出淵敬子
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出淵 敬子(いずぶち けいこ、1937年10月16日[1] - )は、日本の英文学者。日本女子大学名誉教授。専攻はイギリス小説、特にジェイン・オースティン、サミュエル・リチャードソン、ヴァージニア・ウルフなど[2]。
人物・来歴
[編集]東京生まれ[3]。1961年、日本女子大学文学部英文学科卒業[3]。1965年東京大学大学院人文科学研究科英語英文学専攻修士課程修了、1970年同博士課程満期退学[3]。1968年コロンビア大学大学院英語英文学・比較文学専攻修士課程修了[3]。桐朋学園大学音楽学部を経て、1972年日本女子大学英文学科専任講師、1976年助教授、1984年同教授、2006年名誉教授[3]。夫は出淵博。
共著編
[編集]- 『イギリスの心理小説』内多毅監修、塩谷清人ほか共著、東海大学出版会, 1985
- 『読書する女性たち イギリス文学・文化論集』編著、彩流社, 2006
- 『西部戦線異状あり 第一次世界大戦とイギリス女性作家たち』慶應義塾大学出版会, 2011
- 河内恵子編著、上田敦子、遠藤不比人、大道千穂 共著
翻訳
[編集]- クウェンティン・ベル『ブルームズベリー・グループ 二十世紀イギリス文化の知的良心』
- ヴァージニア・ウルフ『ジェイコブの部屋』「著作集 2」みすず書房, 1977/文遊社, 2021
- ヴァージニア・ウルフ『ある犬の伝記』晶文社, 1979
- 新版『フラッシュ 或る伝記』みすず書房, 1993/白水Uブックス、2020
- ヴァージニア・ウルフ『存在の瞬間 回想記』J.シュルキンド編、共訳、みすず書房, 1983
- クエンティン・ベル『ラスキン』晶文社, 1989
- 『恋する作家たち 107通のラヴレター』キャシー・N.デイヴィドソン編、監・共訳、DHC, 1994
- ヴァージニア・ウルフ『女性にとっての職業 エッセイ集』川本静子共監訳. みすず書房, 1994
- ヴァージニア・ウルフ『三ギニー 戦争と女性』「コレクション」みすず書房, 2006
- レイ・ストレイチー『イギリス女性運動史 1792-1928』みすず書房, 2008、新版2018
- 栗栖美知子共監訳、吉田尚子・山内藤子・奥山礼子・佐藤千佳・山本優子・三神和子共訳