパイス. 2023年10月26日閲覧。
- ^ 出れんの!?サマソニ!? 2019
- ^ “「出れんの!?サマソニ!?」が「出れんの!?スパソニ!?」として東京・大阪2会場で開催決定! | indienative” (2020年4月3日). 2023年10月26日閲覧。
- ^ “『出れんの!?スパソニ!?』2次審査通過者にAATA、aimi、Furui Riho、グローバルシャイ、C SQUARED、MÖSHIら - Spincoaster (スピンコースター)” (2020年6月27日). 2023年8月12日閲覧。